本日の我が家の夕飯はラザニエッテでした。

オーマイのラザニエッテを初めて使ったんだけど、

パッケージ通り本当にひき肉だけで作れてすんごく簡単！

そして美味しいから、子供も喜んで食べてくれたのでもう我が家の献立のスタメン入り決定です。惜しむらくは近場のライフに売ってないこと、たまたま隣町のスーパーで見つけて美味しそうや〜んと軽いノリで買ったのです。ライフに取り扱って、と リクエストしてみようかしら。

ラザニアは美味しいんだけどちょっと手間が…と敬遠してたんですよね、① ホワイトソース ② ミートソース ③ ラザニア ④ チーズ ① ② ③ ④ 繰り返し ① ② ③ ④ 繰り返し… って考えただけで「おれはサイゼリヤに行くぞ！ジョジョーーッ！！」ってなる、マンマ・ミーア！故に Lasagne al Forno を手作りなさる方々を尊敬するのです、ブラボー！おお…ブラボー！！

アラフォーの元 昭和の子供たちにとって ラザニアといえば、やっぱり『宇宙船サジタリウス』は避けて通れませんよね？！

ラナ（見た目カエルな人）がことあるごとに大好物のラザニア、ラザニアと言ってて"ラザニアって何？美味しいん？確かに美味しそう…" と、とても気になり憧れの食べ物でした。オカンにも ラザニアとはなんぞや……！？ と聞いたところ、「グラタンの仲間みたいなもんやろ。」との回答。母よあなたは正しかった、Google先生もヤホーもスマホもない時代、昭和庶民の家庭には縁のなさそうな食べ物が何か 質問して申し訳なかったです。

ひき肉を炒めている間のBGMは当然『スターダストボーイズ』、『夢光年』も素晴らしいのですが私は『スターダストボーイズ』が数多あるアニソンの中でもトップクラスで好きなんです。ノリノリのメロディーラインにしがない中年のしょっぱさとペーソス、そして図太く 自虐を最後にカラッと笑い飛ばすような明るい歌詞がオバハンになった今 特に沁みるのです。

ストーリー自体も最高で、零細企業でブラックな内容の割に控えめな給料でこき使われる中年男性の主人公たち（職業サラリーマン）は愛する妻子のためにグッと堪らえて、危険も顧みず（出来れば避けたいけど）スリルに満ちた冒険紛いの仕事をこなすというアニメでした。

主人公たちはあくまでも普通のサラリーマンなのでA. 優しくて正義感と責任感は強いけど腕が立つ訳ではない隊長、B. 明るく賑やかだけど貧乏子沢山故に現実主義者でセコい ラザニア大好きなパイロット、C. 博学なんだけど臆病で高給取りの妻（教授）にコンプレックスだらけのクルー と、どっかしら皆 残念な部分を隠すことなく 泥臭く日々を懸命に過ごしているのです。（※ ちな ヒロイン ? D. はあらゆる異星言語に長けた おおらかで純真無垢、優れた危機回避能力の発動が遅いので間に合わないのが惜しい 異星人の通訳さんです。ﾋﾟﾎﾟ）

子供の頃からオバハンになった現在も このテの決して強いワケではない、むしろ弱い側の人々が足掻き もがきつつも懸命に生きる話が大好きなんです。強くて格好良いキャラクターばかりじゃ応援しにくいというか、感情移入しにくいので。

大好きといえど、忙しない毎日を過ごす身では『宇宙船サジタリウス』のことを考える余裕はなかなかありませんが ふいにラザニアが食べたくなったら一緒に思い出す愛しいアニメです。

↓ 原作者のアンドレア・ロモリ先生は御年77歳、未だ現役！Twitter見てたら可愛くてユーモアのあるキャラクターに建物などの緻密な筆致、尊敬でしかないですゥ 😍

追記　ラザニアとラザニエッテの違いはパスタのサイズの違いでイタリア語の接尾辞-etteは「小さい」ことからラザニエッテとは『小さいラザニア』なんだそうです。オーマイの独自の商品名なんかな、と思ってました 😅