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顔面神経麻痺(おそらくベル麻痺)治療による入院メモ、雑記その1

口から水が溢れる?

 2021年2月27日晩、歯磨き中、口をゆすぐときに右からポタポタこぼれてしまうことに気づきました。うまく口を閉じられなくなっているようです。というか力がしっかり入りません。鏡で眉をうごかしたり口角を上げたりすると顔の右の動きがあまりよくない。ぎこちないというか動かない。これは顔面麻痺だなーと直感。
 脳梗塞や脳出血の症状でよく聞く頭痛はなく耳の後ろあたりがピリピリする程度でした。

日曜だけど診察したい

 先に書いたとおり顔面麻痺といえば脳梗塞や脳出血など脳にかかわる大きな問題であることが多く、先日の爆笑問題田中裕二さんの一見もまだ記憶に新しい。まあ、とにかく病院で診てもらおうと28日(日曜)にあいている耳鼻咽喉科を探して南新宿クリニックにいきました。
 検査結果は…というか、そこでは詳しい検査が出来ないので紹介状を書くのですぐにJR東京総合病院に行ってほしい、ということになりました。この日も頭痛はなく右耳の後ろがたまにピクピクする感じ。ただ、夜寝るときは痛いとまではいかない程度の程よいピリつき感(って?)がでてました。

JR東京総合病院での検査結果…

 翌日の3月1日に早速JR東京総合病院にいって聴力テスト、採血などの検査をしたところ、(頭痛もないし)どうやら突発性のベル麻痺だろうとのこと。
 診断していただいた先生からは、治療が遅れるか適切な治療でない場合は後遺症で顔の歪みが残るので、できれば明日から入院してすぐに治療に入ったほうがいいとアドバイスを受け、大慌ての入院準備となりました。

はじめての入院、その準備

 入院にかかわる書類を受け取り家に戻り、すぐに郵送する書類、そして零細企業ながら会社代表をやっている身分で月の初めはもろもろ提出するものもあってそれらをソッコーやっつけてから、病院で一緒に受け取った「入院のご案内」というガイドに載ってた「必要なものリスト」をもとににして準備にとりかかります。必要なものリストはチェックボックス型になっているので結構便利。
 しかしはじめての入院、そして入院期間は7日以上というぼんやりとした情報だけで何をどれだけ揃えたらいいのかわからず、とにかくワチャワチャしながら足りなきゃ現地調達すりゃいいやーってことで準備完了ということにしました。

 明日から入院。はじめての入院。

人生初の入院は右も左も分からない

 強風と突然の雨に見舞われた2日午前10時前、JR東京総合病院到着。
 入院センターにて入院手続きをして、院内スタッフさんに病院内の説明をされつつ病室に向かいます。矢継早な説明かつ人生初の入院の自分にはすべてが未知なモノ、すべてが未知な出来事だったのでほとんど覚えられませんでした。
 覚えていたのは、ノートパソコンを使えるのは公共スペースのみ、しかし今は新型コロナウイルスの影響で公共スペースは利用不可、そして病室内でのノートパソコン利用は難しいだろう、と言われたことくらい。

 えー、うそーん。(しかしこうやってnoteを書いているワケだからどうにか使えている状態であります)

入院生活の始まりは窓際のベッドにて

 そして病室に案内されて窓際のベッドを使ってほしいと。
 もってきた荷物をどうしようか悩んでいるときに薬剤師さん、担当看護師さんがやってきて服用している薬や治療方針の説明を受けました。

 ということでしばらくの間(治療方針によると9日以上であることが確定)、入院生活の始まりです。

 ここからは3月2日の入院後からのタイムログ風なメモです。
 iCloudのメモに記録していったものの移しですが、超個人的または個人名の部分は適当に消したり書き換えたりしています。
 過去の出来事は秒速で忘れていく自分のための備忘録です。(3/4 14:04追記 修正前は「誰かの役に立つかは甚だしく疑問ではありますが」と書き出してましたが削除しました。誰かの役に立つことはなく自分のためのものです)

10:00 入院、院内スタッフさんに案内されて病室到着、薬剤師さんから飲んでる薬のヒアリング、看護師さんに治療方針の説明を聞く
11:30 首にレーザー治療
11:40 耳鼻科で点滴準備(点滴用の針を入れた。入院中は外せない。お風呂入る時はカバーを付けるのでナースステーションにお風呂の時間を伝える)
11:47 点滴準備の書類をナースステーションに渡す
12:00 お昼ご飯(春巻きとしゅうまい(普通の惣菜、醤油は減塩じゃない)、ナスのサラダ(酢の物っぽい)、果物(あっさりめのメロン)、ほうじ茶)
13:30 耳鼻科に呼び出される
13:40 担当の先生から改めて治療方針の説明、血液検査の所感(問題なし)、聴力テストの所感(顔の筋肉が動いてるので治療はスムーズかも)、顔の表情を見た(わるくはない)、とりあえずCTをとる(14:30)と言われた
14:02 点滴開始。CTの時間とかぶけど点滴つけたままCTを撮る
14:02 看護師さんから入院診療計画書と昼食後の薬を渡される。入院治療計画書は2部あって両方署名して1部自分が受け取る
14:10 薬飲むように公共スペースの自販機で水購入。110円
14:15 薬飲む
14:46 CT開始
14:51 CT終了
15:57 病室戻る。点滴が逆流してることをナースステーションに伝えたら座ればまた流れ始めるとのことで座ったら流れ始めた
15:23 点滴の落ちる速度を調整してもらった
16:02 夜、朝、昼分のくすりをもらう
16:05 点滴終了
16:10 お風呂(シャワー)の説明再び。(長いのでnoteでは割愛)
18:00 晩ご飯(アトロク聴きながら、ひじきご飯(風味良し)、すまし汁手毬麩(普通)、さわら祐庵焼き(味薄め)、菊花入りおひたし(普通)、冬瓜鷄そぼろあんかけ(ほくほくしててほんのり苦味があって美味しい))
18:25 晩ご飯終了
18:33 晩ご飯のトレーをさげに来た(食事時間は30分くらいを想定してるっぽい?)
19:30 シャワー。お風呂入り口にある「空室」を「使用中」に切り替えて入室。カランをシャワー側に倒してもお湯が出ないので壊れてると思い、湯船にお湯を溜め始めたとこで気づいた、シャワーヘッドにお湯を出すボタンがついてた。15分以上の時間ロス。急いでシャワー浴びて19:50頃出た。利き手の左手が使いにくいのがこんなにも不便とは。
19:50 ドライヤーで髪の毛乾かして、公共スペースの自販機で水を買ってベッドに戻る 110円
20:10 ベッドでだらだらとしながらアトロク聞いてたら血圧、体温、酸素飽和度(?)計測にきて焦った。血圧は上が135、下が70、体温は36度、酸素飽和度はわからず
21:00 消灯。Wi-Fiの電源も落とされてるみたい。寝るしかない
23:00 なかなか寝付けずようやく寝たような気がする


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