週末少し走ったのですが、しばらく足の重い状態が続きました。歳をとるとだんだんその状態が長引いていくのでしょうか・・・？
さて、ここ一週間くらいで私の気になった記事を紹介します。

UXデザインにおける善と悪 (darkpatterns.jp)

良いデザインと悪いデザインについての記事です。
良いデザインのところでは、10ヒューリスティックスの話が紹介されていて、悪いデザインのところでは、いわゆるノーマンドアのような例が紹介されています。
これらと比較して、邪悪なデザインということでダークパターンが紹介されているので、ダークパターンとは何かがわかりやすく説明されているように思います。
最近ダークパターンについての記事も多くなっている（https://webtan.impress.co.jp/e/2024/01/19/46024 とか）ので、このタイミングで理解していきたいなと思います。

2023年をふり返る 年間ベスト無料素材・フリーフォント・Webツールまとめ (PhotoshopVIP)

デザイン素材やツールについての記事です。
2023年の決定版ということで、今までも紹介した中から厳選して、多くのサイトが紹介されています。
この UX関連記事紹介の中でも何度かピックアップさせていただいていますが、いつもボリュームの多さに驚きます。
必要な場合に必要な素材やツールに行き着くのが難しいので、そういうガイドがあるといいなと思うのですが、ないものねだりでしょうか・・・？

2024年、デザイナーは「お金」や「売上」をより意識した働き方をしないといけない〇〇の理由  (デザインを深掘り MdN)

デザイナーの取り巻く状況について説明した記事です。
IDEO の日本撤退や AI の台頭など、わかりやすくまとめられています。
自分が価値を出すまではコストがかかっている、という意識を持つという点については、デザイナーに限らずすべての職種で言えることだと思います。
ユーザーのために必要なことと、ビジネスのゴール（売上）は必ずしも一致しない場合がありますが、双方のバランスを取って Win-Win になるようにできるのが理想だとは思います。
いずれにしても、今は大きな変化の時期だと思いますので、記事で書かれている「なぜやるのか？」といった問いは常に持ちつつ過ごしていけるといいなと思いました。

災害に備えるためのグッドデザインを紹介します (グッドデザイン賞事務局)

能登半島の地震の関係で、グッドデザイン賞を受賞した防災グッズを紹介している記事です。
たためるヘルメットや保存水など、災害に備えるのに適したプロダクトが紹介されています。
意外と多いのが避難所の環境を良くするためのグッズで、確かに避難したら終わりではなく、長引く避難生活で疲弊しないような対応が必要になると思います。
そう考えると防災から災害発生、その後の対応といった一通りの時系列のすべてで、良いデザインが必要とされるのだなと改めて気付かされました。

The Diagram that Shows the Value of Great UX (Center Centre)

UX の価値を表したダイアグラムについての記事です。
悪い UX と良い UX、そしてその上にある素晴らしい UX という種類についてと、Value（価値）との関係がわかりやすく説明されています。
内容はけっこう狩野モデルに似ていて、ここで言う悪い UX、良い UX は当たり前品質の話で、素晴らしい UX が魅力的品質になってくるのかなと思いました。
いずれにしても、この図は UX と提供価値の関係を説明するのに便利そうだと思いました。

Web Design Trends 2023 > 2024. via Muzli design inspiration (Muzli)

Webデザインのトレンドについての記事です。
昨年のトレンドとこれからのトレンドについてまとめられていて、具体的なサイトも紹介されているのでわかりやすいです。
やはりここでも AI の話が多く出てきていますが、今後ユーザーによって見るサイトが変わってくる、というのは確かにありそうな未来だなと思いました。
巨大なタイポグラフィについては、こちらのサイト（https://bootcamp.uxdesign.cc/the-rise-of-the-giants-oversized-typography-and-large-ui-elements-db014f7dfdf3）で詳しく説明されていますので、あわせてどうぞ。
スクロールテリングというのも紹介されていて、これはサイトをスクロールすることで話を伝えるストーリーテリングの形ですが、個人的にはあまり好きではないので微妙ですね。。