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なんてことない レビュー - トゥモロー・ウォー

見たいと思いつつ見そびれていた映画をやっと今日見ました、『トゥモロー・ウォー』です。

色々「ん?」と思う点もございましたが、先祖代々(この映画の場合は親子三世代)に渡る宿命の戦いという胸熱展開が大好物オバさんなので大満足の映画でした。



サクッとあらすじを言うと、2022年12月カタールワールドカップ 試合中のフィールドに2051年の未来からやってきた兵士たちが現れ「我々はエイリアン(ホワイトスパイク)に襲われ、人類滅亡の危機に晒されている、よってあなた方にとっての子供や孫である私達を助けてほしい。」と。それから本人の意志を無視した(未来への)徴兵が始まり、主人公のダン・フォレスターも選ばれてしまいます。

徴兵適性検査にクリアするのは4.50代の普通のおじさんおばさんばっかり。(中にはおじいちゃんも)不安でしかないおじさんおばさんスクワッドが訓練もしないまま、時空転移され阿鼻叫喚地獄の未来へ飛ばされます。主人公のダンはイラク戦争で分隊長の経験があり、未来の女性司令官の音声によるサポートも頼りつつ この寄せ集めスクワッドも何とかまとめ上げるもののやはりホワイトスパイクたちには歯が立たず生憎ほぼ壊滅しました。

何とか生き延びたダンは女性司令官に直接会いますが、なんと彼女は娘のミューリ(2051年の時点で38才)でした。ミューリはダンと同じく生物学の研究の道を進みますが、時代が悪く大佐の肩書きも持ち司令官を務めています。そもそもミューリが父ダンを未来に呼んだのはある目的があり…




分かりやすくいえば前半は主人公ダンと娘のミューリとの共闘、後半は主人公ダンとベトナム戦争への従軍でPTSDに苦しみ家族を捨ててしまった父ジェームズとの共闘が本当に熱かった!この映画はダンの妻エミーもバックアップし、文字通りフォレスター家一丸の戦いなのです。


ところが私が娘ミューリを思い感動に浸っているのに、夫は矛盾やツッコミどころ、「ん?」ばかり チクチク重箱の隅をつつくんですよ。私が個人的に大好きなある小道具を、

「アレ、いらんくない? 👨 」

「いるよ!アレがあるから熱いんでしょ、最高のエンディングやんか 👩 」

アレのせいで興醒めなんですけど、あんな緊迫した状況下で短時間で出来るなんて…しかもさ、せっかく化学教師のお父ちゃんのお知恵拝借するでもなく、サクッと作っとるし 👨 」

「そ、それはミューリが研究者としてとても優秀で、それまでに10,000 以上失敗してるけど粘り強かったから… 👩 」

「もしダン・フォレスターが大阪に住んでたら豊中駅から自宅への帰り道にフッと思うんよ、アレやっぱいらんかったんちゃうかな?って 👨 」

「何で急に大阪 豊中やねん、めっちゃええとこ住んではんなァ! 👩 」

「思うねん、ラストシーンでわざわざアレ使わんでもええって。時間食うやん、もしあの場に大阪人が数名居ったら 爆撃して一網打尽にやっつけたろか。せやな〜。 でぱっぱと終わってたで 👨 」

「何でさっきからちょいちょい大阪が出てくんねん、私も大阪好きやけども! 👩」

と、まぁ見事に意見が合わないのなんの。いろんな意見があっていいんですけどね、でもフォレスター一族 in 大阪はちゃうんとちゃうかなァ。



追記:見出しの写真のように映画の感想をワーキャー言い争いました、虎丸ちゃんは私 獅子丸ちゃんは夫というふうに置き換えていただけると助かります。

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