なぜ男性の育休取得率が7%なのか

今日のスッキリで男性の育児休業の取得率について特集をやっていました。
企業側の視点と、お父さんの視点と、お母さんの視点からそれぞれの意見を取り上げていて、必要な視点は揃っていたように思います。育児休業取得の義務化という話に絡んだ特集だったんだと思います。

私は思うに、これはとてもシンプルな理由で。
単純に、育休したくないというだけだろうと、思うのですよね。
育休を絶対に取りたい人は、取ってると思う。

特集では、色々な要因を挙げ連ねていました。
会社に言いづらいとか、戻ってきたら異動させられたとか、不慣れなお父さんにやらせるより自分でやった方がいいというお母さんの意見もありました。
それらを建前に、本音は、そもそも仕事休んで収入減らしてまで、積極的に子供の面倒を見たいと思っていないという、ことだと思います。
奥さんがやってくれるし。

それを非難したいわけではなく。
だって、子育てって大変ですからね。仕事とは違った大変さがあります。それを望んでやりたいと思えないことを、私は非難できないです。大変だもの。
仕事の方が楽しいお父さん方は、いらっしゃると思う。それはけして不健全ではないと、私は思います。

ただ、仕事と子育てのどちらが偉いとか、どちらが大変とか、どちらがすごいとか、そういうことをもしお父さん方が言い出したら、それは全力で否定したいです。もちろんお母さん方も。
どっちも、大変です。同じくらい大変で大切な事だと、お互い思っていることが大事だと思います。

育休の義務化とか極端なことをする前に、そもそも育休とりたいのかっていうところから、ちゃんと声を拾い上げるべきだなと思います。
育休中100%収入保障されるなら、また話も変わってくるかもしれないですけれどね。
いまの制度のまま義務化すると、むしろ出生率下がるのではないかなと、個人的には思いました。

子供が可愛くないのかとか、そういう意見もあるんだろうなと思うんですが。小さいかわいい時期はあっという間だよ、とか。
この貴重な時間を、逃してしまっていいの?というご意見。
でもそれは、当人たちが考えて決めることであって、他人がとやかく言うことじゃないなぁと、思います。
子供が可愛いのなんか、誰でも親になったらわかることです。

同様に、女性の社会進出についても。
結局、当の本人たちが、そんなに望んでいないんだと思います。
もちろん働きたくても環境が許さないという、歯がゆい想いの女性だっていらっしゃるでしょうけれど、多数派の想いとしては、それほどきつくなく、ある程度の収入が安定して得られば、やりがいは二の次というのが、リアルな本音じゃないでしょうか。
なんなら、状況が許すならば、専業主婦になりたい女性はとても多いと思います。
働きたいって、そもそも思ってない。

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