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CANON autoboy luna 105

「ちょっとそこまで」つっかけカメラ

発売年  1997年
重量   255g
電池   CR123A
特徴   ズーム38〜105mm f3.8〜f9.9
     地味にRT機能ついている

所謂コンパクトカメラの利便性である携帯性
決して明るくはないがどこまでも伸びまくるズームレンズ
名前の通り、「月」をモチーフにした丸くて可愛いやつ
だが、それだけじゃないキレのあるデザイン

無礼にもつっかけカメラなどとのたまう輩がいるが、
コンパクトカメラとしてのデザインとスペック
どちらもバランスの取れたカメラである。
侮るなかれ

伸びるんです

1997年発売のLuna 105はその名の通り105mmまでズームできるコンパクトフィルムカメラである。
「写るんです」では実現しない望遠の世界を垣間見ることができる。
そして、それがたった255gのカメラで捉えることができるのだから、文句の付けようがない。

「でも、ズームすると暗くてフラッシュ焚かないと撮れないよ!」
「105mmにするとレンズが伸びすぎて不恰好だよ!」
などと文句があるやつはおうちへ帰れ

確かにズームのできるコンパクトフィルムカメラは、ズームすればする程絞り値が高くなり、カメラの設定が暗くなってしまう。
故に、フィルムの種類にもよるが夕方〜夜はフラッシュをつけなければ撮影にならない。

おまけに、そのズームしきった状態は、
その伸びたレンズ部分を握ればまさかりとして使え、
その伸びたレンズ部分を下にして土にさせばキノコと見紛い、そのまま鑑賞することも可能なほど、とにかくレンズが良く伸びる。
よもや伸びきるところまで楽しむことすらある


......


105mm時の絞り値はf9.9
これは、他のコンパクトカメラの中でも健闘しているように思える。
もっと暗いカメラは沢山あるし、
もっと明るいカメラは105mmほど寄れず、尚且つ高くなってしまう

故に、やっぱこれなのである。

日中晴れなら問題なし、
もし曇りや雨なら文句を言いながら帰路につくか、
カフェラテでも飲んで時間を見計らうか、
フラッシュ!を使えばいい。
夜になってしまったら、飯食って寝ろ

この子が撮れるその時に楽しんで撮れればそれでいいのである。
フィルムは自由に選べるし、ズームできるし、
写ルンですの次のお供にはもってこいのカメラであると断言する。

困った

しかし、困った。
とはいえ書くことがないのである。

地味にRT機能がついているとか
ファインダー横のLEDで露出とフォーカスを点滅・点灯で知らせてくれるのが便利だとか
意外とモードが沢山あるとか

あるにはあるけども、
コンパクトカメラをコンパクトカメラ的に使うことにおいて、このコンパクトカメラが他のコンパクトカメラとは一線を画す何か大きな突出したものを持っているかと言われると言葉に詰まる。
うず高く積まれたコンパクトカメラ山からこの一台を手に取る決定打は何かと言われれば、私はやはりこの愛嬌のあるデザイン形状だったと言う他無い。

だが、きっと正しいのだ。
古きものを大切に長く使うという点で、恐らく自分の中でピンときたものが最終的に残るのだろうと思うことにしている。

だから、書くことがないのは間違いではない。
私は間違っていない。
私は正しい!!

ということで、
残りはfujifilm 100で撮った写真たちを上げていく

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