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ダメだしを成長に活用する

ダメだしされるのはありがたいこと。そこを改善すれば良くなるんです。人の成長は気分よく伸び続けることなんかできなくて、悔しかったり心が折れたり悲しくて絶望を味わったり、そんなことを体験しながらジワジワ上っていくんです。

慶應大学の法学部法律学科に「尹 仁河」先生がおられます。とても素敵な女性の先生で、雰囲気は台湾の総統蔡英文さんに似ています。(尹 仁河:ユン インハ)
先日、尹先生が講義の中でこう仰いました。「レポートでダメだしをされて何度も返ってくることがあるでしょう。しかし、戻ってきたレポートを書き直して教授と何往復もすることは、その課題に対してより良い答えに近づくということなのです。是非、くじけることなく学び続けてください」

成長していくことでとても大事なことは、学んだことを人生に置き換えて考え、そしてその考えを実行することです。

私は尹先生のお言葉を聞きながら人生も同じだと思いました。またやってしまった、気をつけよう、この前より少しよくなったけれどまたやってしまった、気をつけよう、この繰り返しです。そしてやがて改善される。実際に私もそうなのです。

ダメなところは成長できるところなのですよね。レポートをダメだしされて戻ってくることは、仕事では企画書や報告書をダメだしされるのと同じです。素直に受け止めて、人生がうまくいく方向に、仕事が進む方向に動いていくようにしていきましょう。だって、その方が自分と誰かに得ですもの。私もそうします。

福沢諭吉先生が使っておられた机、硯、煙管(きせる)、文鎮、眼鏡です。学内の記念館にあります。一般の方も入ることができます。

山下純子

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