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私はこんな人たちが好き!

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大好きな作家や作品、また好きなフレーズなどをまてめています。
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#文学

【作家】松本清張は文豪と呼びたいけど、呼べるのか問題

1960年代は、全集が様々な企画で 出版された珍しい時代。 最近読んだ本で一番、 愉快だったの…

【セレクト】村上春樹が日本文学講義に選んだ作品は何?あなたなら?

村上春樹にしては珍しい 日本文学の短編小説案内があります。 『若い読者のための短編小説案…

【読書】奇書はお好きですか?オススメは『破獄』?

「奇書」と呼ばれる本がありますね。 私は不幸にして、 奇書の喜びを今まで知らず、 読まずぎ…

5年後の文学シーンを征するのは西加奈子?村田沙耶香?川上未映子?三浦しをん?

ふだんから好きな作家の 年齢を調べて、大変なことに 気がつきました。 本当は女性の年齢の話…

【読書】好きな作家の本を鵜呑みにしてませんか?私は太宰を…?汗

以前、読書の記事で コメントをいただき、 大変勉強になったことが ありました。 気にいった…

【文学】落ちこぼれ文学と優等生文学、どちらが好きですか?

落ちこぼれ文学と優等生文学。 世にはこの間の、どっちとも 決められない文学も あるでしょう…

【芥川賞】やがて哀しき芥川受賞者たち~1980⇒2021

昨日は、165回め芥川賞の発表で 賑わいましたね。 芥川賞もダブル受賞、 直木賞もダブル受賞、 というのには驚きました。 今回は、 芥川賞、1980年から昨日までの 作者とタイトルを挙げてみたいと 思います。 改めて受賞者年表を見直すと、 この方は今何を?という人が 5人に1人はいますねえ。 名前は辛うじて覚えてる人もいれば、 もう名前が記憶にない人も。 どうしてるんでしょうね? 「この人は今?」みたいに その後を追いかける ドキュメントがあったら 読んでみたいかも。

【文学】太宰治VS芥川龍之介、どっちが…?

『太宰治VS芥川龍之介!』 二人はなんとなく似た印象ですね。 どちらかの作家の愛読者は、 大…

【通俗】三島は本格作家か?通俗作家か?

来月には、52才になる。 片付けておきたい事柄に 取り掛かりたい時期だ…。 全集読みもそろそ…

【耳か目か】宮沢賢治は耳の人。三島由紀夫は目の人。あなたはどっちの人?

ふだんはほとんど音楽を聴きません。 カフェや書店のBGMには 感銘を受けやすいので、 つい聴き…

【全集】池澤夏樹の個人編集「日本文学全集」はセレクトが超大胆!

全く自由に、自分の感覚で、 日本文学全集を編んでいいよ、 ってオファーが来たらどうですか。…

【読書】「文章は短いのがいい」は本当か?~吉田健一を想う

「文章は短く書こう」というのが、 最近の文章術の基本になってますが、 短い文章ばかり書いた…

【読書】私がnoteで古い本の話をしたい理由は?

私がnoteで、ちょっと古めな文学の話を ついしてしまうのには訳があります。 今の人にはもう昔…

【読書】ドストエフスキーはなぜ今も読まれ、トルストイは読まれないの?

ドストエフスキーは今も読まれ、 トルストイは今あまり読まれないのは なぜでしょうか? ずっと気になっています。 ここには本、読書、文学に関する 大切な普遍的な明示が埋まっている 気がするんです。 昔、30年前はまだトルストイも ドストエフスキーと 同じくらい尊敬されていました。 ロシア、19世紀の2大文豪。ライバル。 私が子供だったからでしょうか、 本好きの間では扱いも大同小異でした。 この30年で、日本社会の 価値観が大きく変わったんですねえ。 それにしても、なぜ難解