見出し画像

【初公開】 33年前に描いた 私の『意識・宇宙・生命体に関するイメージ・イラスト』

 今から33年前の、1989年(平成元年)9月27日、27歳だった私が描いたイラストを、押入れの奥の方から久しぶりに引っ張り出してみました。

33年前に描いたイラスト①  ©︎1989 十楽令仁


33年前に描いたイラスト②  ©︎ 1989 十楽令仁


 懐かしいです。こんなことを描いていたのですね。

 これを見て判るのは、あの当時すでに、私の『意識・宇宙・生命体に関するイメージ』は、おおむね、こんな感じに整理されていたということですね。33年を経た今になっても、基本的な概念や知識の訂正をすべき点が、いくつかあることを除いて、あまり違和感はありません。

 当時、毎日のように読み返していた『チベットの死者の書』の影響を強く受けているのが見て取れます。生きながら意識の次元上昇(アセンション)を達成することを目指すのではなく、”肉体が死を迎えるときこそが意識次元上昇の最大のチャンス”という前提で、私のイメージは構成されています。

 ①のイラストから印象を受けるのは、基本的に性善説オンリーで全てがイメージされていること。悪い奴等がひとつも出てきません。左上のほうに、肉体の死を経て、”中間状態(BARDO/バルド)”において行先を”迷った意識”の中に、”SATAN”と化すものがあるといった程度で、それも深く追究されているわけではありません。

 肉体の死を経て、”中間状態(BARDO/バルド)”で首尾よく解放を得られた意識は、①のイラストで太陽のように描かれている”宇宙生命の源”へ到達し、『光』となってあちこちへ飛びまわり、あるいは降り注ぎ、”宇宙愛の原理”として機能する[*1]と、33年前の私は考えています。”奇跡的な非凡なる再誕生を果たした意識(高次元生命体)”は、”MOTHER-SHIP(極楽浄土 etc)”をベースとして、”滅びた文明世界”から衆生を救済したり、現在進行形の文明世界へ”善き指導者(ADVISER)”として派遣されたりと大忙しで、中には地上の生物と交合してハイブリッド生命体を産んだりするケースもあると想定されています。

 死後の ”中間状態(BARDO/バルド)” から、再び一般生命体として誕生する道を選択することとなった意識は、地上の生物世界で、さまざまな生命体として、自由で争うことのない平和な生活を営んでいるようです。基本的に、ここでも性善説オンリー。悪辣で邪(よこしま)な性質を持った意識(生命体)が、何らかの擬似権力を獲得しながら、無邪気な一般生命体を騙して、地上の生物世界を支配し続けるといった構図には、33年前の私は全く思いついていないのが、よく判ります。

 当時から、もちろん私はフリーメイソン、イルミナティ、薔薇十字団などと称せられる超支配勢力の存在を知っていましたが、奴等は、ひっそりと陰で虎視淡々と計画を進めていたようでした。現在の今日、もはや誰でも気がつくほど露骨で大胆な悪魔的支配行動を、当時の奴等が表立って見せることはありませんでした。


[*1]

 死後、解放を得られた意識とは、要するにアセンションを遂げた意識であり、高い次元での存在となります。『直視できないほど強烈に眩しくて幻惑されてしまうような輝く白光こそが ”自分という意識の本来” であるから、恐れの念など捨てて、その眩しく輝く白光に身を委ねて ”ひとつに” なってしまいなさい』と、『チベットの死者の書』では説かれており、私の『意識・宇宙・生命体に関するイメージ』を決定づけています。

 それゆえ、ホツマツタヱにおける宇宙根源=タカマノハラが白光に満たされた量子論的世界である(by いときょう先生)とされたり[*2]、チャネリング系の宇宙概念=アイーナ ステラ システム(多次元新宇宙・真内部地球/ÆNA Stellar System)で示されるセントラルアースが「100%純粋意識の結晶化された光」であるとされたりする説[*3]が、高い親和性を以って、私には、すんなりと受け入れられるのです。

十楽註

[*2]

クリックで拡大 【新】ヲシテ文字シート(ホツマ出版)より

[*3]

クリックで拡大 https://aenaalpha.com より


 ②のイラストで、33年前の私は、こんなことを書いています。

 ヒトは知性思考体にまで進化発達をとげた宇宙である。ところが、あくまでも生物の肉袋である。ゆえに真の完成(完結)は死後、死の直後に達成する。これが解放(解脱)である。ねはんの境地とは、ここにある。また極楽浄土は、NOA世界、つまり聖なる高次生物世界と密接な関係があるだろう。

十楽令仁

 この文章を読むと、33年前の私は、『 ”宇宙” が、進化発達を遂げる中で、恒星系の環境が整えられ、条件の備わった環境から ”ヒト(知的生命体)” を生み、やがて進化・発達したヒトの脳を介して天地万物、一切の真相を理解している』という図式で理解しようとしていることが判ります。ここの部分が、その後33年、現在までの間に私が達した発想とは微妙に異なっていたようです。

 現在の私は、まず意識があって、意識が現実を構築すると理解しています。宇宙が進化発達を遂げる……と言うより、はじめに「存在する」という基点意識が発生した瞬間に、いわゆる宇宙=物質世界(アメノヱナ=真地球〜[*2][*3]参照)が形成され、その後、さまざまな発想(意識)が次々と、この物質世界の中に森羅万象を具現化して、現在に至る……と。

 原初の基点意識は、言わば神の意識のようにも思えますが、実は、あなたや私の意識そのもの(ハイアーセルフ/Higher Self)なのです。本質的に神という別個体があるのではなく、あなたや私の意識が属する次元に応じて、要は、低次元から見れば神のようなものと化すといったところでしょうか。実相は、多次元が重なり合っておりますので、高次元の私の意識が現次元の私の意識にインスピレーションを送る/施すといった事象は、しょっちゅう起こっているのです。いわゆる『直感』『ひらめき』『お導き』『お告げ』『睡眠中の夢を介するメッセージ』などが、それに該当します。

 私は、33年前から、否、もっとずっと前から、今回のコラムで書いたようなテーマについてばかり思索(独自研究)し続け、今に至っています。そのつもりは無かったのですが、どうやら、これは最早、私のワイフワークみたいなものです。

 また、追々、こういった事ごとを書いてゆくつもりです。

***