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24歳、鬱病になる。ー〔192〕変わっていくこと

私24歳にして、今年2023年の1月に鬱病と診断を受けました。

鬱病になった私に起きたことや、そこから立ち直れるにようになるまでの姿を、自分なりに整理して、書き起こしてみたいと思います。

自分のために、そして同じような境遇の人の何かの一助になればよいなと思っております。


前回の記事では、アルバイトを「楽しい」と思えていたことを書きました。今回は、そうやってアルバイトを続けていくなかで、"あるケジメ"がついたことを書き記していきたいと思います。

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アルバイトが始まってから、私の生活は少しずつ変化していきました。

まず変わらなかったことは、読書とエッセイでした。

毎朝コーヒーメーカで作ったホットコーヒーを飲みながら、読書をする。朝に出勤することもありましたが、そういう日は読書はしませんでした。しかし休みの日や夜出勤の時は、基本的に午前中は読書に費やしました。村上春樹の『海辺のカフカ』や山崎豊子の『白い巨塔』、湊かなえの『リバース』、シェイクスピアの『リア王』など、色々な作品を読破していきました。

エッセイも、とにかく毎日書いていきました。筆が進みがまま、書いていきました。当初は50記事くらいで完結するつもりでしたが、あれよあれよと記事の数が増えていきました。(そして200記事を目前に控えた現在も、ご覧のように完結していません笑。)

変わったこととしては、まずランニングはしなくなりました。理由は、アルバイトで忙しいし、何より夕方は疲れているからでした。ただ、もともと無理して続けるつもりはなかったので、ランニングをやめたことに罪悪感はありませんでした。

それと、お風呂で読書をする習慣もなくなりました。というか、お風呂に浸かることがなくなりました。暖かくなったことでシャワーで済ませることが多くなったからでした。ゆっくりお風呂に浸かるより、シャワーで手っ取り早く身体の汚れを落として、映画やらなんやらとやりたいことをすることに私は忙しかったのです。

そして最も大きかったことは、再就職活動をやめたことでした。

アルバイトの生活は満足していましたし、その後の目標として映像翻訳家になるビジョンを描けていました。なので、もうハローワークにはいかないことにしました。ハローワークのマイページにて、アカウントも削除しました。

それと同時に、塾講師時代に買った教科書や教科書ガイド、数種類の英単語帳も処分しました。「もしかしたら転職の時に役立つかもしれない」と心のどこかで思っていましたが、きっと今後は必要ないという確信が私にはありました。


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