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小規模事業者持続化補助金について商工会議所で話を聞いてみた(2023年11月時点の情報)

小規模事業者持続化補助金の公式ホームページの内容とあわせて、商工会議所に相談に行った際に確認した内容をまとめます。

小規模事業者持続化補助金公式ホームページ



補助金の支給額

  • ホームページは4分の1まで

  • 広告費や機械導入は3分の2まで

巷では
「ホームページ制作50万円なら3分の2にあたる30万円支給されます!
といわれていますが、商工会議所や公式の情報では4分の1までの支給となるようです。

例:ホームページ制作費:50万円
支給額の上限は12万5千円

小規模事業者持続化補助金<一般型>スライド16

また、直前には「ウェブサイト関連費のみの申請はできない」と書かれているため、広告費や創業枠とセットの申請を前提に進めた方がよさそうです。


小規模事業者持続化補助金:手続きの流れ

2023年11月時点の内容

2023年12月12日(火)までに申請(事業計画や費用の見積りなど)

2024年2~3月ごろに採択の結果が通知

ホームページや広告を発注(採択前の発注は対象外になるもよう)

2024年8月末までに支払いを完了(ホームページ制作や広告費などの費用)

2024年9月10日までに支払いを証明する資料を送付(ネット申請可)

  • ネット申請時はGビズ IDが必要

  • 支払いを証明する資料は発注先の請求書などでOK

Gビズ IDについて


申請時のポイント:商工会議所の方よりアドバイス

「見積金額はすこし多めにして申請書を作成するように」と、商工会議所の方よりアドバイスをいただきました。

例:50万円で申請

実際の支払額:40万円
→支給額:10万円
※実際の支払額(40万円)が対象になるため

実際の支払額:60万円
→支給額:12万5千円
※申請時の50万円が対象になるため

◆40万円で申請→実際の支払額が60万円

申請した金額の対象となる10万円しか支給されないので注意しましょう。


小規模ひとり治療院が狙うべきは広告費と創業枠

ホームページ制作とあわせて広告費で申請

広告費は、3分の2が支給される。
チラシやネット広告の総額:20万円
→支給額:12万円

創業枠を利用するおもな条件3つ

  1. 創業3年以内

  2. 商工会議所や自治体の役所で事前相談(セミナーのようなものらしい)

  3. 相談した証明書を控えておく


申請書や実際の書き方は?

小規模事業者持続化補助金公式ページに、申請書のファイルや記入例がまとめられています。

公式ページ

ページ中盤にある申請書のファイル

記入例のファイル

くわしい書き方について

商工会議所で、添削していただけます。時間があるなら、自ら足を運んだ方が良いと思います。


依頼を受ける立場として協力できること

金額や支払いを証明する資料の提供のみ
※見積や請求書など

しいてあげるなら、ホームページ制作の内容をもとに、事業計画や販路の拡大についてのコメントまでになるかと。

書類作成の代行業務を引き受ける場合は、一定の費用をいただく方向で考えております。

補助金を検討している先生の参考になれば幸いです。

治療院ホームページ制作のご相談はコチラ↓


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