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カサブランカの蕾

カサブランカの蕾を家に飾っている独身男子はそうはいないでしょう。そして私、家に今飾っているのです。なぜかと言うと、ちょっとした素敵な出会いがあったからです。

昨日の夜のことです。12時過ぎに家に着くと、はいからなおば様がマンションの重い扉を開けるのに手間取っていたのですね。荷物もたくさん持ってらしたので扉を開けるのを手伝って差し上げたのです。

その後、叔母様とエレベーターに乗りこむと「ありがとうございます」と言われたので「とんでもないです」と伝えると「あら、声が素敵ですね。声が素敵な方は素敵な人生を歩んできた方だと私は思っています」と褒められたのです。

なんだか夜中に幸せな気持ちになりつつ僕もおば様に「素敵なお花ですね」とカサブランカの蕾の存在に触れると「ありがとうございます。あ、そうだ一輪お礼にお持ちになって」と蕾をいただいたのですね。そして「おやすみなさい」と言い合って別れたのです。

予想しなかったカサブランカの蕾のプレゼント。おばさまに言われた通り、素敵な人生かどうかはわからないけど、そうなるように花言葉でもある「純粋さ」を忘れずに生きていこうと思えました。

そしてカサブランカの花が咲くのを楽しみにしながら週末を過ごしております。w我ながら、奇跡的でええ話や(w)

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僕は37歳のサラリーマンです。こらからnoteで小説を投稿していこうと考えています。 小説のテーマは音楽やスポーツや恋愛など様々ですが、自分が育った東京の城南地区(主に東横線や田園都市線沿い) を舞台に、2000年代に青春を過ごした同世代の人達に向けたものを書いていくつもりです。