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高円寺の夜

20230714

俺たちは、かつて、パパだった。

パパを続けることは、難しい
誰かと、他人と、生活していくことは、難しい
子どもは血が繋がった家族だ
だけど、夫婦は、育った環境も違う、性別も違う、アカの他人だ
だから、難しい

みんな幸せそうにしている
それは、みんな我慢してるから?
俺たちは、我慢が足らなかったから?

でも、
俺たちは、
パパを辞めたのか、
パパを、辞めさせられたのか、
なんて言ったらいいかわからないけど、
今は、パパをやれてない。

でも、パパをやりたいと思ってる。
いつか、もう一回、パパになりたいと思っている。

いつか、どこかで、俺たちを見つけて欲しいと思ってる。

だから、今でも、

カッコいいパパでありたいと、

カッコいいパパを模索しながら、

カッコいいパパを目指している


いつ、会えるか、わからない

会えないかもしれない

でも、
俺たちは、そんな不明瞭な未来のために、自分を磨き続ける

だって、
カッコいいパパなら、会ってみたいって思ってもらえるかもしれないじゃないか

そんな僅かな可能性のために、自分を律してる

そんな僅かな可能性を信じて生きている

会いたいと思ってもらえるパパを目指して

俺たちは、今日も生きていく

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