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余白をつくる

セッション振り返りのつづき。

癖って体の中の滞り。

わたしたちは、日々いろいろなことを感じて生きている。

そして、感情ってすごいエネルギーを持っている。

体でしっかり味わうだけで、ものすごく体力を消耗する。

全速力で走るとか、徹夜するとか、そういうのとは違うところを使ってる。

自分と対話を始めて、閉じ込めてた感情が解凍される経験をしたけれど、

タイムスリップしたみたいに

その時の恐怖、寒さ、絶望、無力感が体を通過していく。

ぎゅーーーーーっと体が強張ったり、

目の前が真っ暗になったり、

その時の自分が感じ取ったもの。

感じ取ったあとは、もうクタクタで力が入らない。

当時の自分には身に余る感情で、

自分が壊れてしまわないように体がギュッと固くなって閉じ込めていたのだ。

そのためには、生まれた感情と同じだけのエネルギーを使って、相殺している。

出てこようとするたびに抑え込んで・・・

だから、感情を解凍してあげると、抑え込むのに使っていたエネルギーが自由になる。

余裕とか、余白みたいなもの。

怖がって出てこれなかった感情。

優等生じゃない自分自身、否定されていた部分。

「出て行っても大丈夫かな・・・?」

そう思って出てきてくれた時に、受け止めてあげられるコンディションをつくっておきたいなと思う。

いい子・いい人・優等生のがんばり屋さんやってるとき、

自分と自分が分離する感覚を経験した。

すごいツライ。

その辛さは失敗じゃなくて、財産だと思ってる。

辛いと感じることができたから、こっちじゃないと気づくことができた。

そっちの道は辛いよ、茨だよ。

そう教えてくれた自分にありがとう。

勇気を出して、自分との対話を始めた自分にもありがとう。

すこしずつ、余白が生まています。

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