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歴史の「岩戸開き」~日本人の和合する心が世界を一つにつないでいく

いま、国内外のさまざまな一族の方々が、これまで口外することを固く禁じられてきた一族に伝わる口承口伝を、つぎつぎと公開する流れが起きています。

私がその世界的な流れを知ったのは歴史考察系youtuberのTOLAND VLOGさんのyoutube動画を観たのがきっかけです。

これは、まさしく歴史の「岩戸開き」ですが、なぜ今この時期に集中的に秘事が開示されているのかの理由として共通していることは、

1.いま地球が存亡の瀬戸際にあること
2.地球を存亡の瀬戸際から救うことができるのは「日本人」であること

というものです。

私がTOLAND VLOGさんを知ったのは、つい2週間ほど前ですが、すでにチャンネル登録者数が60万人となり、動画内でのお話によれば、一般視聴者のみならず、多くの国内外の口伝継承者や歴史研究家の注目を集めているようです。

TOLAND VLOGさんのyoutube動画では世界各地に残された神話や歴史、口承口伝や古史古伝を網羅的に紹介するだけでなく、研究家の先生のもとを訪ねて熱心に勉強したり、現地にも足を運んで検証を試みるなど、歴史探究に対する真摯な姿勢が多くの視聴者の支持を集める理由となっているかと思います。

内容は本格的なのですが、語り口がポップかつ軽妙で、また要点が簡潔にまとめられているため、はじめて歴史に触れる人にもとても分かりやすく聞き心地の良い動画となっております。

なお、いま世界的な流れとなっている歴史の「岩戸開き」の濫觴となったのは、白頭狸先生が落合莞爾名義で世に著した一連のワンワールド國體の秘史開示であったことは間違いありません。なぜなら白頭狸先生のワンワールド國體秘史は、世界の王家の中で最古の歴史を持つ日本の天皇家が保持していた秘史をもとに開示されたものであるからです。

さて、歴史の岩戸が開く、ということは、今までは歴史の岩戸が閉じていた、ということですが、そのことが世界規模で広がる分断と対立をもたらし、ひいては地球を存亡の瀬戸際にまで追い詰めているのだと思います。

では、歴史の岩戸を開く鍵を握っているのは何かということになりますが、それがまさしく「日本人」であると言うのです。

よく日本には日本固有の「文明」が存在したと言われることがあり、「日本文明」「縄文文明」と呼ばれることもありますが、個人的にはこの呼び方には違和感を感じています。

「文明化」するとは、自然を切り開き、森林を伐採し、自然の生態系を破壊して、人間にとって快適な空間を構築することを意味しています。

そうすると、縄文の日本人の生き方、価値観とは異なることになります。むしろ「文明化」しないように生きていたのが縄文の日本人だったのではないかと思うのです。

なぜなら日本人は、自然を神々の住まう神籬(ヒモロギ)として尊び、あるいは自然を隣人の如く愛していたからであり、いたずらに自然を切り開くことはせず、森林を伐採することもなく、自然の生態系を破壊することもしなかったからです。それでいて自分たちにとって快適な生活空間も確保していました。

そう言えばペンキ画家SHOGENさんの動画で、アフリカのブンジュ村の村長さんが「日本人は自然の一部ではない。自然そのものであったのが日本人だった」というお話をされていました。

「自然の一部ではなく自然そのもの」という表現がとても新鮮で、もはや縄文の日本人は、自然と人間という境界すら存在せず一体となっていたのだなあと思い、心が広がっていくのを感じました。

さて、さまざまな一族の方々が、みずからの一族の中で秘匿されていた口承口伝を開示し、歴史の「岩戸開き」がはじまっており、その中で重要な鍵を握るのが「日本人」であると明かされてきているわけですが、そのなかでも私が感じていることは「女性性の解放」が世界を一つにつなぐことができる「岩戸開き」となると思っております。

「女性性」とは、性別を問わず人間が持つ男性的性質と女性的性質のうちの女性的性質のことを言います。知性と感性であれば感性、能動と受動であれば受動、剛と柔であれば柔ということになります。

その国が良い国かどうか、その社会が良い社会かどうかは女性と子どもが明るく元気であるかどうかだという話を宮崎駿監督のアニメで聞いたような気がしますが、それこそが国や社会が目指すべき方向性であり、また政治の根幹であると思っております。

さて、歴史の「岩戸開き」における「女性性の解放」とは何かということですが、それは「すべてを受け入れて昇華させる」ということかと思います。

岡本天明先生の『日月神示』では、この世にはスメラ神とユダヤ神の二つの神がおり、スメラ神は善神、ユダヤ神は悪神として紹介されておりますが、善悪の対立を越えて、善も悪も「抱き参らせる」ことが大切であると述べられてあるそうです。そして、そのことによって世界は「ミロクの世」となるそうです。(伝聞となっているのは、TOLAND VLOGさんの動画で『日月神示』のことを知ったからで直接原本に当たっているわけではないからです)

日本列島には古来よりさまざまな文明、さまざまな民族が渡来していたそうです。海洋民族ラピュタ、シュメール、先ケルト、フェニキア、イスラエルの失われた十支族、ユダヤ民族などなど、それらの痕跡が日本各地に残る古代の遺跡や遺構、『竹内文書』や『宮下文書』、『九鬼文書』などの古史古伝として残されているそうです。古史古伝の中には、日本が発祥となって、各地に飛散したさまざまな氏族がふたたび故郷である日本を求めて帰って来たと説明しているものもあるようです。

日本列島および日本列島に暮らしていた縄文の人々は、あらゆる文明、宗教、民族、思想、技術をわけへだてなく受け入れ、それらを対立させることなく和合させて来ました。そして、1万年から1万5000年の長いあいだ争いごとのない平和な社会を実現させて、親から子、子から孫へと引き継いでいました。

そう言えばアフリカのブンジュ村の村長さんの言葉で「宇宙の中のパワースポットは地球で、地球の中のパワースポットは日本なんだよ」というお話があったそうです。

日本列島にはあらゆるものを和合する不思議な力があり、そこに暮らして来た日本人にもあらゆるものを受容して昇華することのできる不思議な力が宿っているのでは思っています。もしも、この世に善神と悪神がいるとしても、どちらも天地自然から生まれたものであるのだから、それは兄弟みたいなものではないかと思うからです。

もしも、悪神が悪事を働いているのだとしたら、というより、すでに悪事を働いているわけですが、それを日本人が憎悪や嫌悪によって攻撃するのではなく、悪神を改心させて「抱き参らせる」ことが大切なのではないかと思っております。

なぜなら、そのようにして日本列島に暮らしてきた縄文の人々は、あらゆる文明、宗教、民族、思想、技術を和合してきたのですから。

日本人の心を「岩戸開き」すること、日本人の心をフルスロットルで全解放することが世界を一つにつなぎ、「ミロクの世」を開く大きな鍵となっていると思っております。

頓首謹言












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