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やっぱり みんな 愛されたい

やっぱりみんな、愛されたいんだなあと思います。

わたしは、ヨガを人に教えることをしていますが、それとは別に、公立の小学校でスペシャルニーズの子どもたちをサポートする仕事をしています。今年は体調の関係で、短い時間ですが。

うちの子ども達が小学生の頃、クラスの手伝い(ボランティア)に行っていました。日本育ちのわたしは、自分の子どもがどんな環境で勉強をしているのか、アメリカの学校とはどんな所なのか、自分の目で見てみたかったのです。

その頃、そこでサポート役として働いていた人に、

「あなたも結構、子ども好きね?
私みたいなサポートの仕事が向いているかもよ。」

いや、そんなに好きじゃないけど・・・と思いながらも、その言葉がきっかけになり、この世界(?)に入りました。かれこれ7年が経ちます。
実際には、うちの子どもたちがいた普通学級ではなく、スペシャルニーズ学級で働くのですが。


これまでに、さまざまな生徒さんに出会ってきました。

発達の遅れ、コミュニケーションが苦手、元気がありすぎる、意志が強すぎる、ルールを守れない、先天的な理由・・・etc.
スピリチュアル的に言えば、どこの星から来たの? とか、old soul だな・・今回の地球、何回目?などと思ってしまうことも多々あります。

そして、たくさんの「教師」という職を選んだ人達にも出会ってきました。
基本的に、みなさん、ほんと・・・お喋り好き?!
言葉が次から次へと自然に出てくるのには、本当に素晴らしいと心から思います。
もしかして、このわたしの気持ちは一種の憧れなのかもしれません。
自分はそんなにポンポン言葉が出てこないので。



この仕事をするにあたって、ヨガをしていたことで、人の本質を見ようとする姿勢や、バウンダリーの概念 ( https://note.com/junkoishikawa/n/n0b1c0188bf57 ) を学んでいたのでがとても役に立っています。


スペシャルニーズ学級は、【 許容範囲 】がとても広いです。
各生徒さんのレベルに合わせてゴールが決まります。そのゴールは、十人十色。
みんな違ってそれで良い、それが当たり前の空間なのです。だって、それしか選択肢がないから。

そんな空間にいるのが、とても心地良いのです。

そんな空間で働く人たちも【 許容範囲 】が広い人たちなので、一緒にいてとても楽です。


今まで、わたし自身が、

周りに合わせないといけない
自分に嘘をついてでも「他人の普通」にならないといけない

と知らぬうちに、そう心から信じて疑わず、無理をしていたのだと気がつきました。

そうなんです。
わたしは、生きにくかったのです。


住む場所を変えても、変わりません。
周りと比較せず、自分という存在をちゃんと認めない限り、変わらないのです。
自分で認めていかないと、変われないのです。

子育ても同じです。
自分の子どもたちも、「他人の普通」に合うように育てようとしていました。それはそれは重たいプレッシャーでしたし、子どもたちもさぞかし辛い思いをしていたと思います。

なので、スペシャルニーズ学級の『本当にみんな違ってみんな良い』というそれしか選択肢がない空間に出会い、自分が癒されていくのを感じました。今も現在進行形で。(もちろん仕事なので、生徒さんのゴールに見合うよう働いていますが)


で、そこで強く感じるのは、普通学級もスペシャルニーズ学級も関係なく、全ての子どもは、 愛されたい  生き物だということです。そうでないと、枯れていってしまいます。そして同時に、愛することも知っている人たちです。
もしかしたら、大人たちよりもっと純粋に。。。

学校で働く先生やわたしのようなサポート役の人たちも、清掃のお兄さんたちも、ランチルームで働く人たちも、全ての大人たちは、そんな子どもたちを 愛したい と思っています。そして、子どもたちからも 愛情 をもらっています。

そうやって成り立っている空間にいたら、やっぱりみんな愛されたい んだな、と思いました。

自分で自分を愛することも大切☆



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