新規事業がうまくいかない理由~顧客ニーズを検証せずに商品をリリースしてしまう~
今日は、『新規事業を成功させるPMFの教科書』の「新規事業がうまくいかない理由」を読みました。
●学んだこと
新規事業がうまくいかない理由①:顧客ニーズを検証せずに商品をリリースしてしまう
「自分たちはこの市場に詳しいから、顧客のニーズをわかっているだろう」「将来、顧客はこの機能を使うようになるだろう」などの推測で商品開発し、ほとんど売れずに終わったケースはたくさんあるそうです。
実際にスタートアップの撤退要因を調べた調査でも、撤退要因の第一位に「市場が存在しなかった」が挙げられているといいます。
よほど運が良くない限り、自分たちの思いつきや思い込みのまま作ってみた商品が顧客ニーズを的確に捉え、収益性のある事業に育つ確率は極めて低いといえるそうです。
そのため、商品の開発は、コンセプトや仮説の段階、モックアップの段階、クローズドベータやオープンベータなどの試作品の段階で、顧客ニーズの検証を行ってから進めるべきだとまとめていました。
具体的な進め方は、後の章で詳しく解説があるそうです。
●考えたこと
失敗要因の第一位が、そもそも作った商品を欲しいと思う人がいないというのは本当に本末転倒ですが、誰もがする可能性があるミスなのかなと思いました。
実際自分も、張り切って作った商品が全く売れずに在庫を抱えてしまったり、考えて行ったアップデートがユーザには大して意味のないものだったという経験をしてきました。
商品を本格的に世に出す前や、改善の機会に、いかにユーザからの声を吸い上げるかが改めて大切なように思えます。
では、どうユーザに接触していくのかという部分が、自分にはまだ経験が浅いので、今後説明される章でしっかり勉強していきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?