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2社目部品設計をしたはなし

Olá!るでぃです!

雨風に晒されず、安定した仕事に就きたいと、
2社目の転職では自動車部品の設計になったのよ。
当時のエージェントさんがね、
1社目が過酷すぎたから、それ以上で良いところ探すならいっぱいあるって。

そのとき初めて職務経歴書の書いたんだけど、
どのフォーマットにも「賞与」って書いてあるやん?
あれって単位「万」なんだけど。

わたしが1社目でランキング入りしたアレが、賞与だと思ってたんだよね。
一生懸命、真面目に「0.08万」て書いたよねー笑!!!(800円だから)

しかもエージェントさん指摘もしてくれなかったから、
あれが間違いだったこと、5年後までずーっと知らなかったんだよ~!
誰か教えてよー泣

しかも入ってみれば、「有給休暇」というものがあると!
1社目では退職時に人事に確認したんだけど、
「有給なんかうちにはありません~」と言われて終わったので、
存在自体がおとぎ話だと本気で思ってたんだよね…
2社目の職場で知った時には、ひどく感動したものよ笑。
「え、休んでいいの…?給料出るの…!?」って。

入社してみると、OJTということで、2 年目の先輩が付いてくれたんだけど、
そのひとがほんとに寡黙なひとで。こちらから動かないと、なにも動かず指導もなく。

業界も変わり、右も左もわからない状態だけど、
入社してから、もう既に担当の責任者ポジションを既に与えられてた状態だったし、容赦なく各案件ごとに期限もあるもんだから、
いつも不安で、自分からミスが出ないようにいつも焦り動き回っていた。

業務内容に関しては、ほとんどOJTの先輩には聞かず、職場のいろんな人になんとか説明を受けながらで、ギリギリで回してたな。新人ながら、とにかくしんどかった。

こういうことを書くと、きっとOJTの先輩に頼らないことについて批判するひともいるだろうけど、言葉通りのYes/Noしか言えない寡黙なひとがOJTだと、会話に苦労する。全然進まない問題が発生する。
ほんとに超シンプルな質問のときくらいに聞くくらいで、適材適所の考えで内容に合わせて質問する相手を都度人選してた。

例えば、「この問合せの添付資料はなんですか?」聞いたとき、
OJTの先輩:「△△△(表題のタイトルを読み上げるだけ)」
「そんなんわかるわ!」ってなる、もどかしいそんな感じ。

でも物事のバックグラウンドがわからずして、部品設計なんて無理でしょ?

もしヘマも先輩や上司が責任もって謝罪に行ってくれる職場環境なら、身を任せて良いと思うけど、わたしより少し前に入った女の人(Aさんとする)がひとり客先に説明責任(謝罪)に行く姿を見て、「明日は我が身」と焦ったよね…。面倒くさいけど、しゃーない対応だった。

まぁ、そういうコミュニケーションが難しいところが、デスクワークの大変さなのかもしれない。
もしコミュニケーションが得意なら、営業とかもっと違う仕事を選んでるんだよね、きっと。

みんながみんな、そんなわけではないけれど、
仕事ができるひとは、質問の意図をしっかり汲んでくれたりすると思う。
それができないひとだと、質問を都度細かくしないと伝わらないし、正しく情報がもらえないから、結局作業に入るまでに無駄な労力と時間が掛かる。

またそういう職場環境こそ、できるひとがどんどん消えていく現象が発生する。(転職していく、ということ)
コミュニケーションが難しいひとが溜まっていく…笑

デスクワークの職場では、引継ぎが軽視される環境が多いようで、
知らない以前の担当者たちの仕事が、急に炎上することがある。
人の入れ替わりが激しい職場だと、最早どこに地雷があるのか見当も付かず、全部が不安になる。
しかしながら、直近の作業もたくさんあることから、地雷探しなどできる暇もなく。また委託だと確認できる資料に限界があるから、エビデンスが追えなかったり。

引継ぎで与えられた仕事で、自分の対応してない過去の内容のために、ひとり謝罪に行かされるなんて、「やってられない!!」って思うけど、新規案件は別の難しさがあったりして、新人は逃げられない。

Aさんみたいに、いつも誰かが定期的に委託先の偉い人に呼び出される姿を見ると、「次は自分じゃないか?」と嫌な意味でドキドキする。そして誰もその不安要素を払ってくれるひとなんかいない。

上司に相談しても、
「大丈夫大丈夫、そのときはそのとき!」
なんて、ほんと不安すぎる。


短期間で新卒や中途で新人が入ってくる職場。そして定期的に誰かが炎上して説明責任に向かわされてる職場…。そして改善策が打たれない職場。

入社して2ヶ月経って、
新人が同じように困らないように、またスムーズに仕事を進められるように、上司に「勉強会をしてはどうか?」と提案をした。

わたしも正直なところ、ずっと業務内容に自信がなかったから、
その場でこれまでの仕事に対して確信を得たかったのもある。

そのときにチームリーダーである上司に言われたのは、
「お前が先生役やれば?」
だった。
自立するまでに1年は掛かると言っておきながら。

確かに会社は学校じゃない。
だから教育に力を入れる必要はない。

しかしながら、残業も多い職場環境で新人を抱え込むなら、
確実に仕事が回るように、少なくとも同じミスをさせない努力をすべきじゃない?

チームリーダーへの提案のあと、
仕方なしに新人同士で集まって情報交換会でもしようかと持ち掛けたみた。
…だって新人みんなが同じ内容で苦しむなんて、悲しくアホらしいと思ったから。

しかしながら、
当時中途で入ってきたばかりのおねぇさまBに言われたのは、
「まだ未熟なあなたから、何を学べると言うの?」

顔面でパンチを食らった感覚だった笑。


そんな感じで仕事に対して、何も確信が得られないまま、
ずっと不安で仕事を続けてた結果、1年半後には適応障害になり異動する流れになった。

人と触れ合う営業系は、お互い空気を読んで振る舞う分、
不要な摩擦はあんまりなかったけれど、
設計のような専門性の高いデスクワークでは、コミュニケーションが苦手な個性が尖ったひとが多いので、
案外「協力」が難しい。

またマネジメントするひとも、
共感力がなかったり、ひとをひとと捉えられない残念な方も多い。
疲労すると作業効率も落ちるものなのに、そういうリスクを考えたマネジメントができない上司が多い。

これは入社しないとわかりにくい情報だと思うし、
部署によっても変わってくるから難しい問題だと思う。

また、「入ってから自分が改善させよう!」というモチベーションはマジで現実的ではない。こういう環境の上司は頭が固くて、新人には運営についての発言権はなかったりする。(それか聞いてるフリ)
正直、言っても無駄。仲間という、同じように戦ってくれる頭数が無ければ意見は通らない。そして無関心でありたいひとも多い。

入社前にこういう職場の雰囲気を知りたいなら、会社の口コミの低評価を見るしかないかな~と思う。

異動先のはなしはまた今度!


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