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汗をかこう!

この時期、僕は鬱陶しいくらいに汗をかきます。
そんな自分を肯定するわけではないですが、汗をかかないといけない理由を、カラダの面から提案します。

なぜ汗をかかないといけないのか
なぜ汗をかけなくなってしまうのか

小中学生時代に習ったことの復習にもなるかもしれませんが、
最新の情報も盛り込みますので!

ホメオスタシス

この言葉、皆さん覚えていますか?
日本語で言うと恒常性という言葉になります。

このホメオスタシスにも汗は必須のアイテムになります。

そもそもホメオスタシスというのは、我々生物だけじゃなく鉱物にも当てはまるのですが、内部環境を一定の状態に保ち続けようとする働きのこと。

当然、誰しもが本来持っているもの。

・寒い時に震える
・腐ったものを食べると下痢になる
・怪我が治る
・塩分、糖分を摂りすぎると何かしらの症状が出る(少なくても)

これらがホメオスタシスの反応。

このホメオスタシスが保たれないと、カラダに不調が生じ健康を害する。

これはフィジカルに限ったことではなく、メンタルについてもそう。

これらは、自律神経、ホルモン、免疫システムなどによって調整されている。その辺のお話はまた今度。

体温調節と排出の二刀流!

汗は、そんなホメオスタシスの中でも
体温の調節余計なものを外に出すという、2種類の働きを担っています。
(正確にはもっと色々な意味がありますが今回はわかりやすく)

外気温などの影響はもちろん、運動により体温が異常に上がってきてしまった時に、汗をかくことで体温調節を行っています。
汗をかく=代謝がいい
と思われがちですが、確かにそれもあるかもしれません。しかしそれだけではなく「体内温度の変化に敏感」とも言えるかもしれませんね。

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しかし最近の方のほとんどが、体温調節をつい外気温に頼りがち。。。
その結果、汗をかく能力を弱めてしまっているために、汗をかけない人が非常に増えてきています。

僕のクライエントでも、最初なかなか汗がかけなかった人が、しっかりと適切な運動を続けた結果、汗をかけるようになった方も少なくありません。

汗をかけないと、、、

汗をかけないと何がいけないのでしょうか?

体温調節が自分ではできなくなるので、熱が体内にこもりやすくなります。
結果として、熱中症などの症状に陥りやすいということが言えるでしょう。

また体内に侵入したウイルスなどを、自身の免疫システムが叩きに行くときにも少なからず発熱します。汗がかけないことで、熱を抑えることができず熱が上がる一方に。自身のタンパク質を変性させてしまう可能性があります。

皆さんも経験がある方も多いとは思いますが、目にしみる汗と、そうでない汗があることをご存知でしょうか?
汗の塩分濃度が明らかに違います。これは、発汗機序によっても異なるのですが、食べたものによっても本当に変化します。
塩分の高い食事が続いた後は、やはり塩分濃度の高い汗をかく、そんな印象があります。

以上は、自分のことなので、まだいいのですが、汗をかけないからだでいると、カラダの匂いも変化しやすくなります。しかもあまり良くない方へ。
これは他人へも迷惑をかける可能性があることなので、気をつけたいですね。

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改善策と余談

では汗をかけない人がどうすれば汗をかけるようになるのか。。。

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某4大卒→専門学校で国家資格→整形外科病院→ ハワイでインターン→アルバイト→フリーランス→企業 (パーソナルジム を2店舗、リラクゼーシ…

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