じゅんちち(ジューブン)

小説書いてみたのでアップしてみたいと思います。よろしくです。 基本的に文庫本っぽく縦書…

じゅんちち(ジューブン)

小説書いてみたのでアップしてみたいと思います。よろしくです。 基本的に文庫本っぽく縦書きの画像を載せていますが、読みづらい方用にテキスト入力も下にしているので読みやすい方でどうぞ。 小説をうまく書けるようになりたいので感想やアドバイスをいただけると嬉しいです。

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最近の記事

【エッセイ】青い地球の広い世界で 小さな恋の思いは届く と歌い続ける強さが希望

 どうも、じゅんちちです。お久しぶりです。  もうnoteは記事を書くのをやめようと思ってたんです。人の記事を読むだけにしよう、と。  僕の記事なんてnote世界で人気が出るような耳触りが良くて前向きでアッパーな記事でもないし、なにか専門的な知識や経験を提供するような記事でもない。他の人と交流することもない。えぇ、コミュ障ですから。  正直に言えば、記事を書いたところで誰にも届かないし、むなしいだけで時間の無駄だなと思ってました。  それなのになぜまた書いているのかとい

    • 【エッセイ】スーパードライを飲むわたし、クール・ブーストを吸うあなた

       こんにちは、じゅんちちです。ここでみなさんに一つ質問です。みなさんは昔の知り合いのSNSアカウントを探してみたり、暇つぶしにグーグル先生で検索したりしたことはありますか?  今は疎遠になってしまったけど昔は親しくしていた友人、胸に秘めたまま終わりを迎えた片思いの相手、付き合っていた恋人、お世話になった先生や先輩。そういう人のことを不意に思い出して、「あの人は今どうしているのだろう?」って気になってネットの海で探してしまう。そういう経験って、みなさんにはありますか?  わ

      • 【エッセイ】個別性こそが小説であるならば、大多数に当て嵌まる一般論に寄り掛かるよりデカデカボイスのマイノリティで僕はいたい

         どうも、じゅんちちです。今日もタイトルと記事内容の関連性はほとんどありません。ごめんなさい。みなさま、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか? 「ゴールデンウィークなんてねえよ! 仕事だよ!」という方、本当にご苦労様です。自分へのご褒美に寿司でも高級黒毛和牛でもGODIVAのチョコでも買っちゃいましょう。  今、僕は自分へのご褒美として食べ物ばかりを列挙しましたが、これは流石にアイデアとして貧弱すぎる。ありきたりだし、イメージが枯渇している感じが否めない。  本

        • 【エッセイ】世界と裸で向き合う夜。世界は男か女か両性具有か。

          お久しぶりです。 先週、4月半ば〆切の応募が終わって、ようやく春の公募祭りも終わってひと段落がつきました。祭りと言っても遅筆の僕は2つしか応募できなかったんですけどね。でも、自分のペースでやっていくしかないですからね、マラソンと同じで。亀は亀なりに止まらず歩くのが大切だと思っています。別に兎の居眠りに期待なんかしてないし、兎に勝てないとしても。 秋の公募はたぶん1つしか出さない予定なので、しばらくはのんびり読書や映画鑑賞とかインプットを大事にしながら、短編を書いて遊んでいよう

        【エッセイ】青い地球の広い世界で 小さな恋の思いは届く と歌い続ける強さが希望

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        • 小説
          4本
        • 【エッセイ】という名の日記
          54本

        記事

          【エッセイ】久しぶりに会っても自然に振る舞えるし話が弾む。それを人は友情と呼ぶのかもしれない。追伸、note創作大賞、ありがとうございます。

          noteを書くのはずいぶんと久しぶりになってしまいました。気付けば桜が満開です。サクラ咲け、ユメ叶え。どうも、みなさま、お久しぶりです。 ちなみに、「お久しぶり」って言葉を書くと条件反射的にブリブリブリーフって呟いてしまう病気なんですけど、あまりに頭の悪い響きに自己嫌悪に陥ります。 だから今日は「お久しぶり」に続く他の言葉を考えました。それは、ぶりぶりぶりっとブリ大根です。 どうでしょう? これはちょっと良くないですか? ぶりぶりっとした肉厚でブリと出汁がよく沁みた大根。

          【エッセイ】久しぶりに会っても自然に振る舞えるし話が弾む。それを人は友情と呼ぶのかもしれない。追伸、note創作大賞、ありがとうございます。

          【エッセイ】洗濯機を回すこと、それはポケットの思い出を取り出すこと。

           こんばんは、じゅんちちです。  現在、強制的に文体を変えるために、慣れていない文体にしています。読みにくいところもあるかもしれませんが、ご容赦ください。  僕は洗濯機の前に立って、洗濯カゴの中からパーカーを取り出したのだけど、そこは風呂の扉の横のスペースでフローリングの床が冷たく足の指が痛かった。  その日、僕は久しぶりにお気に入りのパーカーを洗濯しようと思ったのだけれど、それには特に理由があったわけではなくて、単純に最近こいつを洗ってないと思ったからだった。  洗濯の

          【エッセイ】洗濯機を回すこと、それはポケットの思い出を取り出すこと。

          【エッセイ】アメリカンスピリットを夢見た雪だるま。あるいはそれは、一人の男の実存。

           こんばんは、じゅんちちです。  一昨日は東京では珍しく雪が積もりました。雪が積もると僕の中の子供心が騒ぎ出すけど、もう身体が寒さに悲鳴をあげるので、結局家にこもってました。本当に寒い。  そして昨日は残った雪が道路上で凍って、天然スケート場が完成していました。下り坂なんてもう恐怖しかなかったですね。  前にも書いた気がするけど、僕は喫煙者なんです。煙草を吸う人間。  僕が吸っているのはクールのブースト5ミリ。濃い緑色のパッケージのやつです。  もともとはアメリカン

          【エッセイ】アメリカンスピリットを夢見た雪だるま。あるいはそれは、一人の男の実存。

          【短編】鍵っ子

           鍵っ子  母が死んだ。時計が壊れた。どちらももう動かない。 「この飛行機はただいまから降下を開始し、およそ三十分後に着陸いたします」とキャビンアテンダントの女性が柔らかな声でアナウンスし、飛行機は旭川空港への着陸態勢に入った。しばらくするとポーンという間の抜けた音と共にシートベルト着用サインが点灯する。それを合図に居眠りをしていた人たちがのそのそと動物園の象のような緩慢さで動き出した。隣の通路側の席に座る頭の禿げ上がった男性は大きな欠伸をしながら四本の手足を伸ばし、

          【エッセイ】ダメージジーンズの穴から広がる世界。あれって脚を通すときに引っかかって広がるよね。

           こんばんは、じゅんちちです。  いつも履いているジーンズの裾が擦り切れてきました。リーバイス501XXの1955モデルの復刻版。  別にビンテージでもないし、そんな高い値段で買ったわけじゃないから気軽に履いてたらわりとボロボロになってきました。  僕はジーンズに限らずズボンはわりと太めのやつを腰で履くので、どうしても裾が余って引きずっちゃうんですね。  1955モデルはテーパードもかかってないから、なおのこと裾が太いし。  いや、裾上げしろよって声がどこからともなく

          【エッセイ】ダメージジーンズの穴から広がる世界。あれって脚を通すときに引っかかって広がるよね。

          【エッセイ】夜の部族と終末世界

           こんばんは、じゅんちちです。  特にnoteに書きたいことも思いつかず、みなさんの記事を読ませてもらってばかりいました。  でも、きっとそれはただの言い訳で、本当は毎日の生活の中で必ず一つや二つくらい日記のネタはあるはずなんだけどサボってたんだと思います。  だって、昨日と今日は違う一日だし、当然だけど明日だって違う一日のはずだから。  それは動物園の猿山の猿が僕には区別がつかないけど、一匹一匹違うのと同じことだ。もしくは、最近の若いアイドルの女の子の見分けがつかな

          【エッセイ】夜の部族と終末世界

          【エッセイ】緑の芝と青い空。黄金色の太陽とビール。天国に一番近いところ、それがサッカースタジアム。

           この間の週末にJリーグの最終節を観に行ってきました。  僕は子供の頃から鹿島アントラーズが好きなんですけど、今回観に行ったのは地元のチームで特に熱心に応援しているチームではありませんでした。  それでもやはりスタジアムで観るのは心躍りますね。  サッカーをスタジアムで観るというのは、音楽で言えばライブやコンサートに行くのと同じです。その場の空気感、人々の熱狂や息遣い、目に見える全てのものを楽しむことです。五感で捉えた情報を統合して、総合的に楽しめるのが生観戦の醍醐味で

          【エッセイ】緑の芝と青い空。黄金色の太陽とビール。天国に一番近いところ、それがサッカースタジアム。

          【エッセイ】バリバリとカンカンによるアウフヘーベン。つまりは自分を許すこと。

           どうも、おはこんにちばんは。じゅんちちです。  気がつけば12月になって、今年も最後の一月となりましたね。みなさん、やり残したことはありますか?今年の最初にたてた目標はどれくらい達成できましたか?  ちなみに僕はやり残したことだらけだし、今年の最初にたてた目標はすでに思い出すことすらできません。  そんなものですよね。あまり気負いすぎずに、無理なく、だけども後悔しないように今月を過ごしていきましょう。  そんな慌ただしく過ぎていく毎日の中で、前の記事を書いてから少し

          【エッセイ】バリバリとカンカンによるアウフヘーベン。つまりは自分を許すこと。

          【エッセイ】ふたつの夢の話。それは僕の深層心理。集団的無意識をあなたと共有してると思うと胸が高鳴る今日この頃。

           他人の見た夢の話ほどつまらないものはない、創作において夢オチは避けた方がいい。  よく言われる言葉ですし、基本的には僕もそう思います。  よほど話上手でお笑い芸人くらいのテクニックがないと、夢の話は荒唐無稽でオチもなく退屈に感じますよね。創作における夢オチも創意工夫がないのならば作者の逃げ道的に感じるし、なんでもアリの御都合主義みたいで白けます。  しかし、今日は僕の見た夢の話をしようと思います。あえて、ね。  禁じられた遊びに興味をそそられ、好奇心と恐怖心の狭間で

          【エッセイ】ふたつの夢の話。それは僕の深層心理。集団的無意識をあなたと共有してると思うと胸が高鳴る今日この頃。

          【エッセイ】途中下車、それはきっと夢の途中、いつか幸せに続く道。

           なんの自慢にもならないけれど、僕は働くのが嫌いです。  学生の頃の夢は美人なお姉さんのヒモかペットになること。  ギャンブルしないし、ずっと家の中でご主人様の帰りを待っているし、家事はちゃんとするし、優良物件だと思うんだけど、当然のことながら無理でした。  たぶん犬や猫より可愛くなかったんだと思う。認めたくないけど。  働くのが好きな人のほうが少ないのかもしれないけれど、負けません。僕は誰にも負けないくらい働くのが嫌いです。自信があります!  憲法で国民の三大義務の一

          【エッセイ】途中下車、それはきっと夢の途中、いつか幸せに続く道。

          個人的な、あまりにも個人的な所信表明。それは実存。

           今回の記事は個人的な頭の整理のため、読みにくいところがあるかもしれないし、特に結論やオチのある話ではありません。ごめんなさい。  ただアドバイスや指摘などをいただけたら助かるので読んでもらえると嬉しいです。  僕は学生の頃、実存主義にハマった時期があります。  キルケゴールやハイデガーの解説書やニーチェやサルトルの著作を読み耽りました。  それに実存主義的な作家と言われてる安部公房、大江健三郎、カフカ、カミュの作品が好きです。  しかし、頭が悪くて実存主義をしっかり

          個人的な、あまりにも個人的な所信表明。それは実存。

          【エッセイ】夜の公園はどこかさびしくて哀しくて優しい

           こんばんは。眠れない夜のお話し相手、じゅんちちです。  さぁ、レッツ・ピロートーク!    最近の僕は次の公募に出す長編小説を書いているところで、相変わらず毎晩コンビニに缶コーヒーを買いに行きます。  昨日の夜もコンビニに缶コーヒーを買いに行って、途中に小さな児童公園を通ったんです。  遊具は滑り台とブランコと砂場だけしかなくて、その周辺に前衛芸術みたいな不思議な配置でベンチが置かれている公園です。  頼りない朧げな外灯と月明かりの下、道路より暗闇の密度が濃い公園

          【エッセイ】夜の公園はどこかさびしくて哀しくて優しい