イングリッシュローズの楽しみ方
イングリッシュローズはデビッドオースティンが開発したオールドローズ風のバラの品種群を指します。しかし樹形についてはクライミングからアーチタイプ、スプレータイプ、ブッシュタイプと品種によって様々です。
基本的には樹形に沿った剪定をすればいいのですが、ここでは樹形タイプごとのイングリッシュローズとしての魅力の活かし方について解説します。
クライミングタイプ
通常のツルバラのようにフェンスやアーチに誘引して楽しむこともできますが、イングリッシュローズの雰囲気を活かしてナチュラルに楽しむのもありです。
たとえばお庭の壁際や高い木にとげをひっかける程度にすると、自然な樹形が楽しめます。
なおイングリッシュローズはモダンローズなので、普通のツルバラと違って強剪定が可能です。冬季にひざ下あたりでばっさり切るとそれなりにコンパクトな樹形にまとめることもできます。
アーチタイプ
クライミングほどは枝が伸びないアーチタイプのイングリッシュローズはは、無理に誘引するのではなく、そのままの樹形で楽しむ方がいいでしょう。
花壇の宿根草の後ろなどに植えると、枝が枝垂れて背の低い草花にかぶさるような感じでナチュラルなイングリッシュガーデンを演出できます。
スプレータイプ
スプレータイプのイングリッシュローズは低い位置から枝が広がります。
あえて、背の高い宿根草の手前に植えて宿根草を背景にイングリッシュローズの花を楽しむことができます。
ブッシュタイプ
ハイブリッドティーのように自立するブッシュタイプのイングリッシュローズは、花壇のシンボルツリー的な役割を担ってもらいましょう。
ブッシュタイプのイングリッシュローズの周りに背の低い草花を植えてイングリッシュローズを引き立ててあげましょう。
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