記事「通信制高校の生徒増、その可能性と課題は?」についての考察

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今の日本文化だと、まだまた、海外思想のいわゆるダイバーシティを本当の意味で実現するのは難しい。
通信制の方が、生徒のユニークさはますます伸びるはず。
今後は画一的な均等教育では多様な付加価値を産めないとの判断で、ますます良質なコンテンツを使った個別学習は流行ると思います。
重要なのは、学習におけるモチベーション管理をどうするか、という事になると思います。
ティーチャーアシスタント兼コーチ、カウンセラーの様な存在が必要になってくるのかなと思いますが、
一番重要なのが、幼少期からの家庭教育、学校教育はその基盤の上に乗っかっていると考えていて、やはり地盤がしっかりしていないと、「未来に使える知識」にはならないのではないかと思います。
また、人間のIQはAIには勝てないので、ここでも家庭教育から養われるEQ(エモーショナルインテリジェンス)が重要になってくるのではと思います。

大量な製品を人の手で製造していた産業期では、統制のとれた画一的な協働が求められて、教育にも当然、統制が取りやすいように同質化が求められていましたが、
薄々気がついている方もいるかも知れませんが、今ではそれは時代錯誤です。
育った時代の違う年長者は、自身の古い価値観を正当化せず、「老害化」しないようにセルフチェックしながら、若年層を温かく見守る余裕を見せつけるくらいが丁度良く思います。

社会保障も現在の賦課方式をとる以上、老後の保障はほとんどが働き盛りの若年層からの徴収となります。
ですので、若年層が豊かでないと、老後の生活も豊かではなくなる可能性が高いのです。
自身で首を締めないためにも、年長者にも(こそ)生涯学習で「通信教育」が必要とされてくるのではないでしょうか。

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