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へらへら笑ってろ(双極性障害の私)。<10>リハビリの方法なら学んでる。

コロナに感染しました。

ただいま、自宅療養7日め。先週の土曜日から症状が出はじめ、ちょうど1週間前の今日は、発熱Maxで、39.4度まで上がりました。溶けそうにしんどかったはずなのに、負けてなるものか!と妙に気が張っていて、炎天下のなか、自転車で、休日診療していた小児科の発熱外来に行ったことが、昨日のことのようです。

昨日あたりから、おもな症状は無くなって(でも、まだ微妙に残っているので、お薬は飲んでいます)、えっらいやる気が出てきました。
英語の勉強するぜ!とか(英語学習についても、このnoteに書いています)、持ち帰り仕事するぜ!とか。

ところがですよ。集中力が持たないんですよねえ。もともと、そんなに集中力はないですけど、輪をかけて。
本来なら、あとちょっとで復職予定なのですが、こんなのでフルタイム働けるようになるのか?と焦りも出てきています。

しかし。私、双極性障害の持ち主です。いっぱいいっぱい入院もしてきています。その経験を、さっき、集中力が途切れた息抜きに、無印のクリアレッドのネイルを塗りながら、ふと思い出したのです。

いわゆる急性期が過ぎて、入院中、楽になってきたときも、私は今のような心境や体調を何度も体験したことを思い出したわけです。何かしたい!願わくば生産的なことができるようになって、自信を取り戻したい!なのに、体と頭がいうことをきかない!

いやあぁぁぁぁ、きぃぃぃぃいっ!と何度もなりました。

そんなとき、主治医に何度も言われてきました。
「〇〇さん(私の本名)は、よくなってきたとはいえ、まだ完全に復調したわけじゃない。骨折した人に、100メートル走を走れとはいわないでしょう。おんなじですよ」。
主治医は、ご自身がスポーツをずっとされてきたからか、よくスポーツのたとえをなさる方。このときのアドバイス、本当にそうだな、と思ったことをよく覚えています。
30分集中したら、同じ時間だけ休むこともアドバイスされました。当時は、それも、頭では理解しながら、本当にもどかしかったんですけど、コロナから回復しつつある今、でも、あくまで「しつつ」であって、まだばっちりではない今、このアドバイスがいかに有効なものかをかみしめています。

というわけで、体が軽くなった昨日は「復職までに、1日10時間は勉強できるようになるぞ!」と決意していた私ですが、早くも、その目標を取り消すことにしました。

10時間起きて、何等かの活動をすることに変えました。

なんといっても、一昨日まで、ちょっと何かすると、すぐ疲れて横になっていたわけです。横にならず、10時間は起きておくこと。フルタイムで働くには、まずそれくらい起きておいたほうがいいと思うからです。その代わり、新聞を読んだり、ごはんを作って食べたり、本を読んだり、音楽を聴いたり、要は勉強や仕事をする時間以外も、活動時間としてカウントすることにしました。
復職予定の日まで、まだ何日かあります。ゆっくりゆっくり、活動量を上げていこう。そして、やりたかったことが、ちょっとでもできたら、自分を褒めてやろう。

ほうら、さすが10回以上、入院したことのある私。学んだことを実践しているぞ、とこれまた自分を褒めてみています。
病気は、発見を助けてくれる、いい機会ですね。

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