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【最後の本】自分のお葬式でかけてほしい作品ってなんですか?

「自分のお葬式では、
どんな歌?曲?を流しますか?」
先週のトークバラエティ
『酒のツマミになる話』で
芸人コンビ「空気階段」の
かたまりさんがそんな問いかけをして
盛り上がっていました。

番組では、
クイーンの
『ボヘミアン・ラプソディ』や
ブルーハーツの
「未来は僕らの手の中」
ウルフルズ「笑えれば」などが
あがっていました。
「しめくくり」を意識した歌が
多いかもしれない。

私は何にしようか?
ビートルズ?
ローリングストーンズ?
サイモンとガーファンクル?
このあたりの人のどれかかな?

でも、ロック?それも外国の?
なんだか、かっこつけてるなあ(笑)。

だいいち、普段は音楽なんて
ほぼ99%聞いてないじゃないか。
そんな私がですよ、
お葬式で、かっこいいロックを
セレクトするのは、キザですよね?

うーん、困ったなあ。

それなら、音楽はパスしよう。
そのかわり、一番好きな本の
朗読をかけてもらうのは、
どうでしょう?

もし、友人知人の少ない私の
お葬式に誰か来てくれているなら、
そんな方に、
「ああ、あいつらしいな」と
思ってもらえる本がいい。

そうなると、
私の好きな本で、
かつ、魂のことにも
軽く触れている作品は、
村上春樹の中編で
『蛍』か『納屋を焼く』か
『中国行きのスロウ・ボート』かな。

どれもお葬式で流すのは
長いかなあ。

宮沢賢治『銀河鉄道の夜』で
あの世に遅れだしてもらうのも
いいなあ。あの世界観は
死への旅、としてぴったりだ。

それを誰か、声のいい人に
朗読してもらって、それを
録音しておくのか?

いや、そこは自分自身で
朗読して録音するのが
いいような気もする。

そのかわり、死ぬまでに
朗読の勉強をしなくては。

うーむ、いや、やっぱり自分の声は
気持ち悪いな。そこは声がいい方に
頼むのがいいですね。

自分の声を出棺の時に流すのは
自分はいいかもしれないけれど、
聞かされる人々にはトラウマに
なるかもしれない。汗。

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