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なんてことない 日記 - お母ちゃん業8年8ヶ月、未だ慣れず修行中の身

今月は何故か子供関連の仕事で忙しいんですよ、PTA登下校見守り活動が3年生の保護者が当番の月だから朝から決められたブロックに立たないといけないし 参観&懇談会もあるし。

終わったからいいけど運動会や校外学習もあったし、子供は風邪で病院通ってるし そうこう言うてる間にインフルエンザ予防接種の予約日も近づいているし… ああ面倒くせー面倒くせーとぶーぶーボヤきながら日々追われています 🐷




今日、子供が休み時間に道徳の教科書「生きる力」(日本文教出版)の、習っていない箇所を読んだとそうです。タイトルは『お母さんのせいきゅう書』というお話。


元々は ※『ブラッドレーのせいきゅう書』(「牧師ヒュー・テー・ケル博士の児童説教」の一部(上村哲弥訳)を児童向きに書き改めたもの)という話でドル表記なのでアメリカの話なのかな?どこの国、とはなかったのでその辺はあやふやで申し訳ないのですが 主人公ブラッドレー少年が日本ではだいすけくんに置き換えられています。(出版社によっては名前がたかしさんパターンもあるそうな)

※ [転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000233697


私は知らなかったのですが、2018年にNHKクローズアップ現代にも取り上げられたそうで当時なかなかの物議を醸したそうです。



子供「だいすけくんがそろばんのおけいこのごほうびやお手伝いの報酬として合計400円の請求書を作ってテーブルの上に置いとくねん、それ見ただいすけくんのお母さんはいつも通り優しい顔で400円くれるねん 👧 」

私「そんな観音菩薩様みたいなお母はんが世の中には居てはんねやな 👩 」

子供「ほんでな、続きがあんねんけど 今度はお母さんからだいすけくんは請求書をもらうねん。食事を作ってあげた 0円、服や靴を買ってあげた 0円、病気のとき看病してあげた 0円… ってぜーんぶ0円やねん。それ見てだいすけくんは涙がぽろっとこぼれて反省すんねん 👧 」

私「だいすけェェェ 👩 」

この話を読んだうちの子はだいすけくんを自分に置き換え、お母さんを私に置き換えたそうです。


子供「ウチがこんなん(請求書)母ちゃんに見せたらしばかれそうやなって思った 👧 」

私「よう分かっとるやんけ 👩 」


お母さんサイドの意見としては別に感謝感激しろ とは言いません、親バカですが子供の笑顔でチャラになったりします。(日記冒頭で散々ブーたれてますけど)

たまーに「母ちゃん、ありがとうね(チュッ)👧 」って頬にチューしてくれたら十分おつりが出ます。ただ私がだいすけくんのお母ちゃんやったら正直こんな小賢しいことわざわざせんと、「400円頂戴 🥰 」って素直に言ってほしいです。



子供が寝ているときに夫に以上の流れと最後にYっちゃんが自分に置き換えて考えたらしいけど なんて考えたと思う?と聞くと、

夫「k1mmyにボコーってどつかれる、思ったんちゃうか 👨 」

私「盗み聞きしてたんちゃうか !? なんで分かったんや 👩 」

夫「ほんで どつかれたYは涙がぽろっとこぼれんねん、どっとはらい 👨 」

家族(夫と娘)は私を何やと思っとんのじゃ、まァ私的には大正解やけども。


ちなみに2018年のクローズアップ現代ではこの『お母さんのせいきゅう書』を学ぶ都内の小学校を密着取材していたところ、プリントの問い「お母さんはどんな気持ちでたかしにお金を渡したでしょうか?」に対し 一人だけみんなとは異なる意見をユーモラスに記入した男の子が居ました。

クラスの大半が母親の愛は無償の愛という意見に対し、彼の家庭は共働きで彼のため家事労働に勤しむ母親に寄り添った(母を思った)意見は無償の愛を訴える新任の女性教師によって否定されたそうです。


実際この放映を見ていないから私が言えたもんじゃない、悔しいけど今更 何も言えないけど今 イーーーーーってなってる。

この放映は2018年、放映当時4年生(10歳)だった男の子やクラスメイトたち。4年後である現在(2022年)は14歳ぐらいでしょうか。

「ウチら若かったよね。」「俺ら青すぎじゃね?」「無償の愛一本勝負はダイバーシティじゃないよなー。」「それな。」という風に多様性について考えてくれたら、おばちゃん何も言いません。みんな正解、みんな最高って言いたいです




オマケ:イーーーーーってなってるとき心落ち着かせてくれるときめきナイスガイがいます、

それは まぎれもなく ヤツさ

コブラ / 前野 曜子



コブさんかっけーーーっっ、ヒューッ!


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