見出し画像

【宿泊記】本当は教えたくない津軽ざんまいの宿 弘前屋に泊まってみた話

みなさんどうもごきげんよう!

「青森と八王子の架け橋になる」がモットーの居酒屋
宅飲み居酒屋じょっぱり広報のサイトウです!

今日はまず告知からさせてください!
2月17日・24日に「日本酒の会第4回 八仙の回」を開催します!
場所は当店宅飲み居酒屋じょっぱり
時間は18時から21時の3時間
参加費は6600円(税込)
プラス800円で会の日本酒飲み放題の大盤振る舞いです!

基本セットは日本酒3杯ブラス1杯の計4杯
これに「青森のつまみ」がでます!

損はさせないように作っていますので、ご参加お待ちしております☺️
詳細は画像をご覧下さい!


さて、仕事の話はこれくらいにしてこっからは趣味の時間( ´艸`)

今回は宿泊記!

泊まってきたのは、弘前市にあるその名も「弘前屋」さん!
歴史の息づく街弘前を堪能できるお宿で
辛口ホテルコメンテーター(自称)のワタクシをうならせる良宿でした!

このお宿、ただものじゃねぇ…(・∀・)ニヤニヤ


【宿泊記#1】弘前 弘前屋

宿を探して三千里

11月某日

私は頭を悩ませていました…

青森に行くはいいけど宿どうしよ(´;ω;`)

毎回悩むテーマですが、毎回悩んでるワタクシ。

皆さんは、宿に何を求めますか?
清潔さ?
広さ?
安さ?
駅からの近さ?

…私は全部ほしい。
……全部ほしいの!!!!!!!!!(大声)
なんなら、大浴場という希望はなかなか外したくない。
なんで大浴場かって?

ホテルの一人風呂はおばけが怖いから。

というわけで探していきますよッ!

正直、初の有料記事として後日公開予定の内容にもあるように
ダイナミックレールパックを使えば万事解決ではあるのですが
それってちょっと味気ないんですよね。

そこで、前から目をつけていた「弘前屋」さんに決定!

なになに?
津軽の朝食付きプラン?

え?つけない人いるんですか?www

ということで1泊6700円の朝食付きプランを選択!

めちゃくちゃ楽しみなイベントが一つできました!

チェックイン!

今回は、重いキャリーを引きながらの移動だったため
いくらかの不安がありました。

雪道でキャリーは引きにくいんですよね。

ともあれ、駅からGoogle先生に道を尋ねることとしましょう

・・・徒歩8分!?
めちゃくちゃ近い!!

どこかここかとさまようこと15分
方向音痴の私にしては早い段階でお宿を発見!


何度も来てるのに気づかなかった!


でっかく「弘前屋」の文字が!
これなら方向音痴民も安心ですね!

さてさて、それじゃ心躍りつつチェックイン!

受付で名前を聞かれます。

そして食事の時間を聞かれて

「お風呂が予約制なのですが、何時になさいますか?」

はて、お風呂が予約制と・・・?

なんとこちらのお風呂、1部屋ごとに30分の時間制限が設けられている
いわば“プライべート大浴場”なんです!

どれどれ、いい時間はあるかなとみてみると・・・
ほぼ埋まってる!!!
早めにチェックインしないと
ちょうどいい時間は無くなってしまうよう(´;ω;`)
次に来た時のためにメモメモ・・・

ワタクシは、翌日朝が空いていたのでその時間でお願いしました!

さて、夜の街に繰り出すぞ・・・

弘前の知り合いと繰り出す酒場放浪記

今回は、何度かじょっぱりに遊びに来てくれる弘前の知人と一緒に
飲みに行くことに!
あの吉田類の酒場放浪記にも出たという「鳥ふじ」さんへ。
ドーミーインからほど近く
鍛冶町の坂の中くらいにあります。

なんとも名店の予感をビンビンに受けつつ
いざ入店。


あ、吉田類だ!


メニューは知人にお任せで
・やっぱりビール
・お任せ串
・煮込み
・串揚げ
を注文!

まんずまんず!お疲れっしたぁ~!
生ビール(550円)でカンパイ!
と、ジョッキをカチャリンコ。

最初の一杯が一番気持ちええ!

ぐびぐび・・・
・・・ぷはぁーーーーーーーーーーーー!!

実はこの日、大鰐に行っていたのでお疲れモード。
この一杯で完全に生き返りました!

あ、大鰐についてはまたまとめ記事書きますね(⌒∇⌒)

次に出てくるのはよーーーく煮込まれた“煮込み”(500円)



これね、マジでおいしかった( ´∀` )
とろっとろになった豚肉といい
少し濃いめの味噌の風味といい・・・
あっちよっともう一口ビール流し込んでいいですか!?

感動に染まった顔をしている私を尻目に
どんどん料理が運ばれてきます。

お任せ串10本(価格不詳)

めっちゃ豪華!

串10本にもなると素晴らしい景色を見せてくれます。
富士の山にも匹敵するような美しいフォルムの焼き鳥が
我々の前に姿を現しました。

焼き鳥って、遠慮するとどっちも食べないで
どんどん冷えて硬くなっていくんですよね。

しかし!「一本ずつ好きなものを食べていく」というルールを
締結し見事和平!八弘修好通商条約に批准します。

小村寿太郎もびっくりの手際にて
焼き鳥はあったかいうちにおいしくいただけました(⌒∇⌒)

塩が少し強めの私好みの味付けで
噛むたびに肉の旨みがジュワ・・・っと広がります。
酒が進む進む!

ビールをグイっと飲みほし
スチューベンハイボールを注文!(450円)

スチューベンというのは、雑に説明すれば
“めっちゃ甘いぶどう”
青森県の鶴田町で名産となっているこのブドウは
そこらのブドウとは比べ物にならないほど甘い!

そんなスチューベンを使ったサワー、めちゃくちゃおいしかった~!

揚げ物もきましたよ~!

ド迫力の串揚げ!実は秘密が・・・

串揚げ(750円)のお目見えです!
実はこの串揚げ、何やら秘密があるらしく
知人が「たべてみ?」と言いたげな顔をしています。

なんだべ?と思いながら口に運ぶと
もぐ・・・もぐ・・・シャキ
・・・シャキ!?!?!?!?!?!

これ砂肝だ!

そう、鳥ふじさんの串揚げは焼き鳥が串揚げになってます!

これ、うま(⌒∇⌒)
最高すぎる(⌒∇⌒)
ぼんじりの串揚げだけは胃に来た(⌒∇⌒)

これはまた来た時に必ず注文したいなぁ…

お会計は2人で6,000円ほど!
お酒を二杯ずつとこれにサラダを追加しているので
そこそこリーズナブルなお店でした!

味よし!お財布にも優しい!最高!!

店を後にした私でしたが、もう一つ目的が・・・!

「しぶたに」のラーメンを食べたい!!!!!

わたしが弘前で一番おいしいと思っているらーめん
それは、しぶたに。

煮干しベースで、どこかほっとする
昔ながらの中華そば

そんなノスタルジーがそこにはあります。

白い息を吐きながら、極寒に耐え
時に黒く横たわる雪に足をとられながらも到着。

赤い看板には灯がともっておらず
店前には一枚の紙が。

正月休み 1/11まで

・・・今日まで、正月休み・・・

帰りましょう。傷は浅いうちに。

ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!

これでしぶたににフラれるのは3度連続です(´;ω;`)

夜の弘前は人がいなくて静かです。
しかし、虎視眈々と息をひそめて足元の雪は
何も知らない観光客を滑らせる好機をうかがっています。

去年は私も餌食になりました。

足元に気を付けながら踏みしめて歩きます。

そうだ、駅の近くに旨いラーメン屋があった気がする。

弘前駅から歩いて10分かからない場所に
「蘭華亭」という中華屋があります。

看板が大きい!

ここは前回青森に来た際に、どこも食べるところがなくて
飢えかけていた私を救ってくれた救世主。

ここのつけ麺がおいしかった気がするなぁ。

というわけで「津軽つけめん」味付け卵付き(たしか880円)

割スープまでついてきます

これだ!煮干しの香りが記憶を呼び戻します。
脂が覆っているつけ汁をしっかり絡めて食べれば
鼻から煮干しと動物性の脂の香りがブワッと通り抜けてゆきます。

やっぱりおいしいなぁ…

感動の再会を胸に宿へ戻ります。

弘前屋のお部屋と設備の紹介!

さて、宿に戻ってきました!
チェックインの時は気づかなかったのですが
調度品に気を遣ってますね!

金山焼に津軽塗など津軽の工芸品が並んでいます

それは受付から始まっていて
津軽塗の皿や、鳩笛がかわいいんです!

津軽塗の器なんて豪華な!!

金山焼の置物が階段にもあり、さすが津軽の宿・・・!

アマビエ様がいる!

ラウンジは落ち着いた雰囲気で、ここで雪を見ながら日本酒でも飲みたくなる

ブレブレですが、エレベーターも完備されていてバリアフリーも完璧!

客室廊下です。
結構客室は少ないみたい。

ウォーターサーバーも置いてあるなんて、ホスピタリティが素晴らしい

さて、お部屋はここかな?


お。結構広いな!


人がもう一人寝られるほどのスペースがあり、手狭感が全くありません

ここ、毎回泊まりたい・・・!
しいて言うなら、もう一つコンセントが欲しいくらいですが
言ってみればそれくらいしか不満点はありません。100点。

さて!晩酌ついでに一つおすすめのクラフトビールをご紹介しましょう!

津軽路ビール(800円)

大鰐町のそうま屋米酒店の地ビールで
非常に香ばしく、少しどっしりとした口当たりのビール

このビールが好きなんですよ!

こちらをお供にホテル飲みをしておやすみなさい!

津軽を堪能!絶品朝ごはん!

おはようございます!

朝6時30分起床

身支度を整えてウォーターサーバーから水を汲み
寝起きの冷水!最高の目覚めです!

7時から朝食なので朝食会場に向かいましょう(⌒∇⌒)

朝食会場は1階のラウンジの奥です。
どんな朝食なのかな(⌒∇⌒)楽しみです!

宿のお母さんとおしゃべりをすること数分でお盆が運ばれてきました

これが津軽の朝ごはん!

めっちゃうまそう・・・!勝手におなかが鳴ります。

大鰐温泉もやしの炒め物にイワシの煮つけ
そして甘い茶碗蒸し!

皆さん知ってます?津軽の茶わん蒸しって甘いんですよ。
砂糖が入ってるのかな・・・?これがめちゃくちゃウマい!
初めて食べた~!感動です!

奥のリンゴのサラダも美味しくて、さすが津軽の朝食!
ごちそうさまでした!

貸切風呂の秘密

ご飯を食べた後、暖炉に薪をくべているお父さんを眺めながら
お風呂の時間を待ちます。

いい暖炉だったのでパシャリ

右側に「弘前屋」の文字がありめちゃくちゃおしゃれでした。

「お風呂お待ちの方~」
お、きたきた。それじゃあお風呂に行きましょうか


お風呂は1階にあり「湯」の標識が目印
開けて入ると、すぐに浴室が見えます・・・が
なんか光ってる?

よく見てみると・・・


窓の奥にねぷたが!

ねぷただ!!!
風呂にねぷたがあります!!!


そして、洗い場は3つありそこそこ広め。

ねぷたを眺めながらゆっくりと湯につかり
さっぱりしました~(⌒∇⌒)

まさかこんなところでお目にかかれるとは思わなかったので
めちゃくちゃびっくりしました!!

またねぷたまつりに行きたいなぁ・・・
・・・人多いからなぁ・・・( ´∀` )

チェックアウト!!!

お風呂も上がり、最後の支度をして惜しみながらも宿を後にします。

今回の宿の総評なのですが
青森市で宿泊した宿がびっくりするくらい狭かったのも相まって
非常に広く感じられました。
ベッドをもう一つ置いて余りある部屋の広さなので
ほかの方が見ても広いと感じるんじゃないかな?

そして、ホスピタリティが◎
ウォーターサーバーや、漫画も多くあり飽きさせない工夫が
随所に見られました。

駅からのアクセスも抜群で、徒歩で十分に行ける距離にあります。
コンビニもそこまで離れておらず、5分圏内にあるのがありがたい!

ただ、繁華街からは少し遠い!
20分前後歩く必要があります。

しかし、それを補って余りあるメリットと価格!
今はキャンペーン価格ですが、食事つきで6700円、なしで5000円は
非常に魅力的な価格だと個人的には思いました。

ここは、リピ確定!

またおじゃまします(⌒∇⌒)

【この記事がいいなと思ったら、ハートのマークを押して「スキ」してくださると喜びます!
応援してくださる方は「気に入ったらサポート」からご支援いただけると小躍りします!】

この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?