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ジェンダーフリー|お母さん

性別に囚われず自由に生きられるように(ジェンダーフリー)とか、LGBTQとか性的少数派の人たちを理解し、尊重しようという動きがここ数年広まっていますよね。

日本の現状は分かりませんが、わたしはアメリカ学校教育の場にご縁があるので、生徒さんを見かけの性別で呼ばず(あの女の子ね、あそこの男の子が・・・ではなく)、個人名や「生徒」と言うようになどトレーニングを受けています。

うちの子達(大学生、高校生)も、性的少数派の人たちはどの学校にも職場にもいるのが「フツー」だから、変な目で見たり、仲間はずれにする対象なんかではないよ、と学校で習ってきていますし、同性愛者が多くて有名なサンフランシスコで働いていた経験を持つ夫は、そんなの何十年も前からある話だよ、なんで今さら…という感じで。

「あの人、同性の人と結婚しているんだって」というのも、「あの人、外では英語だけど、家では違う言語を話してるんだって」と同レベル。実際、うちの息子の先生が、同性結婚をしていたけど、教育委員会が文句を言うとか、親が抗議するとかも聞いたこともないです(あったとしてもそれがニュースや噂話となって聞こえてこない)。

そうやって、今の時代〜これからも〜、男性/女性という性に悩んでいた人も、肌の色や国籍で差別をされていた人も、生きやすくなっていくのでしょう。

しかし!
そういう時代の流れにあっても、女性/男性的性質は、絶対的に存在するし必要とされていますよね。人間の中にも、物質世界、精神世界においても。


そして、

人は皆、母親から生まれている。
どんな人にも母親がいる。


もう既に人工子宮を作っている人もいるというので、この先、人工人間が「フツー」になる日が来るのか分からないけど、わたしにとっての「お母さん」は唯一無二の存在で、わたしにとっての光です。お母さん、ありがとう♡

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