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「幼少期のこと」第一章 不登校・ひきこもり当事者が関わる支援の視点

 私は今、奈良で小さなフリースクールを開いています。仕事の休みの日に活動しているので、のんびりとしています。この章では、不登校を経験した私の自己紹介と、不登校・ひきこもり当事者が関わる支援の視点について考えてみたいと思います。

幼少期のこと

 幼稚園の頃から登園渋りがちで、今から振り返って考えてみると様々な要因が重なって、学校に行かない選択を取ったのだと思います。

幼稚園生の頃、「ゲームキューブ」が流行っていました。スマブラやマリオカート、太鼓の達人などです。その頃はゲームが家になく、買ってもらうこともなかったので、友だちの家に遊びに行っても遊びの輪になかなか入れない、ということがありました。

 そんなこともあり、当時好きだった「電車」で一人遊びをすることが多かったように思います。プラレールを家の中で走らせたり時刻表を読んで旅行のようなことをして遊んだりしていました。友だちと遊ぶ機会が少ないまま、幼稚園でもなかなか馴染むことができず、どこか浮いたまま行ったり行かなかったりと過ごしていました。


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