ゼロからはじめるコンサルの作り方/組み立て方AtoZ
今回は『ゼロからはじめるコンサルの作り方/組み立て方AtoZ』ってことで、コンサル運営に関してうちが持ってるノウハウを全部ドバーっと大放出していきます。またまた無料で
何が正解で何が不正解かわからない中で、ゴツゴツ壁にぶつかりながらも、実際にやってきたことをシェアするので、無駄カットに役立てていただけますと!
今、YouTubeコンサルで関わってるコンサル運営者さんから相談をもらって回答した内容も含めているので結構役立つ内容にはなってると思います。
・これからコンサルを始める人
・すでにコンサルをやってる人
・先々続く強いコンサル組織を作りたい人
はピンポイントで悩み解消につながる話もきっとあるはず。
内容に関してはあくまで僕がやってきたことなので、うまいこと”イイとこどり”でパクってってください。
本題に入る前に、僕が思ってるコンサル事業の問題点をひとつだけ挙げときます。
コンサルは立ち上げるのは簡単だけど続けるのが難しい
コンサルって立ち上げること自体は、実はめちゃくちゃ簡単なんですよね!
これすでにやってる人はわかると思うんですけど、
コンサルってよーし稼ぐぞ!って自分の影響力が高まってきたタイミングでエイヤーってはじめるじゃないですか?
・自分のキャパがどれぐらいもつかとか
・コンサル売ってその後どうしてくかとか
そういう先のことはあんまり考えず(走る前に考えてもどーせイメージしきれないし)
だからってのもあって、続けるのがとにかく難しい。
僕自身もコンサルを立ち上げて運営する中で、この継続の壁ってのはめちゃくちゃあったし(ボロボロになりながら突き進んできた)
裏方としてコンサルビジネスをやってる方々の話を聞いてても、この壁と日々戦っている。
それらを踏まえて、整理して考えていくと、継続を難しくさせてる理由ってのは主に3つに集約されるんですよね!
・やることがそもそも多い
・新規が集まらない
・次に進めなくなる
これです!
それぞれちょっと補足説明しますね!
◆そもそもやること多い問題
コンサルを立ち上げて運営を続けていこうと思うと、少なく見積もってこの作業は必要になるんですね!
大きく分けて5つ
・新規集客
・受付(クロージング)
・コンテンツ充実(ハード面)
・サポート体制強化(ソフト面)
・自分の活動
これをバランス良く実施しながら、穴があるところを埋めていかないと、いつ沈んでもおかしくない泥舟ビジネスになっちゃうのがコンサルなんです。
・新機種客ができないと、売り上げが作れず短命沈没
・受付のクロージング力が弱いと成約に至らず売り上がらず沈没
(審査が甘いとのちのサポート負荷増大で疲弊)
・コンテンツの充実に力を入れられないとサポート増大で疲弊
・サポート体制ができていないと新規を入れられずすぐ上限がくる
・自分の活動時間が確保できないとただコンサルをする奴隷オジサンになる
みたいなことが起こります。
だから一つずつ穴埋めをしていかなきゃいけない
特に一人で立ち上げた場合ってのはぜーんぶ自分でやることになるから基本的には忙殺される。
丁寧にクライアントに貢献しようと思えば思うほど、バランスが崩れていく、で次の問題にだいたいぶち当たります。
◆新規が集まらない問題
この問題に関して言うと、うちの場合はYouTubeからの集客を主戦場にしていたので、あまり壁にぶつかった感じは無いのですが、
この壁を突破できずに、うちに相談いただく方は多いです。
まぁ当然と言えば当然なんですが、コンサル始動時ってだいたい元気玉みたいな感じになるんですよ。
それまでずーっと溜め込んできた影響力を一気に使い果たす感じで。
で、一気にコンサルをセールスした後は、クライアントに結果を出していただかないことには話ははじまらないので当然、サポートに忙殺される。
真面目にやっている人ほどサポートに集中することになるので、新規集客の仕組みを既に持っている人で無い限り、そっちが手薄になるんですよね。
(ここでサポート放置して新規集客に力を入れ続けるやつはクソ)
で、だいたいの場合が、ある程度サポートが落ち着いて次の動きをしようとしたときに気がつくんですよね。
「あれ?次、マネタイズするのむずくね?」って
別に単発でコンサルの売り上げを作るだけでいいってんならこれでもいいんですけど、
新規の売り上げ作るためのハードルが高いとモチベーションが続かないとか、新規売り上げが無いことで、パワーが出ず既存クライアントのサポートまで疎かになる、みたいなことも起こるんですね!
なので集客が凹んでもすぐに立ち直れるように
早めに仕組み化をやっておくって凄く大切なんですよね!かと言っていきなり完璧な仕組みなんて作れる訳が無い、、、
なので段階べつにどんなことをすれば良いのかをまとめておきました!
コンサル立ち上げ〜安定運用までのモデル
あくまでうちでやってきたことベースですが、コンサル組織を自走させつつ、自分の手を離していきたいと考えている人はぜひ参考にしてください。
立ち上げ期は死ぬ気で
立ち上げ段階ってのは単発で終わらせるパターンだろうが継続するつもりのパターンだろうが、やることは変わりません。
とりあえず持てる手すべて使ってでも死ぬ気でクライアントに結果をだしてもらうべく自ら行動するフェーズ。
※ここで出たクライアントの成果が次のプロモーションにつながっていくし(実績がしょぼかったら新規募集の成約に関わる)
自ら背中を見せてコンサルを牽引することで、後に手伝ってくれる仲間になるメンバーが生まれていきます。
ここで結果を出せなければ終わりだし、信頼関係を構築できなければ終わり、だと思って行動するのは必須!
僕がコンサルを立ち上げたときは、先のことまでイメージできていたわけではないけど、クライアントの家に上がりこんだりするレベルで結果にコミットしました。
毎日毎日こっちから連絡したり、日報を強制したり、正直、厳しすぎて離脱してく人も多かったとおもうけど、そのおかげもあってか、初期メンバーが今となってはコンサルを運営する中心メンバーになっていたりします。
この立ち上げ期の時点でやっておいた方が良いこと
・コンセプトを作る
・先々の主要メンバーを見抜く
コンセプトはめちゃくちゃ大事
人数が少なければ少ない時期こそトップの意見やカラーは色濃く反映されます、コンサルにスローガン的な思想を定着させることで結束が強まる効果はあります(実証済み)
うちの場合は、下品かもしれないけどこういうメッセージを投げかけてたんですね。
↓ド貧乏を経験してたからこそ心の奥底から出た言葉
どんなことを教えるコンサルであったとしても、人生単位でどういうことを目指す組織なのか示すことで、それがカラーになっていくのかなと。
まぁこのコンセプトのおかげで、うちのせどりコンサルは令和時代には珍しいゴリッゴリ男塾です。(今はだいぶ丸くなってるけど)
酒!タバコ!女!ギャンブル!ブランド!年収1,000万円!
こんなことばかり言ってました
そのおかげもあってか受講生の99%は男性
↓マインド鋼の集団が出来上がりました
あと、これも自分の嗅覚に従った結果、良かったことなのでシェアしておきます。
先々、主要メンバーになる人物を見抜く
後々、主要メンバーとしてコンサルを支える存在になっていく人の選び方に関して。
これはあくまで僕が選ぶ際にやってきた基準ですが、間違いではなかったと感じています。
コンサルサポートなどの権限を委譲していく際は、実績ではなく必ず人柄重視で選んだほうが良いです。
功ある者には禄を与えよ、徳ある者には地位を与えよ
ってことわざにもあるように
最低限の実績は必要ですがスター選手というよりは、目立たないけど安定した結果し続けている、かつ、安定思考を持つような人物が理想です。
よくネットビジネス系では悪いような言い方をされるサラリーマン思考を持っている方々です。
こんな感じで
社長が向いてるとかサラリーマンが向いてるとか、結局、役割でしかないんですよね!
ちなみに、うちのコンサルの場合は、指導方法を人によって調整するために、エニアグラムってのをコンサル開始時に全員にやってもらってるんですが、講師登用やサポーター登用の際は、必ずその結果も踏まえるようにしています。
サポートにおいては6番とか9番の方はめちゃ強い。
少し話が脱線しちゃいましたが、コンサル運用に話を戻して、立ち上げから一通りコンサルを実施し、方針が定まってきたら徐々に権限を渡して手を離していきましょう!
成熟期は手放す努力を全力で
コンサルの業務を手放していく際は、以下の4つの項目をベースに業務を切り分けて渡していくのがいいかと思います。
うちの場合は、ゴツゴツ壁にぶつかりながら進めたので上手く切り分けはできていませんでしたが、今振り返ると、切り分けて考えればもっとスムーズだったろうなって所感です。
・新規集客
・受付(クロージング)
・コンテンツ充実(ハード面)
・サポート体制強化(ソフト面)
これから実際にどんな風に権限を委譲して、自分が関わる時間を削っていったかって話をするんですが、この順番に正解不正解は特にありません。
自分の得意なこと苦手なことってのが人それぞれあると思うので、
自分が苦手とするところ、かつ、人に渡しても結果が大きく変わらないところから権限委譲を行い、自分の得意分野を最後まで残していくって考え方がいいかと思います。
※うちの場合はYouTubeから継続した新規流入の流れが作れていたので、新規集客の項目に対するテコ入れは終盤になっていますが、
継続した新規流入の見込みが無い場合は、広告運用やSNSマーケに関して、外部の力を頼ってでもなるべく早く流れを作るのがいいのかなと。(売り上げにダイレクトに影響するため)
では、ここからうちでやった実際の施策です。
コンサルクライアントへのサポート充実を最優先にしつつ、外向けの施策に手を入れていくという流れで行っていきました。
①コンテンツサイトの充実 & 通信講座化
・コンテンツ充実(ハード面)
まず、最初に行ったのがコンテンツの充実。
全員に指導する項目をテキストコンテンツや動画コンテンツに落とし込み、クライアントのみが閲覧できる会員サイトに落とし込みました。
プラスで、Lステップを導入し、順番に学習を進められるように通信講座として機能させることで、抜け漏れがないように工夫も。
クライアントが全員違うことをしているようなアート型のコンサルの場合、同様のことを実施するのは難しいかもしれませんが、
ある程度、型があるもの(例えば、せどり系やクリエイターなど何かしらの技能習得を含むもの)は、全員に共通して指導する項目をコンテンツ化するだけで、かなり手をあけることができます。
②講師の育成
・サポート体制強化(ソフト面)
講師の育成と書いてますが、やったことはサポート業務の依頼です。
すでに実績がある、かつ、安定感のある方に自分がやっていた業務をそのまま依頼しました。
ただ、そのまま業務を依頼と書いていますが、①で指針的なものはコンテンツに落としているので、それを基準として、質問問い合わせが合った際に対応をお願いしたといった具合です。
具体的には、せどりの仕入れ判断(仕入れ基準に関してはコンテンツに明記)店舗仕入れレクチャー(お店でチェックすべき項目に関してはコンテンツに明記)などを任せていきました。
自分ひとりでやっていたサポートを複数の講師に依頼することで、一度に抱えられるクライアントの人数を増やすことが可能になります。
③プロモーション・セールスの外部委託
・新規集客
これは完全に手を離していたというわけではないのですが、コンサルをセールスをするためのプロモーションだったりってのを外部のマーケターに委託し、
・LPなどの制作物を作ってもらったり
・LINEの導線を組んでもらったり
・プロモーションの企画を考えてもらったり
・ウェビナーするための環境を用意してもらったり
・収支のチェックをしてもらったり
ってことをしました。丸投げするのではなく、もう一つ脳みそを貸してもらう感じで
提案をもらったり、自分でこれはどうだろう?って思ったことを伝えながら、ひとりでやるより精度とスピードをあげた感じです。
バカ自覚してたから、賢い人に頼ったって感じですね笑
おかげで、今は賢いわけじゃ無いかもしれないけど嗅覚が磨かれたし、自社に自分より優秀な人材を登用できるようになったので、このときの選択は今振り返っても良かったなと
社内に人材が育った今は外部の契約をやめて自社メンバーで固めてます。
④クローザーの利用 & 育成
・受付(クロージング)
続いてうちが着手したのがクローザーの育成。コンサル入会希望者との面談を講師が実施できる体制を整えました。
うちがやっているコンサルの場合は、成約をとりにいくというよりは、『条件を満たさない人は入れない』ということを優先していたので、成約率がどれぐらい下落するかは様子を見つつ徐々にシフトしていきました。
必ず初回面談→契約というステップを踏んでいるのですが、自分ひとりでやっていたときが30%程度、人に任せて25%程度に落ち着いています。
人選に関しては、目的によって変わる部分かと思います。(成約を伸ばしたいのか、コミュニティの結束を高めたいのかなど)
⑤マネージャーの育成
・サポート体制強化(ソフト面)
講師を統括するポジションの人材を育てることで、より自分の時間を確保できるようにしました。
それまで講師全員と自分がコミュニケーションを直接とってやりとりするってことをやってたんですが、統括するマネージャーポジションに人を入れることで、やりとりを減らしつつも必要な情報は入ってくるという状態を作った感じです。
また、トラブル対応も基本的にはマネージャーに依頼し、対応しきれない問題のみ自分が対応し、事例をストックしてくと、対応しなくてイイものが増えていきます。
⑤集客要員の育成
・新規集客
うちの場合は自社のYouTubeである程度、新規流入を確保できていたものの、演者として引退の可能性を考え、アフィリエイトシステムを導入しました。
これに関しては、即効性があるわけではありませんが、今後もじわじわ拡大予定です。(難易度は高めですが)
集客の強化に関しては、SNS運用の横展開、広告戦略、さまざまな策があるので、興味のあるものから試してみるのがいいかもしれません。
ただ、自分でやっていては手を離すことができないので、内部で運用者を育成するか、外部からマーケターを呼び込むなど、最低限の関わりだけで自走できるようにするのが理想だと思います。
というのが実際にうちがコンサル運営でやってきた施策です。
これに関しては冒頭でも言いましたが、正解不正解があるものではないので、自分のスタイルやコンサルの状況に合わせて、良いと思ったところだけ取り入れていただくのがいいかなと。
以上!
ゼロからはじめるコンサルの作り方/組み立て方AtoZということで、これからコンサルを始める予定の方、今まさにコンサルを運営されている方に、うちがレクチャーできることの全てでした!
もしこの記事が参考になったら、引用RTで感想とか教えてもらえるとめちゃ嬉しいです!
たぶん、まだまだ引き出してもらえれば細かい話も出てくると思うんで『ここどゆこと?』ってわからない点とかあれば質問も大歓迎です!
では!
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