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ベビーサークル

私が小さい頃、実家には木製のベビーサークルがあったらしい。

うっすら覚えています。きっと赤ちゃんの時の写真に写っていてそれを見た記憶が残っているんだと思います。

ベビーサークルには小さい扉がついていて、そこを開けておいても私は絶対そこから出で行くことはなく、そのベビーサークルの中でいつも機嫌良くひとりでおとなしくおもちゃで遊んでいたと母は言います。

だから手がかからず子育てが本当に楽だったそうです。

3つ上の姉はというと私と正反対で、ベビーサークルの扉はもちろんのこと、家の窓や戸が開いているとすぐ見つけて外に出ていこうとしてしまい、危なくていつも見張っていなければならず大変だったそうです。

まぁ赤ちゃんはみんなこんな感じで目が離せないのが普通で、それを見守るのが親の仕事だったりします。


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活発な赤ちゃんだった姉は、大人になると、真面目でよく人に尽くす働き者ではありますが、意外にも保守的であり自分の考えで行動するタイプにはなりませんでした。

私の方はというと、おとなしいのは相変わらずだけれど、人に合わせるのは得意ではなく、自分のやりたいことは通して行動してしまう、そんな我がけっこうあるタイプになりました。

三つ子の魂百までと言いますが、表面的な行動だけを見たのでは他人はその子の本質はなかなかわからないんじゃないかと私は思います。

小さい子はまだ自分の気持ちを上手く話せませんからね。

たしかに自我が芽生え、好奇心が育つ大切な時期ではありますが。

私は子どもの頃、おとなしくていつもニコニコしていて手がかからなかったけれど、大人になると人の言うことを素直に聞くタイプにはならず、手のかかる人間になったのでした🙄

私のベビーサークルの思い出です🐣

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