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僕が『ベンチャー・マネジメント』領域に転職した理由

「ベンチャー企業が作るプロダクトは2つ。
それはサービスと組織である。」

【Voicyの組織復活劇】組織ランクCCC→AAAへの鍵は「誰がやるか」

スタートアップ・ベンチャーは、職種違えど、サービスと組織、どちらも全員で作っていくことが重要。

そんなことを下記、Voicy社のインタビュー記事で僕は、学びました。

本記事は「マネジメントアドベントカレンダー2022」の記事となります。

1. 月曜日、「会社に行きたくない」

僕自身、ここ数年は「スタートアップ × 営業」領域で働かせていただいております。最近では、ウェビナーに登壇させていただいたり、営業のスクールで講師をさせていただいたり。(ありがたいです)

最初からうまくいったわけではなく、営業として働き出した当初はボロボロでした。月曜朝の営業定例でバキバキに詰められて、口数も減り、月曜日には「会社に行きたくない」と毎週本気で思ってました。

そんな状況で心も不安定になったのですが、転職して次に入った会社が20人ぐらいの規模のスタートアップでした。(当時はスタートアップという言葉も多分知らなかったです)

接客業からデザイナー、営業とキャリアを変えてきた

2. ベンチャー・スタートアップに救われる

当時のスタートアップでは、

「自分の成長を通じて、営業チームに貢献して下さい」
「市場から評価されるビジネスパーソンになれ!」

と言われました。

これらの言葉で僕は「市場からの評価とは何か?」「自分の成長とは?」「チームへの貢献とは?」とたくさん考えるようになったのです。

そして、それを実行する仕組みも提供されていました。
事業の全体像がわかる週一の「事業推進会議」、案件をヘルプし合う毎朝の「営業前進会議」、必ずフィードバックが入る「日報制度」などなど。

これは、最初の職場では味わえなかった体験でした。
自分自身の成長、会社で働く意味、売上とは何か、徹底して考えました。

その他にも、自分で商材のスローガンを考えたり、自分で営業報告のフォーマットを考えたり、案件獲得のための戦略を考えたり。

気づいたら、仕事が「自分ごと化」していました。自分の成長と共に、事業もKDDIグループの子会社に売却するまでに成長していきました。

3.  『事業開発セールス』として情報発信

その後、スタートアップに所属して営業をしながら、外部のスタートアップへの営業支援も精力的に行いました。特に、0→1フェーズの営業に困っている方が多く、お話を聞かせていただきながら、僕自身もさらに学習を重ねていきました。

そんな活動の一環で、僕なりの「0→1フェーズの営業」を『事業開発セールス』と名付け、Twitterで情報発信も始めました。

「0→1フェーズの営業」という独自のポジション、独自のネーミング。自分らしく勝負すれば、一定戦えるかな… という打算的な考えです。

事業開発セールスとしての発信

4. 『個』の時代

テクノロジーが民主化され、『個の時代』と呼ばれています。誰でもSNSを通じて、個人がカンタンに情報を発信することができるようになりました。

『事業開発セールス』としての情報発信は、自分にとてもハマりました。有難いことに発信媒体も増え、Twitterで短文を、noteで文章を、Voicyで音声を継続的に発信させてもらってます。

元々、僕は実績やキャリアもないので、「自分のキャリアは自分で築くしかない」「自分で戦っていくしかない」と前々から考えていました。

情報発信はそんな「自分軸の考え」と強烈に相性が良く、「自分らしく」「自分のポジショニング」を意識することで、僕みたいな実績のない人間でも情報発信を通して多くの出会いと、機会をいただくことが出来ました。

営業としてのポートフォリオ(作品集)

5. 『個』の時代の罠


「自分らしく」「自分の好きなことを」


大好きな言葉です。

でも、みんなが自分を向き、自分のことを考える人が増えれば増えるほど、良い意味で「わがまま」な個人が増え、対応できる組織の整備が間に合わなくなるのではないでしょうか。

じゃあ、一人でやればいいかというと、そういう訳でもない。一人でやれることは限られている。はじまりは一人かもしれませんが、それを大きく育てることは一人では出来ない。強烈なカリスマ的な個人以外、チームでやらないと大きなアウトプットは出しにくい。

そんな時、大事になってくるのは組織にコミットできる存在や、組織にコミットできる仕組み。

でも、個人を制限してしまうイメージの「管理」とは違う。

6. マネ型との出会い

そんなことを考えている時「急成長を導くマネージャーの型 ~地位・権力が通用しない時代の“イーブン"なマネジメント」と出会いました。

そもそも、僕がなぜマネジメントに向き合えていなかったかと言うと、最初に入った、バキバキに詰められていた会社での経験から、マネジメントは人を管理するものというイメージが強かったからです。

”管理するマネジメントってベンチャーっぽくないな”という違和感をずっと持ってました。それよりも「ベンチャーで人数も少ないし、プロダクトとセールスだ」と。

そんな流れもあって、「0→1フェーズの営業」を『事業開発セールス』と名付け、自分のテーマにしていました。「顧客との接点を持ちながら、プロダクトにフィードバックしていく営業」というニュアンスです。

まさに、プロダクトとセールスというテーマです。

7. 事業が成長し、個人の成長も促される

長村さんの書籍を読んでマネジメントは「人を管理するもの」というものからマネジメントは「”ヒト”を活かすためのもの」という認識に変わりました。

マネージャーとメンバーはイーブンな関係である。マネジメントのためのマネジメントではなく、事業成長の手段としてのマネジメント。リソースが限られる中、最も工数が少なく、効果が出るところを見極める。などなど。

ベンチャーに特化した内容で衝撃を受けました。

最初のスタートアップで、

「自分の成長を通じて、営業チームに貢献して下さい」
「市場から評価されるビジネスパーソンになれ!」

と言われて育った記憶が蘇りました。

そしてそれを推進させる仕組み。事業の全体像がわかる週一の「事業推進会議」、案件をヘルプし合う毎朝の「営業前進会議」、必ずフィードバックが入る「日報制度」などなど。

これはまさしく成長を支えるベンチャーのマネジメントだったんだな思いました。おかげで、自分も成長し、今があります。

8. ベンチャーは『サービス』と『組織』を作る

「ベンチャー企業が作るプロダクトは2つ。
それはサービスと組織である。」

【Voicyの組織復活劇】組織ランクCCC→AAAへの鍵は「誰がやるか」

今までは「顧客との接点を持ちながら、プロダクトにフィードバックしていく営業」というニュアンスで活動を続けていました。ここでの認識は、プロダクト=サービスです。

しかし、ベンチャー企業が作るプロダクトは「サービス」と「組織」です。ベンチャーに所属する全ての人が、職種関わらず「サービス」と「組織」を作り上げていく。

そうすることで、事業が成長し、個人の成長も促される。

僕自身、これからは営業を通して、今まで通り「サービス」へのフィードバックに加え、「組織」にも向き合っていきたいと思います。

そして、事業を成長させ、個人の成長も促す「組織」が多く生まれればいいなと思い、『ベンチャー・マネジメント』領域のEVeMにジョインする決意をしました。

9. 学習し続け、発信し続ける

事業と個人を成長させる手段(役割)として、

・事業開発セールス(サービス向き合い)
・ベンチャーマネジメント(組織向き合い)←New

というテーマで、学習と発信を重ねていきたいなと思います。
大きな学習の一つとして、『人と話す』を大事にしています。

ぜひ、セッションさせて下さい。

10. セッションしましょう!

下記にSNSや事業のLPを貼り付けておきます。
お気軽にDMやお問合せください。

▼Twitter(平日朝ツイートします!)

▼Voicy(平日朝ラジオ配信してます!)

▼『ベンチャー・マネジメント』に興味のある方!

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みなさんのチャレンジで世界が前進しますように!
ありがとうございました!

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