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人の痛みに。。。

まだ感じたことの無い痛みを

わかれと言うのも無理がある時もある

たとえば虫歯になったことのない人に

虫歯の痛みをわかれと言っても

わからないのも無理もないと思う

自分が本当に

その人と同じ立場に立って

同じ経験をして見て初めて

見えて来る景色もある

自分の生きて来た範囲内のことでは

まだまだわからないことや知らない世界が沢山ある

一般論だけで全てを推し量ろうとするのは

多少無理があると思って置きたい。。。

状況も感じ方も人それぞれで

みんな同じとは限らない

それこそ十人十色のパターンがあるから

表面的なことだけではわからないこともあることを

自分のこころにわかって置きたい

自分自身にもその時わからなかったことが沢山あり

反省することも多々ある

後からそうだったのか気づく時もある

祖母がよく

『歳を取った者の気持ちは

歳を取った者しかわからない』

と言っていたのを想い出す

この言葉の重さをこころに忘れないでいたい。。。

自分自身もこころの病を経験するまでは

鬱病になった友人の気持ちがよくわからなくて

救い切れなかった経験がある

いまでももう少し早く気がついていたら

友人を守れたかも知れないと

自分自身の未熟さに後悔の想いがある

その想いがあるからこそ

いろいろな人の状況や大変さは

周りの人にはわかりずらい部分もあり

何か自分でも処理し切れないことがある時に

それはその人が弱いからとか

その人だけがどうだからとかではなくて

一般論や根性論だけでは

その人の全ての大変さを押し計ろとするのは

きっと無理があるのだと思う

誰が大変で

誰が大変ではないとか

自分の狭い範囲内だけで

判断してしまうのは

大切なことを見落としてしまう可能性がある。。。

人の痛みは

自分の想像は出来ても

もしかしたら自分が思っているのとは違っているかも知れない。。。

自分が良かれと思ってしたことも

もしかしたらその人を傷つけているかも知れない。。。

実際にはその人にしかわからないことや

自分にはわかりきれていないことが沢山あると思う。。。

人の辛さや大変さは

外側の見えている部分だけでは

自分にはまだ計り知れていない部分が沢山あることを

こころに忘れないで置きたい。。。

自分も人を誤解してしまう時もあり

言葉足らずや誤解やすれ違いも沢山経験して

その痛みも知っているから

人を表面上だけで判断しないように

もっと互いの気持ちを

大切に理解しようとする気持ちを持てるように

互いのこころの時を焦らず待てる気持ちを大切にしたい。。。