見出し画像

コロナ愚策のおかげで生き方を見直す

 欧州を中心に、世界の多くの国々は、入国の際に新コロ(新型コロナ)ワクチン接種証明や陰性証明を求める規制を完全に撤廃しており、新コロ前のようにパスポートと航空券のみで入国が可能となっている。日本の入国規制緩和と言うが、依然、ワクチン3回接種証明または陰性証明が必要なのだから、世界の潮流からすれば、全く緩和になっていない。

 そもそも、新コロ感染予防に効果がないばかりか、体調を悪化させ、命を落とす恐れのある危険なワクチンを3回も射たねばならないとか、感染~発症の有無に関わらず、陽性判定を(やろうと思えば意図的に)出せてしまうような杜撰な検査を要求するとか、あまりにも馬鹿げており、日本のこの入国規制が無くならない限り、海外渡航はあり得ない。尤も、日本には決して戻らないと決意できるなら構わないが。

 上述の馬鹿馬鹿しくも深刻な問題も、要は、新コロの扱いを指定感染症の1〜2類相当にするとの政令が、今なお継続的に有効であることによって発生している。

 我が政府の歴史的愚策だ。

 これはもう”狂気”としか言いようがない。

 本当なら、私は引退したら、年に一度ぐらいは海外に出て、視野と見聞を拡めたいと考えていたのだが、もはや、現下この有り様では、モチベーションが下がってしまい、海外へ旅しようとの気持ちが上がってこない。

 こんなことから、滅多に東京から他の地方へ赴いたことのなかった我がパートナーと私は、これからは日本国内をくまなく旅してみたいものだと願うようになり、ついには、いずれ東京にも見切りをつけ、地方のどこか良さそうな場所へと移住して、残りの人生を謳歌したいとまで、考えるようになった。

 まるで、新コロが気づきを与えてくれたような展開だが、もし実現すれば、瓢箪から駒……。

 ”人間万事塞翁が馬”である。