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書淫(しょいん)な人は年収が上がる

 本の購入費と勉強代で私は破産するのではなかろうか? そのように、ずーーーーーーーっと思っておりましたが、なんだかんだで年収も着々と上がっております。よくよく考えると、本を購入したり勉強に使ったお金の分、上がっているような、そんな感じです。

 年収上げるにはどうすれば良いですか? と、訊かれることも多いのですが、本を読んで勉強して活かすことが一番ですね。技術系の仕事の人も知識を得ないことにはどうにもなりません。その手の仕事の人もやっぱり勉強です。 

 小説も読んだ方が良いですよ。なぜなら、想像力がつきます。想像できない人は、どうなりたいのかを自分に与えることができません。どうなりたいのかも分からない人は方法に辿り着けません。結果、そのままか落ちます。想像できないことの最悪パターンは、人を怒らせることです。これをやると嫌がられる、これを言うと相手が離れる、それらを想像できないと他人の心の地雷を踏みます。サヨナラが待っています。

 アリストテレス全集15のニコマコス倫理学は少し前に購入していました。全巻揃えようと思っています。アリストテレスさんは2400年ばかり前の人ですが、この人は凄い。本にさらりと「おおお~アリストテレス先生、その通りでございます!気がつきませんでしたっ、勉強になります!」が、書いてあるのです。(どこに感動したかを書き始めるとキリがなくなりますので、今回はパス。いつか書きます)

 写真の残りの本は昨日購入しました。あらゆる記事で、ちらりちらりと出てくる田坂さんの本。いい加減に読みなさい!と言われているようで買ってきました。昨夜から読み始めております。

 闇の奥は、コンラッドの代表作であり映画「地獄の黙示録」の原案になった小説です。高見浩さんの新訳で発売されておりましたので飛びついて買いました。高見さんといえばヘミングウェイの訳でお馴染みです。これも読み始めました。装丁がおしゃれですね。

 書淫(しょいん)という言葉があります。書物が非常に好きな人、度を過ぎて読書にふける人、そんな意味です。読書は知識が増え、活かせることが多くなり、考え方の幅が広がり、想像力も鍛えられ、年収だって上がる。素晴らしすぎます。

 純子さん、どれぐらいのペースで本を読んでいるのですか?と訊かれますが、そうですねぇ、最近は月15冊ぐらいかな。再読も含みます。

 ちなみですが、書淫(しょいん)がひっくり返って、淫書(いんしょ)になると、読んで字の如くの淫靡(いんび)な書物となります。みなさま、書淫な人と言うべきところを、「わたくし淫書な人でして」と言うと、引かれますのでご注意を。

山下純子

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https://ameblo.jp/junko-485/entry-12701236252.html

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