1年ぶりに日本に帰国した。ついでに、少しお休みをいただいて日本を満喫した。前半は仕事だったので、毎日出社したが、通勤風景はすっかりコロナ禍前に戻った感じだった。仕事の後の一杯、というあの文化もすっかり元に戻っていた。なので、夜は連日懐かしい連中と飲むことになったが、ランチは昔の文化がなく、誰からも声をかけられずにボッチランチを何回かした。以前は、周りの人に声掛けて、そのまま社員食堂に行くのが習わしだったが、どうやらその文化はもう廃れたようだ。
後半の休暇は岡山出張帰りの交通費をうまく使って、名古屋and三島のうなぎ旅をした。家族と名古屋で待ち合わせて、居酒屋で名古屋グルメを食べた後に味仙は台湾ラーメンで締め、翌日は熱田神宮本店の蓬莱軒でひつまぶしを堪能した。お茶漬けもいいけど、海苔ネギわさびが美味い。さらに翌日は三島の桜家で鰻重を満喫した。大好きな鰻を食べずにチリで一年頑張った自分へのご褒美だ。
他にも西武鉄道のレストラン列車に乗ったり、勝沼ぶどう郷のかつぬま新酒ワインまつり、に参加して山梨ヌーボーを堪能したり、近所に洒落た寿司屋を発見して海鮮丼をいただいたり、いやー、贅沢に過ごした。
チリに戻るのが面倒くさくなったけど、仕方がない。また一年後を楽しみに帰ってきた。
帰りの便はどちらもユナイテッド航空。ヒューストンからの便は機材トラブルで相変わらず順調に遅れてサンティアゴに到着した。
３週間ぶりに家に帰るとたっ大変なことが起きていた。なんと！！冷凍庫の電気が切れて、水浸しな上にメチャクチャ臭い！！キッチンに腐敗臭が充満していた。あちゃーー、ケーブルの差し込みが甘かったかか、なんなのか、、30時間もの空の旅から帰ってきた身体に鞭を打って、必死に片付けをした。牛肉も豚肉もシーフードも、軒並みダメになっていた。なんとか片付けて、木曜にはお手伝いさんがきてくれてさらに入念にキレイにしてもらって、ようやく臭いが取れてきた。いやはや、大変な事件だった。
来週からまたチリの生活が始まる。頑張らないと、だ。

冷凍庫の電気が切れて、中身が全て腐ってしまった：Se fue la electricidad en el congelador, por lo que todo lo que había dentro se echó a perder.