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旅ごはん【イタリア編】

前回(機内食の話)、機内食だけをまとめて記事にしてみたら面白かったので、今回は旅の食事をまとめて紹介しようと思う。

ミラノ到着初日は夕方着の便だったので友人宅の近くでそのまま夕食を。久しぶりに再会した友人と美味しいワインを飲みながら過ごした。ミラノのピザは日本人の口にはしょっぱいらしいので、友人が口に合う料理を出してくれるお店に連れてきてくれた。

翌日はガリバルディ駅近く10 Corso Comoのカフェで朝食をとった。焼きたてのクロワッサンとバター。エスプレッソがとても美味しい。

夕食は友人宅近くのスーパーで買い物をして家で調理をして食べた。イタリアはメロンがとても安い。一玉二百円しない程度だったか。ワインもパスタソースも適当に選んで買ったが浮かれ気分のせいかどれも美味しく感じた。聖堂が近くにあり、窓を開けると鐘の音が聞こえた。

翌日は汽車でヴェネチアへ向かう予定だった。発車まで時間に余裕があったので駅構内のバールでチョコが軽くまぶされたクロワッサンとエスプレッソを頼む。イタリア人定番の朝食なので、仕事に向かうサラリーマンたちもみんなこのセットを頼む。カウンターになっていて椅子は無い。

ヴェネチアから更に水上バスに乗り、ブラーノ島という場所へ向かう。水上バスの発車時刻まで一時間ほどあったので近くの店で昼食をとった。言わずもがな一人一ピザである。BECK'Sビールはイタリアの飲食店でよく見かけたのでいつも飲んでいた(ちなみにドイツビールである)。

フィレンツェでの夕食。Tボーンステーキ発祥の地なので名店が立ち並ぶ中、一番評価の高い店に一時間ほど並んで入った。店員さんの接客がとてもいい店で印象に残っている。独特のボトルに入ったハウスワインは注いだ分だけお金を払うシステム。手前の四角い緑色の瓶には、ハーブのような心地良い香りのする独特なオリーブオイルが入っている。肝心のTボーンステーキの写真は食べるのに夢中だったため、無い。

フィレンツェで泊まったホテルでの朝食。ここでもチョコのかかったクロワッサンが出た。手前牛柄のヨーグルトは、なんとコーヒー味。穀物がミックスされているシリアルをまぶして食べる。その奥は小さめのりんご。日本で食べられるものより気持ち水分が少ない。コーヒーは安定して美味しく、すっと目が覚める。

フィレンツェのシニョーリア広場にあるリストランテで昼食。ここで食べた黒トリュフのラビオリは、イタリア旅行中の食事のハイライトとなった。テラス席で食事をしながらサクソフォンとギター奏者の演奏を楽しんだ。

ミラノに戻ってきてからの昼食。この日も当然のように一人一ピザである。ちなみに、ピザカッターと呼ばれる丸い刃物の付いた道具はイタリアでは使用しない。真ん中の具の部分を先に食べ、最後に残った耳をオリーブオイルにつけて食べるのがイタリア流(らしい)。

イタリアと言ったらジェラート。数あるジェラート店の中でも、最も美味しいのはGROMのジェラートであると断言出来る。チェーン店なので観光名所の近くに割とある。

ミラノっ子のおやつ、ルイーニの揚げピッツァ(パンチェロッティ)。餃子のような形をした生地の中にトマトソースとたっぷりのチーズが入っている。火傷に注意。ピザなのでお供はコーラ。

イタリア最終日の夕食は少し贅沢をして、車でリゾート地であるコモへ向かった。ジョージ・クルーニーの特等席があるという素敵なレストランで、広大な湖に日が落ちていくのを眺めながら食事をした。

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