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他の人との情報・状況の共有の仕方を意識するとき

特定保健指導は2024年度から、第4期になり、効果判定が厳しくなります。
簡単に言えば、
①体重2㎏減、腹囲2cm減で成果を出す
②生活習慣の改善の定着がある
で、ポイント制となって支援回数が少なくても3か月で効果判定してポイントが一定溜まれば終了。足りなければ継続支援。ここは支援回数でポイントを稼ぐわけ。

先日現在の初回支援分が継続支援チームにわたってきました。めちゃくちゃ難儀な、はっきり言って「癖のある」「業務命令だから仕方なく」支援を受けざるを得ない職員一杯の事業所さん(笑)
行動計画埋めるだけで、精一杯という所のようです。

この目標が、実は「頂けない」内容で、
「今よりゆっくり噛む」とか「犬の散歩の機会利用」とかわけわからんので埋まってる。

どうやって効果評価すんねん!

「4期になったらこれではだめだよね」というと、
「4期になったらきちんとします」
と、帰ってきた。

いや~、前から言ってるやん、効果判定しにくい計画は意味がないって。
「今できないことが、来年出来るんかいな・・・」と心の中で叫んだわよ。

ちなみに「今よりゆっくり噛む」の内容を記録から読み解くと、
「今は10分かかってないかな?」とあるから、
「食事にかける時間を15分にする」とかなら具体的に共有できるやん。
「犬の散歩の機会利用」はもっとわからなくて(笑)記録を読んだら
「犬の散歩で止まった時に腹圧を意識するなど提案」
じゃあ、それ書いてよ。「散歩で止まった時に腹圧をかける」とか「歩くときに姿勢を良くしてお腹に力を入れて歩く」とか。これならどの位意識してできたか、まだ同じイメージを共有できるやん。

自分の初回支援をもとに別の人が支援するときの困難さは知っている人からの答えだったので、ちょっと残念。

継続支援担当メンバーには「記録読み込んで、行動計画の真意を理解してください。お願い。場合によっては行動計画変更もね」と、伝えることしかできないのだけれど。

最終的にはご本人が体重落としてくれたらいいわけだけど、こういう事業所さんは大抵支援が止まるのよね・・・


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