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へらへら笑ってろ(双極性障害の私)。<19>朝日記が気持ちいい。

追加してもらったお薬が効いたり(ドーパミンを増やしてくれるのだそうです)、ペットの不調で「しっかりしないと!」と自分を鼓舞するようになったりで、ずいぶん元気になってきました。

そして、もうひとつ、これも効いているのかな、と思っていることを今朝は書いてみます。
タイトルにもしてみた「朝日記」です。

私はもう10年以上、「ほぼ日手帳」を愛用していて、なくてはならない存在です。とくに10回くらい(途中までちゃんと数えていたのですが、やめました)毎年のように入院していたころは、ナースさんたちの間で有名になるほど、日々、すっごい細かな字で(Hi-Tec-Cのコレトという0.3ミリの細字の3色ペンを長らく使っています)、記録していました。

入院中は、毎日の食事が数少ない楽しみのひとつだったので、病院食も記録していたのですが、いまは、それはやめて、その日の予定やTo-Doを黒字で(終わったものは、赤字で消していきます)、日記をページの右に書くのが定番になっています。

とはいえ、これまでは毎日日記が書けていたわけではなくて、何日も何カ月も書けずに(予定すら立てずに)、過ごすことも多かった。心身の調子が狂うと、書けなくなるのが私のパターンで、年に数回過去の日記を読み返すのですが白紙の続く手帳を見て「ああ、このころは調子が悪かったんだな」と思い出したりしています。

そんな私が、最近、毎日日記を書けるようになりました。
朝、書くようにしてみたのです。

昨年の3月21日の記事に書きましたが、しばらくは「モーニング・ページ」という、朝、そのときの感情を整理することもせず、ただ書いていくというものを続けていました。これにだいたい30分くらい毎朝かけていた。もともと書くことが大好きな私ですが、モーニング・ページと日記(これまた30分くらいかけて書きます)を両立させるのが難しくなって、そのことも日記を書けなくなっていた理由のひとつでした(調子がよい日は、To-Doだけは、ほぼ日手帳に書いていました)。

で。いまは、モーニング・ページをやめて、朝イチは、前の日の日記をほぼ日手帳に書くようにしているのです。

これがすごくいい!モーニング・ページが、感情の赴くままに書くものなのに対して、日記は頭を整理しながら書こうという気持ちが自然に働くのが良いようです。ネガティブな思いも、失敗したことも、翌朝書けば、冷静に客観的に眺めることができます。もちろん、その日に良かったことも書くわけで、毎朝、コーヒーを飲みながら、お気に入りの、爽やかな音楽(朝に聞きたいアルバムというのがいくつかあります)を聴きながら日記を書く時間が、とても楽しくなってきています。

もうひとつ、この日記に書いているのが、前の日の「良かったこと記録」。ほぼ日手帳でいえば、方眼枠の下3段を使って、赤字で目立つように、良かったこと3つを箇条書きしています。

たとえば、2023年3月20日には、
*まー(うちの老犬の名前)の調子がずいぶん良くなって、本当に嬉しい!神様、ありがとうございます!
*図書館で、たくさん面白そうな本や雑誌を借りることができて、楽しみが増えた♪
*夕方、また衆楽園へ(近くの江戸庭園です)。元気になった証拠だ!
*いろんな本を読むことができた!好奇心が戻ってきた♪

と書いています。この日は、とっても良い日で、良かったこと4つも書いています。

こうして、毎朝「昨日も良い日だったな」と思えることが「今日もがんばろう」という思いにつながっている。朝日記が習慣化してからは、なんと夜早く寝て、早起きすることまでできるようになって(朝からいい気分になれることがわかってきたからです)、一石二鳥です。

精神疾患の人向けの動画や本にも、よく書かれている日記の効用。本当に効くな、と思っている今日このごろです。これからも楽しみながら、書いていこうと思います。


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