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中小ベンチャー企業がWantedlyで勝つために理解すべき”3つの今"と"6つの勝ち方"

みなさん、こんにちは。
「中小ベンチャー企業の社長を元気にする」白潟総研の永田です。

2023年も残すところあと2カ月ほど。
今回のnoteは「中小ベンチャー企業がWantedlyで勝つために理解すべき
”3つの今"と"6つの勝ち方"」
というテーマで書いていこうと思います。

これまで200社強、Wantedlyを活用している様々な企業を見てきた視点から感じているWantedlyの"今"。そして、それを踏まえ"Wantedlyで勝つために"何をすべきなのかについて私なりの解釈でまとめてみました。


Wantedlyで"今”起こっている3つのこと

まずは"今"ということで、現在Wantedlyで起こっている3つのことについて書いていきます。

①募集記事のPVが伸びづらい

これは皆さんも感じていることかと思いますが、数年前に比べて1記事あたりのPV数が伸びづらくなっています。
これはアルゴリズム変更の影響があるかもと考えていますが、1日当たりに公開される記事本数にも起因していると思っています。

2年~3年前は1日の記事公開本数が200~300と聞いておりましたが。
2023年現在は、1日の記事公開本数が900本弱ほどある印象です。
これは、あくまで仮説ですが以下の理由があるように思います。

・少しでも多く露出をしようと、1社あたりの記事公開本数が増えた
中途採用では月平均募集公開数は14件、そして新卒の月平均募集公開数は8件と過去最高を記録しているというデータも出ています。
というように、各社がこぞって記事を公開しているのでPVが分散し伸びにくくなっているのかもしれません。
また、職種タグに「副業・フリーランス」が追加されています。
このように、職種タグが増えたことでの影響もあると思っています。

副業・フリーランスタグが追加

②エントリーが分散している

前述の1日当たりの記事公開本数の話にも影響を受けていると思いますが。
公開記事本数が増えているので、その分ユーザーのエントリーが分散している印象があります。

2年~3年前は「とりあえず"話を聞きたいボタン"を押そう」という温度感だったと思いますが、今のWantedlyは1ユーザーの目に入る記事本数が圧倒的に多い。
ユーザーからしても「お、この記事は自分のことを言ってる!興味ある!」とエントリーする記事を以前より吟味している気がします。

後述にも記載していますが、ターゲットに刺さる記事をいかに精度高く書けるかが勝負になると思っています。

上記のお話は『最新動向をまとめたトレンドレポート(2023年6月~8月)』で紹介されています。
Wantedly活用企業の皆様はぜひご覧ください。

③Wantedly周辺のツール(SNS・記事コンテンツ等)で差が出始めている

Wantedly内でどう戦うか?
という思考では勝ちきれない現状があるように感じています。
昨今、X(Twitter)でのWantedly記事のシェアや記事コンテンツの発信がかなり増えてきていると思います。
Wantedlyアプリで記事を見つけるという行動が大半だったのに対し、SNSからWantedly記事を見つけてエントリーするという流れも加速しています。

だからこそ、Wantedly内でどう改善するか?という形で視野が狭くなると勝つのは難しくなると思っています。
書いた記事を「届ける」しくみを構築し、Wantedly周辺のツール整備におけるアップデートも同時に進めていかないといけないと考えています。

以上、ここまでがWantedlyの"今"についてです。

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Wantedlyで”勝つ"ためにすべきこと6選

それでは、Wantedlyの"今"を踏まえた上でどうやってWantedlyで勝っていくのか?
そのポイントを私なりにまとめてみます。

①"戦略的に"ズラす

Wantedlyで勝ために「ズラす」という発想は大事になってきます。
もう一言加えると、"戦略的に"ズラすことでWantedlyでの採用成功に繋がる
ということ。

では、Wantedlyでズラすものは何かと言うと、次の4つだと考えています。

(1)ターゲット
まず1つ目はターゲットです。Wantedlyだけに限らず、採用活動は「誰に」をしっかり言語化することから始まります。
Wantedlyを運用し始めた時に定めた採用ターゲット要件に捉われていては、うまくいかないことが多い印象です。

「採用はマーケティングである」とよく耳にする言葉ですが、まさにその通りだと思っています。

採用ターゲットと採用要件が違うよねというお話

例えば、、以下の場合。

「セールスとして大成したい!」という欲求を持っているセールス人材を
ターゲットにしたけど、全然応募こない・・・

まずセールスを仕事にするのであれば、「事業会社でセールスとして働く」、「営業代行や営業コンサルティングを手掛ける会社で働く」、「ザ・モデルを推進している組織でセールスを学ぶ」等、本当にたくさんの選択肢があります。

このような形で、そもそも「セールスとして大成したいセールス人材」という抽象度が高いターゲティングをするより、"セールスとしての関わり方"から逆算してターゲティングを変更する。
そして、その人材が「自社に入りたいと思う理由は何か?」を考える。

この思考プロセスと辿った上で、「では、Wantedly内でどうズラしていくのか?」という発想が大事になってくると思っています。

(2)タイトル
2つ目に重要なのは「タイトル」です。
Wantedlyではタイムライン上に表示されるタイトルが最も重要です。
設計したペルソナをもとに、求職者が「これ、俺のことじゃね?」と思うような記事の書き方をしましょう。

Wantedlyでタイトルを作成する時は以下2パターンが王道です。

A:広く、万人受けするタイトル(客寄せパンダのようなイメージ)
B:ペルソナを細かく設定し、ピンポイントで訴求を打ち出すタイトル

この2パターンそれぞれについて、ズラし方をご紹介していきます。

<Aパターン>
このパターンは、誰もが思っているようなことを打ち出しにします。
これも例を示します。

「25卒採用|人を幸せにしたい・お金持ちになりたいと思っている学生募集!」

ものすごく極端な例ですが。
「人を幸せにしたい」「お金持ちになりたい」は、多くの人に刺さる記事なので、こういった内容をタイトルにするイメージです。

この万人受けする記事は、Wantedly内で比較的PVが伸びやすい傾向があります。Wantedly内でも上位表示アルゴリズムにのるには「PV数」も重要な要素なので、あえてタイトルを多くの人にウケる言葉にし、PV数を確保しにいくという戦略も1つの方法だと思っています。

<Bパターン>
これはペルソナの欲求や不安にピンポイントに刺さるタイトルです。

「10月からでも遅くない!爆速成長し、最高の年始を迎えたいコンサル志望募集!」
「もうノルマに追われたくない・・そんな思いで転職活動しているセールス経験者募集!」などです。

前述しましたが、こちらの記事はユーザーが見た時に「これ、俺のことじゃね?」と思うかどうかを考えて作成することが大事です。

【参考情報】
弊社が様々な記事を分析した結果、見えてきた「Wantedlyで勝てる!タイトル11の型」の資料が欲しい方は永田宛に
個別DMくださいませ!

(3)募集記事に設定する職種
3つ目は「記事作成時に設定する職種」です。

この「職種」の部分のお話

「セールス職」だとしても、ザ・モデルを推進していく要素があれば「セールス・事業開発」の職種ではなく「マーケティング・PR」で記事を公開してみる。
また、「セールス職」の中でも営業代行にも興味があるターゲットに刺すのであれば、「コンサルティング」の職種にあえてズラすというイメージです。

その際に参考にするのは、「今、この職種の記事はどのくらい公開されているのか」を知ることです。
例えば、ユーザー画面でセールスとマーケティングで記事を検索してみましょう。(以下の画像に示します)

▼セールス職×中途だと15,200求人が公開されている

▼マーケティング職×中途だと9,898求人が公開されている

▼コンサルティング職×中途だと3,917求人が公開されている

このように、職種によって公開されている求人数に開きがあることもWantedlyを戦略的に活用していく上では大事になってきます。

ただ、1点注意点をあげるとすれば「同じ職種タグ×連日投稿はしない」ことです。記事が食い合ってしまうので、自社の記事同士でPVが分散するリスクがあります。

(4)打ち出す魅力
ターゲット・ペルソナが抱いていそうな欲求に対して、打ち出す魅力をズラすというお話です。

作成した採用ターゲットに対して、魅力を伝えていくわけですが、
ここでもズラすという発想が大事になってきます。
以下の図でいうと、右上のポジションで勝負することが大切です。

「自社の採用ターゲットが重視していること」×「競合他社より優位な魅力」という観点で魅力を整理しWantedly記事に反映させましょう!

②SNSでの発信と応援数に命をかける

最近、Wantedlyを活用している企業様とお話させて頂く中で感じることは「Wantedly"だけ”では昔のように勝てない」ということです。
数年前は、記事を書いて公開すればある程度のエントリーを集めることができましたが、今はそうはいきません。

公開した記事を「届ける仕組み」が必要不可欠だと思っています。
その中で、とくにX(Twitter)での記事拡散と応援はポイントになってくるなと。(応援は何年経っても重要な要素であると感じています)

X(Twitter)に関しては、理想は「組織的全体を巻き込むこと」です。
特に中小ベンチャー・スタートアップ企業は「認知の壁」があるので、そこを突破するためにも全社で発信施策に挑戦することをオススメします。

弊社は全社員が『実名』『顔出し』でX(Twitter)を活用しています。
以下のように求人をポストし、社員がリポストで拡散していく動きが弊社では浸透しているので、Wantedlyで勝てる企業になるためにぜひ取り組んで頂きたいところです。

白潟総研の場合は、上記のようにX(Twitter)で拡散することで、アナリティクス上でのX(Twitter)の流入比率がWantedly以上になった記事もありました。

Wantedly:23% X(Twitter):33%

以下、参考までにTwitter運用を全社に浸透させていく流れ図をご紹介しておきます。Wantedly求人をより多くの顕在・潜在層に届けるために「組織全体を巻き込んだTwitter運用」をぜひご検討ください!

「組織全体としてのTwitter発信」をうまく実施されている売れるネット広告社様の事例も参考になります!ぜひご覧ください。

また、中小ベンチャー・スタートアップ企業にとって「汗をかく」ことは大事なので、応援(SNSでの拡散)もぜひ全社に依頼してどんどんやりましょう!

「応援・・・毎回大変だな・・」と思われますが、
その「大変だな」をやり切れる企業がWantedlyで勝てる企業です。

弊社は社内に「Wantedly記事公開したので、応援お願いします!」とアナウンスするグループチャットを作成しています。
Wantedly記事を公開した時は、そのチャットで拡散依頼する運用です。
最初からいきなり全社員を巻き込むことは難しいかもしれませんが、根気強く依頼し続けましょう(笑)

まずは、アナウンス用のチャットグループを作成し仕組み化すること!

③「なに・なぜ・どう」を数パターン用意しておく

3つ目は「なに・なぜ・どう」にフォーカスを当てていきます。
Wantedly運用の王道として、記事公開する時は「タイトル」と「こんなことやります」を書き、公開する流れかと思います。
もちろん、「タイトル」と「こんなことやります」の変更でも一定の効果が見込めますが。
「なに・なぜ・どう」もペルソナ・職種に合わせていくつか用意しておくことも、Wantedlyで勝てる企業になるために必要です。

ペルソナを設定する時は、細かく欲求や不安を想像すると思います。

弊社で活用しているWanted(指名手配)シート例

その欲求や不安を軸に、コア文章も変更してみましょう。
コア文章を作成する時は「最初の3行」を設定したペルソナが読んだ時にどう思うのか?から逆算して作成することがポイントです。

アプリ画面だと、最初の3行がその先も読むかの勝負になる!

私も以前、ご一緒させて頂いた企業様で「コア文章」を3パターン作成したことがあります。
職種・ペルソナに応じてコア文章を入れ替えながら運用し、当たるコア文章とそうでないコア文章を選別することができました。
みなさんも是非やってみて頂きたいのですが、コア文章によってはPV数にも変化が起きることがあります!

④「良い記事」を継続的に書き続ける

Wantedlyにおける「良い記事」のお話をします。
Wantedlyはアルゴリズムが不定期に変わりますが、
「良い記事」の条件はそこまで変わらない印象です。

全部で4つご紹介します。

(1)タイトルと写真がマッチしている
Wantedlyはファーストビューで「タイトルと写真」が目に入りやすいので、ここは王道ですが大切な条件だと思っています。
WantedlyのPVは、ほぼほぼこのタイトルとカバー写真で決まります。
ペルソナが思わずを目をとめ、クリックしてしまうようなタイトルとサムネ写真にしなければいけません。

アプリでスクロールした際に、タイトルと写真をセットで視覚的に捉えるユーザーが大半だと思います。
当たり前かと思われるかもしれませんが極めて重要です。
また、写真のサイズ(変に画像が切れていない)や画像が荒くないかも注意しましょう。

【小ネタ】
Wantedlyしかり、採用がうまくいっている会社は写真のデザインにこだわっている印象があります。
この企業における「写真活用」に関しては、以下書籍がオススメです。

「ビジュアルを戦略の中心に据える」という内容で、色々な企業の写真・ビジュアルを活用した成功事例が掲載されています。
Wantedlyもそうですが、人を惹きつけるためには「視覚情報」も大事になってきます。

(2)ターゲットの欲求に沿ったタイトル+原稿内容になっていること
タイトルとの整合性を意識しつつ、設計したペルソナが求める情報を盛り込むような書き方をすることが大切です。
求職者がこの先やってみたいことに沿った記事を作成していきましょう!

【小ネタ】
「こんなことやります」内にストーリー記事を追記することも、記事のクオリティを上げる上では重要なポイントです。
求人内容に関する仕事内容や、働く社員のリアルな声に触れることができるのでやっていない企業はぜひ取り組んでみてください!

白潟総研のWantedly記事内のストーリー記事活用例

【小ネタ】
「設計したペルソナに対して、記事が届いているか」
このPDCAを効果的に回すための、小ネタを共有します。

募集を閲覧、ブックマークしている人を基点に運用PDCA回す」です!

スカウト画面にいくと、募集を閲覧/ブックマークしたユーザーを見ることができます。

この画面を見ながら、実際にどんな経験をし、どんなスキルセットを持っている方に記事が見られているのかをタイムリーに分析しましょう。そうすることで、アナリティクス画面に表示されている「定量的な数字」だけではない観点でWantedly運用のPDCAを回すことができます。

自社の採用MTGでも、この小ネタを共有しながら採用チームで記事分析を行うことをオススメします!

(3)プロフィールについて
Wantedlyの募集記事には4名までプロフィールを掲載できます。
こちらのプロフィールは、できるだけペルソナに近しい人を掲載しましょう。プロフィールに顔写真を載せると、社員の雰囲気を伝えやすくなります。また、プロフィール内の自己紹介文は、職歴や現在の業務など、詳細な記載も重要です。

※こちらは弊社のプロフィールです。
プロフィールから親近感を持ってもらうのが狙いです。

(4)「こんなことやります」をつくる
ここでタイトルに反応してクリックしてくれた人が、話を聞きに行きたい!と思えるような文章をつくらなければいけないです。
なので基本的にタイトルと「こんなことやります」はセットで考える必要があります。

前述したWanted(指名手配)シートに形式をもとに、以下のポイントで書けているかが「良い記事」の条件の1つです。

①ペルソナの欲求/不安に対して最初の3行で箇条書きする
②欲求/不安への解決策を3行で書く
③具体的な仕事内容を書く
④ペルソナが応募前に不安になりそうなことをつぶす
⑤話を聞きに来ませんか?という誘いの文書で締める

です!

これに合わせて実際に書いてみると・・・

こんな感じになります!
最低この4つを抑えて頂いて、自社のWantedly原稿をチェックしましょう。それがWantedlyで勝つために必要なアクションです。

⑤ミートアップをハックする

Wantedlyで勝てる企業になるためには、「ミートアップ」の活用が必須だと思っています。
ミートアップをうまく活用するポイントは「1つのミートアップを育てる!新着記事を出さない!」ことです。

具体的には、、
・渾身のミートアップを1つ公開する
・ミートアップ終了後に、次回開催の日付に更新する
という流れです!

そうすることで、1つの記事にどんどんエントリーを貯めていくことができます。Wantedlyにおけるミートアップの上位表示アルゴリズムは恐らく「エントリー数」なので、この施策はかなり効果的だと思います。

白潟総研でも渾身のミートアップをコツコツ育てることに挑戦してみました!(以下のミートアップは現在は開催しておりませんが)

27名のエントリー

あと、細かい話ですが。
ユーザー側がミートアップを探す時の、トップバナーに表示されている記事は無料かつエントリー数が多いものが並んでいる傾向があります。

ここのミートアップ記事!

かつ、ミートアップ記事は募集記事に比べると公開本数が少ないです。
なので、他社の記事に埋もれずに効率的にユーザー露出を狙うことができます。

269本が公開されている!(募集記事は数千件なので、圧倒的に少ない中で勝負できる)

ミートアップを制する企業が、Wantedlyを制する!と言っても過言ではないと思っています。

⑥スカウトを効果的に活用する

最後はスカウトの活用についてお話していきます。
『最新動向をまとめたトレンドレポート(2023年6月~8月)』によると、月の平均送信数は65件

過去の送信数グラフの推移をみると、2021年頃からずっと一定の水準で推移している傾向があります。
以前も今も、Wantedlyスカウトを活用している企業はそれほど増えていないということです。
だからこそ、スカウトを効果的に活用できると一歩抜きんでる印象があります。

では、スカウトでどう戦うのか?
3つの方法をご紹介します。

(1)今日の無料スカウト
スカウトプラン活用企業でなくても、スカウト送信できる機能ですね。
デイリーランダムに変化するので、正確なアルゴリズムはわからないのですが、、
Wantedlyを活用していく中で、募集記事だけではなく「今日の無料スカウト」もこまめに見る習慣をつけておくと良いことがあるかもしれません。

以下にも記載しますが、「募集記事を閲覧した人×今日の無料スカウト」や「募集記事をブックマークした人×今日の無料スカウト」など組み合わせながら運用できている企業は少なからず新しい候補者と出会うチャンスを掴んでいる印象です。

(2)戦略的なWantedlyスカウト運用
Wantedlyスカウトにおいては、以下パターンが考えられると思います。

・多様な検索軸から検索し、ヒットした人を見てスカウト送信する
・「募集閲覧した人」の中からスカウト送信する
・「募集をブックマークしている人」の中からスカウト送信する
・「会社に興味ある人」からスカウト送信する

どれが正解というわけではないですが、「検索してスカウト送る」という運用だけではない所で勝負できるのがWantedlyスカウト。
この辺りを意識しながら、戦略的にスカウト運用できている企業はWantedlyで勝っている印象です。

(3)スカウト運用の小ネタ
最後に、スカウト運用の小ネタをいくつかご紹介します!
これは私がスカウト運用や、色々な企業様のスカウトをご支援してきた中で見えている観点です。
個人的な見解なので、そのような温度感で捉えて頂ければと思います。

a)興味ありの数
まずは、興味ありの数です。
例えば30社から興味があるというユーザーは競争率が高いなという印象です。どのターゲティングで勝負するかですが、興味ありの社数がどのくらいであれば返信率が高いか低いか、などの観点は持ってもいいかもしれません。

b)ログイン日時と転職意欲のかけ合わせ
アクティブユーザーからスカウトを送っていくやり方が王道かと思います。
その中でも、Wantedlyで私が思う「アクティブユーザー」はログイン日時×転職/副業意欲が高いユーザーです。

採用スピードによるかもしれませんが、「数日以内でログインしていて、転職意欲が高い層」はターゲティングとしては有効性が高いと思っています。
かつ、前述したような「興味ありの数」の基準も入れながら"自社なりのスカウト検索軸"を見つけていけるとWantedlyで勝っていけるのではないでしょうか。

c)プロフィール更新日に着目
次はプロフィール更新日です。
ログイン日時や、転職/副業意欲は見られている企業が多いかと思いますが、プロフィール更新日も意識するとよいと感じています。

プロフィール更新をしているということは、自分の経験をアップデートしてアピールしているという見方もできます。
もちろん全員がそうでないかもしれませんが、可能性としては高いと思います!なので、「プロフィール更新日」もスカウト送信時の1指標としてもよいと思っています。

d)「この先やってみたいこと」が記載していたら必ず盛り込む
最後は、個別メッセージを作成する際に見ておくべきポイントのお話です。
マストレベルかなと思っているのですが、「この先やってみたいこと」には個別メッセージ作成時は触れることをオススメします。

「この先やってみたいこと」に記載されている内容が自社では実現できます!というアプローチはかなり有効的です。

現状を踏まえ将来的に挑戦していきたいこと、でもあるので。
しっかりそこの内容をスカウト送る企業側としても、着目しながらスカウトが運用できるか。こういう細かい部分でもWantedlyスカウトでは差が出てくると思います。

最後に

以上、長くなりましたが。
中小ベンチャー企業がWantedlyで勝つために理解すべき”3つの今"と"6つの勝ち方"」ということで、これまで数百社のWantedly運用を支援してきた側から見えている世界をつらつらと書いてみました。

もちろん、今回ご紹介した内容以外にもたくさんポイントはあると思います!

そんな中でも、明日から始められるような目線で今回はnoteを書いてみました。できている所は更に伸ばし、まだチャレンジしていなかった部分はぜひ一度試して頂けると幸いです。

今後もこういった自分の支援経験から見えてきたノウハウはnoteで発信していこうと思います。
Wantedlyだけではなく、フランクにランチはzoomでの情報交換も大歓迎です!
私のXアカウントからでもお気軽にフォローや、コメント、DMください!)

企業にとって「人」は重要な資産です。
その仲間を集める素晴らしい仕事をされている皆様の知見をお借りしながら、この世の中に"採用で勝てる”中小ベンチャー・スタートアップ企業を増やしていきたいと思ってます。
ぜひ一緒に頑張りましょう。

また白潟総研では、毎月ノウハウ丸出しのウェビナーもたくさん開催しています!
以下にリンクを貼っておきますので、こちらもよければお気軽にご参加くださいませ!

▼Wantedlyに関するウェビナーはこちら!


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