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English Learnerです。講師です。<5>共通テスト対策が面白くなってきました。

英会話スクールで教えていますが、英検対策、TOEIC対策、IELTS対策、そして、大学受験対策のプライベートレッスンも担当しています。スタッフに「先生、最近、塾みたいですね」と言われるくらい。

私は、これらのプライベートレッスンが大好きです。なぜなら、生徒さんたちの目標実現に直結しているからです。生徒さんたちは、みなモチベーションが高いし、私もお教えしたいこと、伝えたいことがいっぱいです。

とくに、いま、大学受験を目指す高校3年生を、5人教えているのですが、推薦入試が間近のおひとりを除き、共通テスト対策と二次試験対策とを並行してやっていて、これが頗る面白いのです。

私、実は、共通テストはあまり好きではありませんでした。国公立大学が独自に課している二次試験のほうが、英語の総合力を測るのに適していると今も思っています。

それでも、共通テスト対策のレッスンをするのが楽しくなってきたのです。それは、私自身が、たくさんの問題を解いてみて、対策がわかってきたからです。

共通テストは、全部で6つの大問がありますが、後ろに進むほど難易度が上がります。とくに第6問は、文章としても、なかなか歯応えがあって、読んでいて面白い。でも、高校生たちは、それまでの問題の、大量の文章を素早く読んでいくことに疲れ果て、ここを解く時間をなかなかたっぷり取ることができません。そういう意味では、TOEICのPart7に似ています。

でもねえ。ここからが勝負で、勝負だからこそ面白いんですよね。生徒さんたちには、9月現在、急いで解くことは求めていません。各問題にかけてもいい時間の目安は目指します。みなに時間を測ってもらっています。でも、それを越えても、いまの段階ではいいのです。それよりも、正確に読んで、正答率を上げてほしい。そうして、正確に読めるようになれば、いつか自ずと読むスピードは上がっていきます。これもTOEICのReadingパートと同じです。

もちろん、戦略は存在します。生徒さんたちには、各大問の解き方も伝えます。これも、TOEICと同じ。それでも、戦略は万能ではありません。大量の英文を読んで、それでも疲労困憊しなくなること、冷静に、余裕をもって解けるようになること、それしかありません。

私は、量は質を越え、いずれ質に繫がるという考え方が好きです。何事もpracticeが大切で、その成果を信じてさえいれば、どうにかなるし、どうにかできると思っていて、そのことを生徒さんたちにもお伝えしています。

二次対策については、また書きますが、これからも生徒さんたちとともに共通テストの対策問題をがんがん解いていきたいです。そして生徒さんたちとともに笑顔でプライベートレッスンを楽しんでいきたいです。

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