湯浅淳一

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湯浅淳一

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『明日、世界一周に行く』という人生

2020/9/24@八王子 『 人は幸福になるために生きているけど、幸福になるようにデザインされてない。』 って本で読んだ。 『 お金は鋳造された自由だ 』 とドストエフスキーは言った。 明日、世界一周に行くこの言葉が胸にあれば、生きていける。 人生の軸である。 歩くための背骨である。 " 明日、世界一周に行ける " 自分になるために、今日の自分がある。 自分になるために、今日の自分がある。 湯浅教の誕生である。 絶対的な教えがあれば、宗教は作れる。 教典は、『 幸

    • 性の排泄

      20240412 食欲は、人間に与えらた、生きるための術 食欲がなければ、モノを食べる機会も減り、寿命も短くなっていたに違いない 現代は、飽食過ぎて、病気になり、自分自身で短命としているが 人間は、食欲によって、食べて快楽を得て、便を排泄する 性欲は? 人間は、性欲によって、性交して快楽を得て、精を放出する 女は、精を放出しない、受精する 男は、性欲によって、性交して快楽を得て、精を放出する 女は、性欲によって、性交して快楽を得て、受精する 受精を目的としない性

      • 幸福の料理

        20240411 幸福を感じるとき、 美味しいとき、料理がメチャクチャ美味しかったとき 知ってる店で、 食べたことがある美味しい料理を食べるとき ・期待を裏切らないので、うん、やっぱり美味しい 知らない初めて行く店で、 料理を食べるとき ・期待していると、ギャップは小さいので、それほど、美味しいとは感じない ・期待していないと、ギャップが大きいので、振り幅の分、美味しいと感じる 好みはあれど、結局、 味の期待値と、実際の味わいの差分が、 美味しさの核となる 期待し過

        • 調理場という戦場

          20240409 経験があろうがなかろうが、年がいってようが若かろうが、「 これから何かをやる 」というタイプの独特の空気を持つ人 若い頃は辛さが何だかわからないから、怖いけどやれる。わからないゆえにやれる。若さの素晴らしさって、きっとそういう「 あまりわかっていない 」ということだ。 怖さを感じても、若い人はわからないまま突っ走る。いつのまにかやり遂げてしまう。だから若さというものは、大事にしないともったいない。 輝きは一瞬だし、愛されるのも一瞬 社会の常識ではなく

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        『明日、世界一周に行く』という人生

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          従順という心の病

          20240410 「合理的に把握すること」「従順になること」を要求する私たちの文化、つまり人間の本質を観念的に理解しようとする私たちの文化は、「規格化された人間」を生み出す。 私たちの文化に生きる個々の人間は、それゆえ常に「役割」 や 「地位」という「観念的なもの」によって評価される危険にさらされている。自分を独自の個体と見なす私たちは、「人格(ペルソナ)」という構築物を、自分自身の独自な成長によって手に入れたものと勘違いしている。 それゆえフリードリヒ・ヴィルヘルム・ニー

          従順という心の病

          カント全集17教育学

          20240410 人間とは教育されなければならない唯一の被造物である。 教育 ・養育(養護・保育) ・訓練(訓育) ・人間形成をともなった知育 動物は、自らの様々な能力の規則に従って使用する、換言すれば、自らに危害を加えないような仕方で用いるのである。例えば、卵から孵化したばかりで、まだ目も見えないツバメのひなが、自分のした糞を巣から外へ落とす。したがって、動物は養育を必要とはしなくて、一種の保護を必要とするにすぎない。確かにたいていの動物には飼育が必要ではあるけれども

          カント全集17教育学

          湯浅淳一という名前

          20240409 目の前の出来事以外のこと、過去のこと、未来のこと、言語を用いることで、様々な現象を説明でき、理解することができる。 動物やヒトの赤ちゃんは、目の前の出来事がすべてである。過去に想いを馳せたり、過去の妄想に耽ったりしない。そういった意味においては、私たちは言語の獲得によって、他者とのコミュニケーションがとれ社会性という文化を進化させた一方で、過去への後悔や未来への不安といった、ここには存在しない不都合な今を実現した。 私の名前は、湯浅淳一 ( ゆあさじゅん

          湯浅淳一という名前

          心の自傷

          20240407 自分のことをめちゃくちゃに傷付けたいときがある。 そうやって自分のことを深く傷付けて、傷付いてたところに、塩を塗って、もうイヤだってくらいに心を傷付けて、底を目指す。もうこれが心の底だろうっていう、一番底辺だろうっていうところまで、落ちる。 じゃないと、上に行けないから。底の底だと自分が思って初めて上がれる。まだ、下があるかもしれないなんて怯えながら、上がることなどできない。 ハシゴのようなものだ。ハシゴは、一番下から登らないと不安だ、少しずつ、その高

          心の自傷

          東京都同情塔

          20240405 日本電波塔の愛称が、応募第13位「東京タワー」ではなく、公平な多数決によって「昭和塔」に決定していたとしたら、きっと今頃あの赤と白の塔には、取り残された過去の遺物のような古臭さがついてまわっていただろう。 昭和生まれの人間が時代遅れの象徴として扱われ始めているのと同じような現象が起こったはずだ。 結果、今では日本人の大多数が「東京タワー」に納得し、東京タワーに東京タワー以外の名称など考えられないと思っている。強引ともいえる当時の決定は賞賛されるべきだと言う

          東京都同情塔

          花びら落ちる

          20240406 桜の季節は切ない。 春は始まりの季節だ。 私は、家族とお別れしてきた。 別に、人が、家族が死んだわけじゃない。 私を作った家族、親や弟も、 私が作った家族、妻や子どもや妻も、 みんな生きている。 私を作った家族は、たくさん一緒に過ごしたから、一緒に暮らすことを卒業しただけだ。 私が作った家族は、一緒に暮らすことをやめた、家族で生きることをやめて、別れた。 冬の終わり、まだまだ寒さが残る季節に別れた。 春の訪れという始まりの季節が、逆に、思い出を

          花びら落ちる

          男って?

          20240406 「好き」は気の迷い 「付き合おう」は体が寂しい 「愛してる」は勘違い 「結婚しよう」は心が寂しい 『好きなの?』は、好きかどうかはわからないけど、「好きだよ」 『付き合ってるの?』は、あなたがそれを求めるから聞いているんだよね、「付き合ってるよ」 『愛しているの?』は、愛してるって何だろう、よくわからないや、でも、「愛してるよ」 『結婚するの?別れるの?』は、俺が別れるという選択をしない自信があるからなのかな、「結婚しよう」 離婚したくない

          不登校の中二のような私

          20240405 成長するっていうことは、知るということ 知っていくということは、いろんな経験をするということ いろんな経験を積むということは、わかるということ わかっていくということは、比べることができるということ 比べることができるということは、違いがわかるということ 違うということが、成長するということ 私たちは、成長して、年齢的には大人になったけれど、実際に自分の中で、小さい頃に想像していた年齢像の大人にはなってはいない 自分の実年齢と精神年齢に、ギャップを感じ

          不登校の中二のような私

          人類の歴史を変えた8つのできごと

          20240402 ①言語 ②宗教 ③農耕 ④お金 ⑤民主主義 ⑥報道機関 ⑦科学技術の進歩と産業革命 ⑧戦争技術の発達 ①言語 簡単にいえば、言語とは、意味を持ったさまざまな単語を、文法に沿って組み合わせることで、この世のあらゆる物事を表現することができるもの、ということになる。 実際、私たちは、今そこで起きていること以外のできごと、あるいは今会っている人以外の人についても話をすることができる。現在のことだけでなく、過去や未来についての話をすることだって簡単だ。 これは

          人類の歴史を変えた8つのできごと

          異国という遊園地

          20240330 生まれる国 稼ぐ国 生きる国 暮らす国 遊ぶ国 旅する国 どの国で、どうやって時間を過ごそうか 生まれた国は、変えられないけれど、 それ以外は、すべて、自分で決められる それが自由だ 私にとっての遊園地は、異国 日本の外、 日本の言語外、 日本の常識外 私は誰でもない その国の言葉も文化もわからない異邦人 何も知らない、何もわからない 裸の私 素敵な世界 未知との出会い <私の遊園地> ・コーヒーカップは、タイ ・ジェットコースターは、インド

          異国という遊園地

          家畜化症候群

          20240405 ヒトの形態や生理機能、認知の能力の変化が、他の動物に見られる家畜症候群と似通っている。 ヒトはなぜ、自らを家畜化していったのか? 権力者、教育、メディアが、どうやって大衆を、家畜化していったのか? ヒト、ホモサピエンスは、友好的だから、絶滅しなかった。ネアンデルタール人より、大きな集団を作り出すことができた。 やがて、それが、拡大していき、ムラになり、マチになり、市民や国家が生まれた。 その過程で、そして、現代までの時代で、家畜化は、より精緻に進化して

          家畜化症候群

          ヒトは家畜化して進化した

          20240405 ヒトは「 自己家畜化 」によって友好的になり、見知らぬ人とも協力できるよう進化した。相手の心を思いやり、仲間と技術や文化を共有するできたおかげでヒトは繁栄し、他の人類が絶滅しても生き延びることができた。 協力するという行為は私たちが種として存続するための鍵だ。協力は進化における適応度を高めるからだ。 最も共感的な個体を最も多く有する集団が最も栄え、より多くの子どもをあとに残した。 最も体が大きく、最も強くて、不親切な動物はストレスに満ちた一生を送るおそ

          ヒトは家畜化して進化した