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アジア飯

この10数年、趣味仕事とアジア圏に(しか)行くことが多かった。
当然食事をとるのだが僕はローカルの食事が大好きだった(好きになったが正解か?)。
もともと海外に始めて行ったのはタイのチェンライ(タイの北部)、自転車イベントでMTBでのラリーレイド形式のイベントに参加した時からだ。

初がタイのチェンライMTB。

その時は初めてだから行動は大人しく同行者に付いていく感じだからローカルな食事というよりはグローバルな食事が多かった(ピザとかそういった感じ、よく言えばハズレがない)。
チェンライMTBも訪問が2回目ともなると少し外国人相手にしているタイ料理店とかもよく利用するようになる。が、少しばかりこういったお店は値が張る。

グリーンカレーとフライドライス(焼き飯)。

まだこの頃は海外と言えばタイのチェンライしか行ったこともないし、これしか知らなかった。

初めて行ったチェンライのナイトバザールでの宴はカルチャーショックが大きかった、肴が虫とか山の方なのに屋台で刺身がある。
既に知り合いのギョーカイジン幾人かは数回目の人もいる様で、その辺にどこに行くにもついていくような感じだった。

チェンライのナイトバザール屋台と言えばコレ。

3回くらい行った後、仕事の出張で初めて海外への渡航があった、それまでは国内で広島、愛知、福島辺りは良く行ってたが海外は初めてだった。
パスポート的にはチェンライに行っていたので問題なかったのも会社的にあったのかもしれない。

初の仕事での出張先は中国の大連、この時は丁度「尖閣諸島」の問題で反日が強かった時で初めての出張で渡航なのにと思ったものだ。
この時はSNSって言えばmixiが流行っていたころ、Twitterもあったかもだけどこの時は僕はしてなかったから・・・。
それに中国だったらTwitterはダメか。

初めての中国、大連。
大連で焼き鳥。

この時は事情からANAで出張がOKになっていた、本来ならばもう少し安いであろう地元の航空会社が選ばれるのだけど・・・(笑)。

そんな初の海外出張は緊張の連続でなんとかこなしたって感じ、食事にいたっても相手方が日系企業で場所柄も日本企業が多く、

地元従業員と同じ場所で同じものが鉄則。

比較的日本食にありつける、ましてや会社から仕事で行ってるので個人での行動は時期柄慎まれたから。
会社からも事情が事情だけに大人しくしているようにとお達しがあったが・・・。
そんなこともあって日本食レストランばかりだったが緊張感はそれなりにあった。

そんな中でも自転車友達がたまたま大連勤務でmixiでつながっていたので日曜日の休みにmixiでやり取りして(大陸でもmixiは繋がった)街を案内してもらったりした、当時は緊張がハンパなかった。
ローカルの電車移動は緊張モノだった。
現地の防空壕?シェルター?な胡散臭い電機屋街とか異国情緒も感じたりはできた。

何とか初海外での仕事は無事にはこなせた。

こうなってくるとそんな会社での海外出張は僕に声がかかるようになる、もちろんそれまでに国内の出張も多くなって、次はそんな国内企業の広州にある工場への出張。
広州って言ってもそこから2時間くらい高速を走る、広州はガオミン。
大連もそうだけど大きな設備の据付工事になってくるので工期もそれなりにあった。
荷物もそれなり、キャリーバックはパンパン、しかも工具類が絶対必要なので重い。
結構最初から重くてあまりお土産が入らない。

機内食。

何回かこういった出張をこなして、もうこの頃は前回のような問題もなかったしローカルの航空会社利用だった、残念だ・・・。
経費のこともあるから仕方ないけど、今思えばトータル見たらどっちがいいか・・・。
チケットがオープンフィックスで、時には帰路のスケジュールが変わることがある。
そして滞在も段々と長くなり、当然2~3週間とかは普通になってきた、そうすると食事もわりとチャレンジがしやすくなるけど・・・。
一応会社から出張で行ってるからそれなりに皆で行動、あまり1人で行動は無かった、スーパーに行ったりはあったけど、
広州(のガオミン)ではウォルマート、タイのバンコクではイオンとか。

蝉のカレー揚げ。
ビーフンと焼売。
絶対青島ビールあるな(笑)。

滞在中はすぐ近所にこういった街の食堂があり、そこでの食事や近場の日本食レストランが多かった、食堂は500円くらいでご飯とビールも飲める、日本食レストランは1000円少し、ビールを飲めばもう少ししたのかな?。

日本食レストランには独特な解釈の食べ物が多い(笑)。

広州での仕事は結構多かった、始めてのときかな?休みの日には広州タワーの隣のモールのいいとこ?で食事もしたし、パチモン街も見学した。

鳩?。
円卓

この企業とは結構縁があって、度々日本の工場にも出張で行ったし、海外の他の拠点にも行くことになる。

それ以降は台湾、韓国と行く国が増えていく。
台湾も桃園に着いて今度は新幹線で台南とか。

台湾のピザハット。
おでんのようなもの。

だいたい初めて行くときは時間がカツカツだったりする、最初からゆっくりとできることなんてない、仕事だから。
初めての台湾の時もそんな感じだったかな。
これも回数を繰り返すとなんとなくいい感じで終われる。

韓国も良かった(美味しかった)、タコとかカニとか。

タコ。
カニ。

またこれらの合間にも趣味でタイのチェンライMTBとか行ったり。

シンハパーク
ホワイトテンプル

もうチェンライMTBは慣れてきてナイトバザールとか1人でウロウロできる。
食堂なんかも1人でOK、要領がわかってきた、油断は禁物だけど・・・。
このチェンライでの食事は良い、最初の時はピザとか食べてたりして、帰国時には猛烈に下痢にあたり大変だったけど(笑)、帰路の飛行機で何回トイレに行ったか。
最初の時は水あたりか何かだったのかな?、野菜関係かも?、これも今では笑い話である。
もう今は普通にしていても問題はない。
水にさえ気を付けていればいい、どこの国へいってもたまに賞味期限とかわからない物も街の売店で買う(笑)。

たまに何かワカランのがある。

チェンライでの自転車競技はラリーレイド形式なので午前・午後とあるから昼ごはんにコース途中の公園などでケータリング、絶対に麺がある。

チェンマイヌードル(カレー麺)、カオソーイ。

このケータリングで昼食以外は朝はホテル(近く)で朝食、

晩は街へ出て好きに晩ご飯って感じだった。
もうこの頃には好きなところで晩ご飯は普通の様になってきた。

こうなってくるとご飯もローカルなものが増えてきて楽しくなってくる、
お土産も誰かが「バイヤー」って言うくらい買い込む。

いつもお土産。
お土産はスーパーが鉄則!。

タイに行くといつしかパッタイに物凄くハマってしまい、行けばパッタイばっかり食べていたかも(笑)。

パッタイ
パッタイ
パッタイ
パッタイ
パッタイ
パッタイ

パッタイはホントにピンキリ、150円くらいなものから空港の高級なものまで、それぞれに味わいがある。
お土産に米粉の乾燥麺が入るわけだ(軽いけどかさばる)。
そんな風に趣味でタイに行ってると、タイで仕事の話が上がってくる。

なかなかタイでもバンコクみたいに都会でもないし、チェンライみたいに田舎でもない、日本企業が多く進出しているコラートという地区。

バンコクで1泊してからコラートへ移動。


なかなか暑い時期に行ったんじゃないかな?、40℃くらいあったかな?。
バンコクから車で数時間(3~4時間?)フリーウェイで移動、初日は大抵バンコク泊で翌日移動が多かった。

この時に丁度友達がバンコクに来ていて晩にどう?ってメッセージがきたけど、仕事で来ているから最初は断っていたけど結局行っちゃった。

泊ってる場所がSRTって高架の電車のすぐ近くで3駅くらいの所なのでサクッと(笑)。

大概ビルの屋上にバーがある。


これで大連、バンコクと2回も自転車繋がりの友達に海外で会ったな、こんなことはなかなか経験しないな。
こんな感じで国内、国外共に出張の日々は物凄く多くなっていった。
どれも泊まる出張が多いので絶対に地元のモノを食べたりお土産で持って帰ったり。


ここまで国内外を含め出張が多くなるとは思わなかった、営業ならともかく本来は自分の工場で働いてる1作業者なのに、そりゃ班長の肩書きがあるからそれなりに対応はしてたけど。

近年ではタイの機器更新プログラムに行ったりと1人でコラートに行くことがよくあった。

タイエアー


コラートでは客先手配のホテルに滞在、リゾートホテルだ。


現地工場のお昼ご飯。
スゲー。
コラートから帰る途中にアユタヤがあった。

これまではタイと言えば自転車関係の競技でプライベートなものだったが、それきっかけでタイ出張に任命されたのは幸か不幸か。

現地のエンジニアと
代理店のありがとう飯。
ここにはまた行きたい。
タイ語話せる友達がいるとご飯が超堪能できる。

仕事でもプライベートでもローカルフードが滅茶苦茶好きだ、最初の頃には考えられなかったことだ。
もうローカルフードは今の身体を思うと難しいかもしれない、それを克服できればいいのだが・・・、

少し難しいかもしれない、

タイのチェンライにはもう一度くらい行きたい。

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