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仕事を"頑張る"ことをやめて"楽しむ"ことにした。

毎日朝起きて、自転車をこぎ、電車に乗り職場に向かう。
土日も何かにつけて仕事のことばかりを考え、仕事につながる本を読み、
記事を読み一日が終わる。

社会に出てそんな人生を過ごしていると、いつもこう言われる。

「仕事頑張ってるね。すごい!」

ありがとうという気持ちもありながら、
どこか引っかかる感情も持ちつつ歩んできた社会人としての人生。
GW色々な本や考えを整理した結果、思ったことがある。

「自分は仕事を"頑張ってる"のではなく、"楽しんでいる"のかもしれない」

ということ。

頑張ると楽しむは似て非なるものだという感覚がある。
これはあくまで私の個人的見解なので、悪しからず。
ということで、今回は頑張るのではなく、楽しむということについて書いてみようと思う。

頑張ることを頑張れなくなる時もある

「頑張ろう、頑張ろう」と考えると何か使命感にさいなまれる感覚になることがあります。頑張ることはとてもすごいことだし、「頑張ろう」と自分に言い聞かせることでやり切れる人はいることも事実ですが。

ただ「頑張らねば、もっと頑張らないとあかん」
みたいな風に生きているといつしか自分で自分を追い込んでいたなと。
仕事で成果を出すために、もっと頑張らないと差は埋まらない。
だから、テレビなんて見てる時間はもったいない。
休みの日こそ時間があるから頑張って勉強して、色々考えないと・・・

と、「頑張らないと」という言葉で自分を鼓舞しても一向に成果が出ないこともこれまでたくさんありました。

「え?頑張ってるよな俺?」みたいな何の意味もない声が自分の中に生まれ、そのせいで「そうか、頑張りが足りないか。もっとか」という形で更に「頑張る」という悪循環があった気がしています。

頑張らない方がいいと言っているわけではなくて、
この言い方が正しいかは賛否両論ありそうですが。

「頑張っていない人は本質的にはいないのではないか?」とさえ思っています。さらに頑張った先に自分の心がすり減り、「いやいや、頑張らねば..」というMust感情で人生を生きる。それが本当の幸せと言えるのだろうか?

頑張ることをを自分に求めすぎた結果、頑張れなくなる前に。
もっと楽に生きてもいいのかなと思います。
先行きが見えない世界で、明日何が起こるか分からない世界で、
まっすぐに全力で生きてる時点で十分頑張っているのではないでしょうか。

頑張ることをやめて、楽しんだ先に見えたもの

今の会社に入って、仕事を"頑張ってきた"自負は少なからずあるが、
1年目は泣かず飛ばず、、成果が出ているとは程遠いものでした。
そして、「自分はこの先何がしたいのか?」という問いにも答えることができないくらい追い込まれていたなと。
(今、振り返ってみると何をそんな自分で追い込んでるだ。と言われそう)

そこから2年弱が経過し、何とか色々な責任ある仕事やポジションも任せて頂ける立場になったわけですが。
今振り返ると、"成果がでないぜ、うおおお"となっていた時に
「頑張る」ことをやめて「楽しもう」と決めた自分がいたなと。

毎日、できるようになることが増えて楽しい。
少しずつお客様に提供できる価値が増えてきて楽しい。
どうすればお客様の役に立てるかを考えていることが楽しい。
少額だけど、お客様からお仕事を頂けるようになって楽しい。
会社に貢献できるようになってきて仕事が楽しい。

不思議なもので「頑張ることを頑張らない」ことを決めて、
「仕事を楽しむこと」を決めた
おかげで見える世界も自分の行動も努力の方向も変わった気がしている。(人間って面白いな~)

仕事も人生も楽しんで、ご機嫌に生きよう

人生はよくマラソンに例えられることが多い。人生は長距離走だと。
短距離走で頑張りすぎると息切れしちゃいます。
マラソンはゴールがありますが、人生にマラソンみたいなゴールはないと思っています。だからこそ、息切れして疲れたら立ち止まればいいなと。
給水をたくさんして(マラソン風)、時には息抜きをして。
気を許す友人と飲みにいき、先輩、上司と飲みにいき語り合い。
温泉にいったり、散歩にいったり、休みを取ってみたい。
そんなふと足を止めて、肩の力を抜いて過ごすことも大切です。
(これは今の自分にも言い聞かせている)

とつらつらGWに考えていた時に、楽しむを広辞苑で引いてみました。

『楽しむ』
そのものの持つよさを味わって、明るく満ち足りた気持ちになる。

広辞苑より

明るく満ち足りた気持ちになる、そんな毎日を「仕事」という人生の大半を占める時間を基点に過ごせる人が少しでも増えてほしいな。
そんな人がもっと増えると、「日本は熱意溢れる社員が6%」というギャラップ社の調査データが少し好転するのかなとも思っています。

ギャラップ社の調査資料から抜粋

仕事が人生の全てではないという方もいると思いますし、その通りだと思います。ただ、自分は「仕事」を"楽しむ"ことにした結果、人生の豊かさを手に入れることができたので仕事を軸に話しているということです。
悪しからず。

人生は一度きり。そして人に与えられた時間は1日24時間、平等です。
であれば、後悔なく楽しく、充実した1日を過ごしていきたい。
その1日1日の積み重ねが、人生です。
自分が「楽しい!」と思える方向に自分でレールを引いて、
進みながら人生を楽しんでいきましょう。
見えない誰かが引いた「もっと頑張れ。」というレールから降りる勇気を
持って「自分が楽しい」と思える方向へ。

「頑張ることを頑張らない」ことを決めて、「仕事を楽しむこと」を
決めたおかげで見える世界も自分の行動も努力も変わりました。

少し補足ですが、広辞苑で引いた「楽しむ」にはこんな意味もありました。

〔古風な言い方で〕
先のことに期待をかけて、心待ちにする。楽しみにする。

広辞苑より

人生は長距離走、ボチボチ、肩の力を抜いて進みましょう。
自分の未来に期待する。
それは自分の人生にも仕事にも、です。

仕事しているとしんどくて、大変で、やめたくなる時もあります。
ただ、どんな時も自分の未来を信じて過ごしてほしいです。
自分も2年前、絶望したこともありますがそれだけは忘れずにいました。

そして、、

自分の心に余裕を持って、毎日ご機嫌に生きましょう。
そして、仕事も人生も楽しみましょう。仕事は楽しい!

少しでもどこかの誰かの背中を押すキッカケになることを願って。                 

このnoteを読んで、「俺も私も仕事楽しみたい!熱狂したい!」と思って頂けた方は、是非お話しましょう。
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