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Tacoma to Olalla, Washington

1週間、アメリカのワシントン州に出かけて、自転車に乗ってきました。ただいま2週間の自主隔離中です(そのうち最初の3日は検疫所が指定するホテルにおける隔離となり、今は羽田空港近くのホテルに缶詰になっています。)。向こうでのライドについて、忘れないうちにまとめておこうと思います。

まずは宿泊場所ですが、タコマ市内の一軒家を1週間借りました。3ベッドルームの広い家で、とても清潔感のあるところです。裏には庭もあり、屋外で食事をしたりもできます。これで一泊139ドル。めちゃくちゃよかったです。

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到着後最初のライドは、タコマ市内から、ナローズブリッジを渡って、オララに向かうルートです。距離は長くはないものの、獲得標高からすると、かなりの起伏のある道であることが予想されました。
なお、アメリカに持って行ったのは、スペシャライズドルーベ。タイヤはパナレーサーのグラベルキングSS(700 x 32c)です。海外の道は、舗装路でもガラス片などの障害物が多いので対パンク性の高いタイヤが使いたかったのと、今回の滞在ではグラベルも乗る予定であることによるセッティングです。

ほんとはナローズブリッジを360度カメラで撮りたかったのですが、ストレージに不具合が出てまさに橋に差し掛かるところから撮れていなかったという失態を演じてしまいました(後日リベンジしましたが・笑)。
それにしてもすごい絶景な橋でした。しかも、歩行者と自転車専用のルートが設置されているので、安全に走ることができます。心配していた風も大したことなかったです(この橋、1940年に設計ミスが原因で、強風に煽られて崩壊したことで有名なんですよね。今の橋は、その事故後に架けられ、さらにもう1本架けられて、東西に向かう橋が別に存在するようになりました。歩行者・自転車専用線は新しい方の西行きの橋にあります)。

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橋を越えたら、クッシュマントレイルという道に入るのですが、いまいち道が分からないで困ったな〜と思ってたら、地元のサイクリストのおじさんがいたので、ちょっと後ろにつかせてもらいました(笑)。

クッシュマントレイルは、とても整備された舗装路の歩行者・自転車専用道路で、気持ちよく、かつ安全にスムーズに走ることができました。
そこを抜けると、きれいな港町を通って、一瞬「えっ?」と思うような激坂もクリアして行くと、オララの森の中の気持ちいい道に出ます。事前のリサーチでGoogleマップなどを見たら、下のようなめっちゃきれいな道だったので、ほんと楽しみにしていました。

で、実際に行っても素晴らしかったです(笑)。

とにかく森の中を延々と続くローリングヒル。動画にもあるように、鹿やその他の動物にも何度も出会いました。途中からは本降りの雨でしたが、それすら楽しく思えるほど、貴重な体験でした。

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帰りは一本西側の道で戻りました。すごい長い登りはないのですが、延々と続くローリングヒルで結構脚を使いました。ちょっと道に迷いながら、往路にも通ったクッシュマントレイルへ。

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そして、ナローズ・ブリッジを通って帰還しました。走行距離は80キロで、獲得標高は1200m近くになり、結構な強度となりました。ライドのデータは以下のとおりです。

翌日はタコマ市内から南に向けてライドをしました。それについてはまた今度。


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