EMANONを拠点として活動する”裏庭編集部”って何??記者インタビュー編!

こんにちは!
今日のnoteではコミュニティ・カフェEMANONを拠点として活動している“裏庭”という団体についてメンバーインタビューを交えながら紹介していきたいと思います。

たくさんの高校生が集うEMANONですが、その中で「後輩たちに受け継ぎたい情報がある!」という学生の思い付きから発足した「裏庭」という団体があります。彼らは福島をテーマとして記事を書きウェブで配信したり雑誌”ヨリミチ”を発刊したりと、地域を知り地域を伝える、小さなローカルジャーナリストとして活躍しています!

裏庭編集部URL:http://uraniwa.jp

裏庭初期メンバーの鈴木もえさんにお話を伺いました!

(以下、㋑が聞き手のインターン生、◆が語りのもえさんになっています。)

(宇都宮大学地域デザイン科学部コミュニティデザイン学科1年の鈴木萌さん)

㋑「もえさんは初期メンバーだと伺ったのですが、どのようにして裏庭は結成されたのですか?」
◆「元々、初期メンバーのほとんどがEMANONの利用者で、ある時、高校生のカフェ利用者同士、『県外の高校生が白河に来ても紹介するものがない。』という話になりました。でもそれは白河を地元とする私たちにとってあまりにも寂しいことで、他県にPRできる胸の張れる何かを探して、発信しようじゃないかと、メディアの団体を結成することになりました。」
㋑「そうなんですね。発刊されているウェブ配信やフリーペーパーを読んだのですが、地元高校生向けの飲食店を記事にしたりする一方で、震災関連の重い内容なども取り上げていて、記者一人一人の取り上げたい、伝えたい思いがすごく反映されている記事と言う印象を受けました。」
◆「そうですね。もちろん編集部内で話し合って題材を考えますが、取り上げる内容は記者が興味を持ったことや伝えたい思いが強いものだったりします。」

【半年かけて作った白河除染記事】

㋑「今までの記事で一番記憶に残るものはありますか?」
◆「白河市除染の記事が一番記憶に残っています。他県の高校生が福島を取材して記事を書くというイベントがあったんですが、他県の高校新聞部が白河の除染問題を取り上げているのに、私たち白河の学生が発信しないのはおかしくない?という話に裏庭編集部内でなったので、高校3年の春の時期に、受験前の最後の記事として挑戦してみることにしたんです。」

もえさんが担当した白河除染記事〈前編〉 http://uraniwa.jp/spot/1124
               〈後編〉    http://uraniwa.jp/spot/1041

㋑「どれぐらいの期間で記事を書き上げたんですか?」
◆「夏前までには終わらせる予定だったんですが、そもそも除染の詳しい内容を全く知らなくて、マイクロシーベルトみたいな専門用語や担当している市のこと、除染会社についてなど2か月間かけてみっちり勉強しました。」
㋑「2か月!」
◆「そうなんですよ。ここからやっと取材がはじまるんですが、取材だけでもさらに2か月かかりました。除染業者や市役所担当者への取材をして、それでも内容が不十分だったので除染で取り除いた土壌の保管場所に行って担当者に追加で2,3回取材をしました。そしてやっと秋頃に完成したんです。」

(当時〈2017年秋〉の高校三年の鈴木萌さんと市の職員たち)

㋑「春から始まって秋まで!超大作ですね!周りの反響みたいなものはいかがでしたか。」
◆「高校生記者だからという理由もあったのかもしれないけれど、取材した先々で色々な人が『こんなことしてくれて本当にありがとうね!』と感謝の言葉をかけてくださったのは本当に嬉しかったし、高校の友人も記事を読んだよ、と声をかけてくれました。最後の最後で自分たちの町のことを記事にできたことに本当に満足しています。」

【記者の経験が自分の自信につながった】

㋑「現在(2019年2月)は高校を卒業され宇都宮大学1年のもえさんですが、裏庭での活動が今に繋がっていると思うことはありますか?」
◆「年上の方や違う業種の方、初対面の方などと接するのを怖がることがなくなりました。取材では人とコミュニケーションを取りながら、知りたい内容を聞き出す必要があるので、整理して物事を考えることが出来るようになり、自然と対話相手にひるむことがなくなりました。他には、自分に自信がついた気がします。私は宇都宮大学にAOで合格したんですが、面接では裏庭の記者としてやってきたことを話して合格することができました。その時に裏庭でやってきた活動が他人に認められたような気がしてすごく嬉しかったです!」

㋑「萌さんにとって裏庭とはどのようなものですか。」
◆「私にとって裏庭は自分の思いを発信するメディアです。SNSでも発信することはできるけど、こんなにも取材して、考えをまとめて発信する機会はなかなかないと思うんです。そんな経験が高校生の間にできて本当によかったし、大学生の裏庭ライターとしても活動中なので、大学卒業までに白河市除染の記事を超える記事を書くことを目標に頑張ります!」
㋑「おお!読むのが楽しみです!どんな記事になりそうですか?」    ◆「まだ全く構想はないんですけど、でも白河を出て宇都宮に住み始めてから、大学の友達とか県外の人たちに福島をもっと伝えたいという思いが強くなりました。また、私が福島出身だということに興味を持ってくれる方も多くて、そんな方々に福島の今が伝わるようなメディアに裏庭をしていきたいと思っています。」
㋑「ありがとうございました!高校生や大学生が地元の情報を発信するメディアが白河にあるのはとても素敵です。次回のnote投稿は裏庭編集部のカメラマンインタビューの予定です。記者とは一味違ったインタビュー記事になりましたので、是非チェックお願いします!」

(テキスト:中井雛野)

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