海がじゅうぶんに凍ってから、優しくなる。精神的に磁場が広がるよ。急にミシンを持って運動会のリレーに出るような。第1のコースだけバトンがミシンで、私は阿修羅の目を潰して林間学校にいくことにした。

全体が部分になって、かけらが残る。レントゲンは白線のロージンに変わる。終末みたいな気がする。もうすっかり終わって、透明だった呼吸が白くなった。

野次をとばすなよ。力が発揮できないから。いまだ暴力でしか、筋肉でしか解決できない声を私はかき分けて進む。北風と太陽ならば、私は太陽でありたい。なるべく、優しくしてあげたい。どうか。傷つかないように。へそ用のレーシックがほしい。

みんなのゴルフとピューロランドと、機関車トーマスと、超エスパー竹。超エスパー竹。夜食が竹。竹のポワレ。竹が生え、萩原朔太郎が生え。

錦なんぞ飾らなくてもよい。性格もそう。いつも自然でありたい。給湯器の中で泳ぎたい。レジンで固めてもらいたい。誤飲したい。なにかを。やりたいことはたくさんある。だが、何一つできず。縊死することもあるだろう。

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