見出し画像

愛しき狂いの吾が背

タイトルがすごい厨2がかってるので、冒頭からオタクモード全開で好きな人のこと話してゆこうと思う。

これは「創作の物語」の話である。が、しかし妄想空想の話も含む。

先に断っておくが、ずっとずっとずっと天に誓って私は猫耳眼鏡少年の  旅人ノアール を嫁として旦那として息子として愛している。これは譲れない。なぜなら彼は私の相棒だから。2015年に夢で逢ってからずっと追いかけているし、共に歩んでいる。いつだってこのクソデカ感情と共に走っている。

推しの誕生日の様子はこちら ⇒ https://togetter.com/li/1467662

ノアール

今日もノアールかわいい

そして描くたびに美少女になるのどうして

どうかしているせいで、私はいわゆる神の領域にいけない。でもいいのだ。私は美術家になりたいわけじゃない。時々誤って正道に向かってしまうが、結果的に創作にイカれた作家という獣道をどうかしながら生きていく。そんなこんなで5年めの作家活動をしている。長生きしてみるものだ。

だいぶ前置きが長くなった。本題に入ります。

ノアールと共に今私が夢中になっているのは、新作の小説にて登場している帽子屋のブラン。

創作キャラクターの設定はこちらから ↓

#キャラスジ  https://www.charasuji.com/users/jyuna01

帽子屋 狂人ブラン(カンパニュラ・ブラン)

ブラン 秋PDF

顔が好すぎてどうかしてる

なんで彼が狂人かというところから説明をせねばならない。

小説のネタバレになってしまうかもしれないが、避けて通れないので話します。彼の名がブランというのはBlanc 〈フランス語〉空白(blank)、白(white)の意味合いから名付けた。ちなみにコキノはκόκκινο〈ギリシャ語〉で赤を意味しているので対として。

ブランの心は常に「空白」で決して埋まることのない感情に悩まされていて、コキノと出逢い、他人のぬくもりを知るのだが(このあたりは小説『好日来来と夢路をたどる』の前編にて書きたいので割愛する)

奇異國という島国(日本のような民族衣装を纏う文化があるが、地理的にはフランスとイギリスの境にあると思われる謎の次元の海域の島)には港も空路もなく、電気はあれど、ほぼ固形燃料からなる電燈や郵便で情報伝播をしている環境下の世界で、住民はいわゆる外(島以外)に出ようという意志を持たない。

その世界で生まれ育ったブランは、ただただ空白のなかで生きてきて、ある意味「穏やかに」生きてきたわけだが、コキノによって突如「不思議の国のアリス」の世界のように仕立て上げられ、世界の均衡が崩れ、太陽と月が同時に空に上がり、(島の時間(視野的に得られる時間間隔)は場所ごとに「昼」と「夜」が固定され、四季に近い気候の環境においても、昼と夜で温度差の激しい島になっている。)コキノの時間読み上げがなれけば、一日の経過を忘れてしまうほど時間経過の把握が困難である。

しかも同じ時間に同じ動作を、毎日、毎日繰り返す。起きて、仕事をして(ブランは裁縫、コキノは宮仕え)、午後三時に浜までゆき、島を巡回し、茶会をし、時間がくれば解散し、帰宅する。着替えは一日四回する。

コキノとの出逢いはブランにとって「安寧」のようで「混沌」で、次第にコキノもろともブランも狂ってゆく。

コキノが望んだ「外部からの訪問者(本来ならアリスの訪問)」が、いつからか突如、訪問者が島に迷いこんでくるようになり(作中では「旅人」と表現している)、それを望まないブランにとってはただただ迷惑で、島の秩序を乱すこと、コキノに害なす存在という歪んだ認識を抱くようになり、旅人から外部の情報や文化を学んだあとで、殺害にいたる。最初の訪問者は偶然にも帽子を被っていたため、帽子をきれいに解体し、帽子の裁縫技術を習得した。以来、彼は「帽子屋」と名乗るようになった。

その名があれば、遺骸から奪った帽子を陳列しても不自然ではないから。

画像4

「俺は美しいものを好いてゐるだけさ。
生身からやがて朽ちて骨になった瞬間に、完全に俺の所有物になる。骨は美しく、真相だ。それ以上でもそれ以外でもない。こんなに無垢な存在があるだらうか」

画像3

は~~~~~~~~~~すき

いや冷静に考えたら危険すぎるしぜったい友達恋人にはなれないけど

お顔がきれいすぎてなんか許したい。作者はどうにか幸せにしたいという強引な気持ちでいる。。。。コキノも幸せもなってほしい(好日の小説本編では無理でしたので、イラストの世界で幸せにしたい・・・)

こんな話で2000字近く書いてどうかしてるけど、

推しを俺が推さないで誰が推す

推せるときが推し時

そんなわけで、

こっそりと小説「好日来来と夢路をたどる」の通販やってます!

ダークファンタジーはいいぞ! 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?