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歴史の岩戸開き(12)~なぜ、いま歴史の「秘密」が開示されているのか?

以前もnote記事でお話したように、いま、これまで公開することが許されて来なかった、歴史の秘密、さまざまな口承口伝が開示されはじめています。

ニュージーランドのワイタハ族のテポロハウ長老をはじめ、北米在住のネイティブアメリカであるホピ族の予言、愛知県(尾張)の地に秘匿されていた愛智神話、最近では秦氏(深草伏見秦氏)135代祭司兼統理を務めておられる土御門兼嗣(つちみかど・かねつぐ)氏など、実にさまざまな一族の方々が代々受け継いできた口承口伝を世に明らかにされています。

これらの口承口伝の内容は、歴史考察系youtuberのTOLAND VLOGさんの考察動画でひととおり確認することができます。
(土御門兼嗣氏に関しては斎名智子アワーさん哲理作家みつろうさんの動画で確認することができます。)

では、なぜ、いまこのタイミングでさまざまな歴史の「秘密」が開示されている=歴史の「岩戸開き」がおこなわれているのでしょうか?

そのことを考える前に、なぜ、今まではさまざまな口承口伝が「秘密」にされていたのかを考える必要があります。なぜなのでしょうか? それは「秘密」にしておく必要があったからです。

禅の言葉に「啐啄同時(そったくどうじ)」という言葉があります。これは雛鳥が卵の内側から卵の殻をつつくタイミングと、親鳥が卵の外側から卵の殻をつつくタイミングが同じであるということから、師匠と弟子の呼吸が一致したときに禅の悟りが得られるという意味です。

これまでは物質中心の文明、男性優位の世界を推し進める必要がありました。それは大きく見ると人類全体の魂の成長に必要なことで、魂の成長のためには善いものにせよ、悪いものにせよ、すべてを表現する必要があったのだと思います。

物質文明と精神文明は「メビウスの帯」の関係にあります。表を辿っていけば裏になり、裏を辿っていけば表になる、物質文明を突き詰めると精神文明となり、精神文明を究めると物質文明となる、そのような関係です。

(illust ACより転載)

ただし、今回の歴史的な大転換は、単純に物質文明から精神文明に転換するだけではないと思っています。『日月神示』に「半霊半物質の時代」と表現されているように、物質文明から精神文明に単に転換するというよりは、物質文明と精神文明を「融合」させる、「調和」させることがテーマだと思うからです。

物質偏重の文明、男性優位の社会が行き詰った時、自分たちの価値観や考え方ではどうしようもなくなった時、はじめて人類は別の価値観や考え方を模索するようになります。雛鳥が卵の殻をつついて、その殻を破ろうとします。その時が歴史の「岩戸」が大きく開く時です。その「岩戸」の先に隠されているもの、それが「日本」であると思っています。

ペンキ画家のSHOGENさんは「2025年の7月から大きく明るい時代を迎える」と言います。それは「日本人のDNAの中に深く刻み込まれている記憶、愛され続けてきた記憶が一気によみがえってくる時」と言います。

そして2024年は「みなさんが自分のことを、肌を撫でながら、抱きしめながら、よく頑張っているね、すごく偉いね、大好きだよ、と自分のことを愛でて愛し続けてあげる」ことをテーマにしてくださいとお話くださっていました。

自分自身のことを大切にできる人、愛することのできる人、自分自身であることに幸せや喜びを感じることができる人が、はじめて周りの自然や人を大切にできたり、愛することのできる人、周りの自然や人に幸せや喜びを与えることができる人で、それは一人の「神さま」だと思います。

youtubeでいろいろな人のお話を聞いていると、ほんとうにみんな「神さま」だなあと思います。

これまでの時代は限られた人、歴史上の偉人や聖人と言われる人、たとえばモーセさま、キリストさま、お釈迦さま、孔子さま、老子さま、ソクラテスさまetc.が「神さま」の言葉を話すことができて、そういう方々を「すごい方々」と仰ぎ見る時代であったのだと思いますが、これからの時代はすべての人が「神さま」の言葉を話すことができるようになると思っています。

ここで、はじめの疑問に戻るのですが、なぜ、いま歴史の「秘密」が開示されはじめているのでしょうのか?
それは、もう「秘密」にしておく必要がなくなったからだと思います。一人ひとりが「神さま」であったことを思い出すことができるタイミングが来たからだと思います。

「神さま」に共通しているのは「思いやりの心」を持っていることで、それは自分自身を思いやること、大切にすること、愛することからはじまるのですね。

ご参考になれば幸いです。

頓首謹言

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