【読書】夏目漱石は、自己肯定問題にハマった日本人第1号?
今日は夏目漱石がいつまでも
「現代性」を持ち続けていられるのか?
というお話を少々。
夏目漱石は自己肯定願望に悩み、
承認欲求に苦しんだという意味では、
最初の近代日本人だったように思うんです。
人から置いてかれるんじゃないか?
周りに馴染めていなんじゃないか?
という強い孤独から、
どうしたら解放されるかが、
『それから』『門』『こころ』
『彼岸過迄』『道草』『明暗』
などには、色濃く重低音として
流れていますね。
世間や仲間から見捨てられるかも
しれないという孤独の恐