投稿前の最終確認!文章の質を高める8つの見直しポイント(ブロガー・ライター向け)

InstagramにYouTubeなど、写真・動画コンテンツが全盛を誇る今日この頃。

ですが、文章だって負けてはいません。近頃はブログを書く人も増えていると聞きますし、Twitterは今なお人気。noteだって盛り上がりつつあります。

しかし当然ながら、ウェブ上に公開したすべての文章が大勢の人に読んでもらえるとは限りません。これだけコンテンツがあふれている現在、目に留まった文章を最後まで読んでくれる人は、それほど多くないと考えられます。

そこで質問です。
──「読まれる文章」には、どのような条件があると思いますか?

パッと思い浮かんだものを挙げてみると、斬新なテーマ、興味をひく言葉選び、レトリックのうまさ、簡潔明瞭な文章構成──などでしょうか。特にウェブ記事の場合、SEOやタイトルが重要視されやすい印象もありますね。

大勢に読まれる文章を書くにあたっては、これらの要素はたしかに不可欠。ですが、こうした細かなノウハウが話題に挙がる一方で、それ以前の大前提となるはずの “条件” が軽視されてはいないでしょうか。

それが、「文章の読みやすさ」です。

当然と言えば当然ですが、「読まれる」ためには「読みやすい」文章である必要があります。いくら興味をひくテーマであっても、肝心の文章が拙くては最後まで読んでもらえません。

なので、まず考えるべきは、前提となる「読みやすい文章」。
各種ノウハウを用いて、文章をブラッシュアップするのはその後です。

実際、「なかなかブログを読んでもらえない」と話すブロガーさんや、「継続して案件を獲得できない」と悩むライターさんから相談を受けて、その文章を読んでみると──やはり、引っかかる部分がありました。

文章として、普通に読むことはできます。ただ、誤字や脱字が多かったり、同じ表現の繰り返しが目立ったりと、文章中のノイズが気にかかりました。せっかく魅力的なテーマを扱っていても、それでは集中して読めません。

読み手に違和感を与えるノイズをなくし、読みやすい文章を書くには、どうすればいいのか。──切り口はさまざまですが、答えはシンプルです。


「文章を推敲する癖をつける」


大雑把に言ってしまえば、「読みやすい文章が書ける人」とは、「自分の文章を推敲できる人」のことであると私は考えています。自分が書いた文章を客観的に読み、間違いを発見し、最適な表現を選び、試行錯誤できる人。

文章を見直す作業が自然にできている人の文章は、(印象論ではありますが)ジャンルを問わず質が高いと言えます。

特に、クラウドソーシングで活動しているライターの文章を読み比べてみると、その質の違いが顕著。彼らが書いた原稿を過去に数百本単位で校正してきましたが、「自分の文章を推敲しているかどうか」は一目瞭然でした。

明らかに一度も見直していないだろう人の文章は、見るからに拙くて読みにくい。一方で、ミスがあるとしても誤字が2、3点程度という人の文章は、全体を通してスラスラと読める傾向にありました。

量をこなそうとするライターは、どうしても仕事が雑になりがちです。誤字は多く、句読点の位置もおかしく、同じ意味の文章が連続していることも。最低限の仕事はこなせているにしても、単価アップは望めなさそうです。

一方、高単価のライティングを継続して請け負っているライターは、初稿の時点で文章の質が高い。誤字などの小さなミスがないのは当然として、文章全体のバランスも整っていて非常に読みやすい印象を受けます。依頼側としては当然、引き続き仕事をお願いしようという気になりますよね。

※校正中に見つけた誤字と、違和感のある表現の一例(とツッコミ)

──低単価で大量の原稿を書くライターと、高単価のライティング案件を継続して獲得できているライター。

両者の違いは、いったいどこにあるのでしょうか。

もちろん、文章力といったスキル面の優劣もあるとは思いますが、それ以上に「推敲をしているかどうか」が重要であると私は考えています。

なぜなら、文章力=質の高さではないからです。

いくら文章力が高くても、人間である以上はミスをします。キーボードのタイプミスや誤変換をゼロにすることは困難ですし、一発で論理的かつ読みやすい文章を書けるとは限りません。

つまり、質の高い記事を書けるライターは、必ずしも文章力が優れているわけではなく、時間をかけて文章を推敲しているのです。

記事を書き上げたらそれで終わりではなく、何度も読み返して、間違いがないかを確認している。時には時間をおいて、より良い表現がないか、締め切りギリギリまで修正しているライターもいます。


「読まれる文章」を書くために必要なのは、具体的な個々のノウハウよりもまず、「文章を推敲する癖をつける」こと。


自分で書いた文章を読み返し、間違いを修正し、小さな違和感すらなくそうと、表現を繰り返し試行錯誤する。そうやって、読み手にスラスラと読んでもらえるように、文章の質を底上げするわけです。

文章力を鍛えるよりも前に身につけておきたい、文章を見直す「推敲」や「校正」の視点。本記事では、そんな「見直し」の基本となる8つのポイントをまとめました。

あくまでも「基本」なので、高校国語くらいまでの知識が定着していれば、改めて確認するまでもない内容かもしれません。この記事では、それを今一度「整理」するという意味でまとめてみた格好です。

また、単純に「間違いを見直す」というよりは、主にブロガーさんやライターさん向けの内容として、ウェブ上に掲載する記事の「質を高める」ためのポイントとして説明しています。少しでも参考になりましたら幸いです。


〈目次〉

【基本の4視点】
  ① 誤字・脱字・衍字
  ② 表記ゆれ
  ③ 敬体と常体
  ④ 話し言葉と書き言葉

【質を高める4視点】
  ① 重複表現の言い換え
  ② 接続詞の省略と調整
  ③ ひらがな・カタカナ・漢字のバランス
  ④ 漢字をひらく

まとめ:もっと「校正」と「言葉」について考えたい

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